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季節をふたつ経て変化


久しぶりのメンタルクリニックでの診察

10月半ばに「もうがんばりたくない…」と
思って駆け込んだのが最初だったので、
初診からもう半年が経ちます。

この間に休職、退職をしました。

冬服を着ていたときがなんだか懐かしい。

病院のある駅に来て
いつもの道を辿って
診察を待っていると、
心がぼろぼろだった当時を思い出します。

当時は自分が弱くて脆い人間と感じていたし
自分の存在感を消したかったし
うまく笑えないし
とにかく元気が出ませんでした。

メンタルクリニックって
落ち着いていて
陽の雰囲気ではないのですが、
当時の私はその空間に飲み込まれるというか、
溶け込んでいました。

でも久しぶりに診察に来た私は、
この空間に溶け込んでいない感じがしました。

半年前よりずっと
元気になったのではないかと思えました。



メンタルケアを受け、抗うつ薬を飲んでいた期間
と言うと、ネガティブですが、
もちろん健康で過ごしたかったですが、
私の中でこの半年間は
とっても愛おしい時間でした。

周囲と比較せず
自分がどうしたいかを自分で決める
ということができたことが、
こう思えた最も大きな要因だと思います。

疲れたら休む
散歩したかったら外に出る
料理など何かを作ることが楽しい
本にわくわくする
父に会いたくて泣く
ひとり旅の計画を立てて、旅をする

時間をゆったり使えたからできたことでした。

そしてこの期間があったから、
自分を大切にするとはどのようなことか?
理解できたと思います。

理解しないまま
スケジュールも心も忙しい生活を続けていたら…
と思うと、恐ろしいです。

24〜25歳にかけて、
自分を大切にする方法を見つけられたのは
本当に大きな収穫でした。

来年以降、仕事を始めたときにも
きっと役立つと思います。

私は人よりも休息が必要だろうけれど、
休んで良いのです!!

ただ、心身ともに健康でいたいだけ!

ゆっくり、亀のペースで🐢
この先も健やかに過ごせたらな。

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