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世界はグラデーションでできている

例えば、白黒はっきりさせたいとか。

やるからには、正解を選びたいとか。

赤の隣はピンク、ピンクの隣は紫、紫の隣は青・・・と、綺麗に並んで箱に入ったクレヨンのように、現実世界の物事は全て、違いがはっきりしている、ように思える。

例えば、男らしいとか、女らしいとか。

子どもっぽいとか、大人っぽいとか。

ほとんどの言葉には反対語が存在していて、その両極には明確に線が引かれ、「ハタチを過ぎたら大人。」みたいに、せーので跨いだらもう、くっきり変わってしまうように思えてしまう。

今まで私は、そんな風に思って生きてきた。

だけど、最近思うことがある。

世界はグラデーションでできているんじゃないか、と。

例えば、白黒はっきりしないことは多々起きるし、その曖昧さが私たちを救ってくれることがある。

やるからには正解を選びたいと思っても、そもそもたった一つの正解なんて、存在しないことがほとんど。

男性でも女性らしい気遣いができる人もいれば、女性でも男性らしい決断力がある人がいたり。(そもそもこの例え自体、個人的にはあまり好きじゃないけど)

子どもだって大人が思いつかない発想で驚かせてくれるし、大人になっても子どもの頃と何にも変わらないことだってある。

そうやって世界は、いろんな色が混ざり合ってできているのだ。

🌈

世界がグラデーションでできていることを受け入れるまで、私はすごく息苦しかった。

努力しても到底理想に辿りつかない自分のことや、周りの世界の曖昧さ、教科書通りの正解なんて無いのに、ひたすら正解を探し続けること・・・

全てのことをハッキリさせようと、肩肘を張って、生きてきた。

だけど、世界はグラデーションでできているのだ。

空に浮かぶ虹を7色だと捉える国もあれば、4色や5色だと捉える国もある。

複雑な色が絡み合っている世界を、何色だと感じたって、いいじゃない。

遠くに見える理想だって、グラデーションで繋がっているんだから、目指し続ければいつか辿り着く。

そんな世界を受け入れたら、肩の力が少しだけ抜けた気がする。

何色かわからない色も、言葉が見つからない出来事も、あったっていい。

目の前のことをありのままに見つめて、自分の感性を信じて、行動に移していく。

その積み重ねが自分の中に、他の誰にも真似できない綺麗なグラデーションを作ってくれるはずだから。

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