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【さっき見たヘンなユメ】亀 VS. クラーケン

族で山道をドライブしていると、眼下に幅7~8メートルの流れの急な川が見える。川の中には、甲羅に刃物やスクリュードライバーが突き刺さった亀が群れを成して泳いでいた。

私はいつの間にか亀たちと一緒に泳いでいて、川底に目を向けると、からだが半透明のチンピラ集団が敵意をむき出しに待ち受けていた。彼らは、“クラーケン”と記載された社員証を首から下げ、水中に石の壁を作って、亀たちをブロックしようとしている。

亀たちがチンピラ集団と交錯すると、1匹の亀が半透明チンピラに食べられてしまい、体内でもがき苦しむ姿が外から丸見えだった。その様子があまりにも恐ろしかったのか、亀たちは顔を見合わせてざわつき始める。「もうカメやめようか」そんなことを言っている亀もいた。

そこで私は目が覚めた。

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