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本など

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読んだ本のメモ。
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#読書感想文

読んだ本 『井上俊之の作画遊蕩』

読んだ本 『井上俊之の作画遊蕩』

帯で惹かれたら充分。作画の神々だけが辿り着く地平で交わされる言葉の数々に、痺れればよろしい。

ただ、ちょっと説明は必要な本かと思う。

それは「興奮した帯書いてる本田雄(たけし)さんもシン・エヴァやる予定から『君たちはどう生きるか』に引き抜かれて・・」
「お前も神だろ!ってことで」は、なく。

まずは、分量の意外な少なさ。
10名との対談を収めたわりに152ページで、ひと対談は13ページ程度にと

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「コミティア146」で買ったもの

「コミティア146」で買ったもの

世に「即売イベント」の種は尽きまじ

文学フリマ、に、ここ2年くらい行っていて、
行って面白いのはいいのだけど、それだけで「即売会イベント」のイメージを持っているのもアレだなあ、という思いがちょこちょこあったんですね。
また、文学フリマも次々回から東京ビッグサイト開催とアナウンスされ。多くの「即売イベント」はビッグサイト標準だったりして・・・。

そんなあれこれで
12月はコミティアとゲームマーケ

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ここ最近読んだ本

ここ最近読んだ本

みなさん、せっかくの読んだ本、忘れてませんか?
わたしは忘れます。

どんどん忘れます。

このnoteで、文学フリマで買った本など、ちゃんと書いておくとひじょうにべんり。とわかったので
書いときます。

4冊。

濱野ちひろ『聖なるズー』  (集英社、2019年11月)

この世には「動物性愛」という性愛のかたちを持つ人間がおり、それは「獣姦」とは違うという。何が違うか。それは、心理的な愛着があ

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『ちょっとは正しいゲームの歴史』を読んだ日記

『ちょっとは正しいゲームの歴史』を読んだ日記

岩崎啓眞さんの
『ちょっとは正しいゲームの歴史』よみました。

これで、
岩崎夏海・稲田豊史『ゲームの歴史』の騒動に
区切りがついた・・・と一応は言えそうです。

これどんな騒動だったか

簡単にいうと、
講談社という立派な会社から
『ゲームの歴史』という真正面なタイトルの本が出されたが、
内容が間違いだらけと多数の指摘があり、炎上。
「確認中」「増刷で修正予定」などのコメントが出たのち、
結局販

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「文学フリマ東京36」で買った本

「文学フリマ東京36」で買った本

去る5月21日(日)
文学フリマに出店しつつ、
買った本の紹介コーナーです。

ちょうど一年前に、お客として初参加したとき、買いすぎた。1万7000字

今回は事前にWebカタログ(1400ブース超)を全部見る(!)という狂気を冒してみたんですが、
やっぱりそこまですると処理しきれなくて、「気になる」押してそれっきりが増えてしまいました。。。

今回6000字。

第一展示場

やまおり亭『〆切七

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