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自分のことを書く、自分とは何か、的な。
自分とは。
この不可思議な生物について、何度も考えて、放棄して、放置して。
最近、「コロナ禍」という非日常が日常になりつつある中、
自分とは、
またむくむくと、その考えてもしょうもないような問いが
よく言えば、雨後の筍。悪く言えば、水溜りのボウフラのように増殖し始めた。
つまり、鬱っぽいってこと。
20歳の娘に言わせると、私が鬱になるなんてあり得ないらしい。
だから、鬱っぽい。
ケーキのクリームと記憶
私には、わりと小さい頃からの記憶が残っている。
記憶力がいいわけではないと思う。おそらく、何度も何度も、記憶を反芻する癖があるのだ。
それは、簡単に引き出せる記憶の引き出しとなって、増えていく。
その時 私は、モンチッチのぬいぐるみをあてがわれて、撫でくりまわしていた。
目の前には、白くて大きなケーキ。
(ああ。美味しそう。ちょっと食べてみてもいいかな。我慢できないな。)
(今なら、誰