小学校に出張授業!子どもたちにHamic製品を通してITの世界を楽しんでもらった話
2021年3月某日、Hamee本社ご近所の小田原市立新玉小学校にお邪魔し、Hameeで開発するHamic製品シリーズを使った特別授業を行わせていただきました。
Hamic製品とは、「テクノロジーで愛のあふれる世界をつくる」をミッションにHameeが開発するIoT機器。主に子ども向けのコミュニケーション機器などの開発に取り組んでいます。
今回は、そんなHamic製品を活用して、子どもたちにITに慣れ親しんでもらう目的で授業を行わせていただきました。
講師を務めたのはHamicプロジェクトメンバーの河合成樹。防犯ジャーナリストとしての顔も持ち、数々のTV番組にも出演しています。また、自身も2人の子を持つ子煩悩パパでもあります。
「はみっくベア」と「はみっくポケット」に触ってみよう
授業では、未就学児~小学校低学年児童を対象にしたクマ型音声メッセージロボット「Hamic BEAR(はみっくベア)」、本格的なスマホデビュー前の子ども向けプレスマホ「HamicPOCKET(はみっくポケット)」を使用しました。
「はみっくベア」は誰でも簡単に音声メッセージをスマホなどに送ることができ、「はみっくポケット」は専用アプリ上でLINEのようにテキストでのメッセージのやりとりが可能です。
今回は下記図のように、「はみっくベア」から「はみっくポケット」に音声メッセージを送ったり、逆に「はみっくポケット」でテキストを打ち込んで「はみっくベア」にメッセージを送って再生するという、双方コミュニケーションを体験してもらいました。
実際にやった流れはこんな感じ↓です。
①「はみっくベア」の頭をぽんっと押す
↓
②ベア「誰にメッセージを送る?」
↓
③子ども「ようきんぐ(送りたい相手の名前を言う)」
↓
④ベア「ようきんぐへ、メッセージはなあに?」
↓
⑤子ども「こんにちわ(メッセージはなんでもOK)」
そうすると、子どもがベアに話した「こんにちわ」という音声がようきんぐこと「はみっくポケット」に届き、アプリ上でメッセージが再生できます。
逆に「はみっくポケット」で「こんにちわ」と打って送信すると、「はみっくベア」が受信し、送られてきたテキストを音声で再生してくれます。
こんなやりとりを、わちゃわちゃしながらもクラス全員に体験してもらいました。
「今の子どもたちはスマホにも慣れっこだし、楽しんでくれるかな……」という不安をよそに、みんなとっても楽しんでくれて、「はみっくベアの声がかわいい」「音声がすぐ届いてすごい」なんて嬉しい声が聞けました。
相手のことを思ってコミュニケーションしよう
ふれあい体験後、Hamic製品がどんなふうに作られているのか、河合先生がわかりやすく説明してくれました。
時折、冗談↓も交えながら。みんな笑ってくれて先生もひと安心です。
最後に。河合先生から大事な話がありました。
コミュニケーションは便利だけど、ただ相手に情報を伝えるだけじゃない。相手がそれによって、どう考えるのか、賛成や反対、どう行動するのかもちゃんと考えなきゃいけない。
だから、いろいろな人といろいろな形でコミュニケーションを楽しみながら、自分だけじゃなくて相手がいるということを改めて考えてみてください。そうすると仲間はずれやいじめ、事件に巻き込まれない、楽しい毎日が過ごせます。
と、ラストを深イイ話で締めた河合先生。さすがです。
後日いただいた子どもたちのアンケートでも、ありがたい感想をたくさんいただけました。
・はみっくベアがゆっくりとはきはき話してくれて、面白かったです
・本物のスマホみたいだった
・ラインとほぼ同じでボイスメッセ―ジが送れた
・楽しかったから、もう一時間くらいやりたかったです
・今度Hameeに行ってみたい。
・これを家族の中で使ったらとっても楽しいだろうなと思った
・クマのイントネーションが面白い
・コミュニケーションするとき相手がどう思うか考えようと思った
中には河合さんの冗談を褒めてくれる感想までも。よかったですね、先生!
先ほどご紹介したようにHamicのミッションは、「テクノロジーで愛のあふれる世界をつくる」。実際にHamic製品を通してITに親しみながら、楽しんでくれる子どもたちの笑顔に、とっても嬉しくなりました。やっててよかった、Hamic事業。
貴重な機会をくださった小田原市立新玉小学校さん、ありがとうございました!小田原に限らず、もしご興味があるという学校・団体の方がいらっしゃいましたら、下記サイトからお気軽にお声がけください。
今後もHameeは愛のあふれる世界を目指して、Hamic製品の開発に取り組んでまいります。