小林白菜

ビデオゲームと『アイカツ!』シリーズと『プリキュア』シリーズ、ところによりプリティーシ…

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ビデオゲームと『アイカツ!』シリーズと『プリキュア』シリーズ、ところによりプリティーシリーズ。

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小林白菜の書いてきたもの

2018年に商業媒体への寄稿を開始して以降、執筆してきた文章についてまとめました。紙媒体のCONTINUEさま、週刊ファミ通さまでの仕事内容はすべて記載。Webメディアへの寄稿、noteに趣味で投稿した記事については反響の大きかったもの、自分で気に入っているものなどを抜粋して記載しています。随時更新予定(最終更新日:2021年8月18日)。 CONTINUEライター募集で採用いただき、Vol.53(2018年5月発売号)より商業ライターとしての寄稿を開始しました。ゲーム・ア

    • 2020年 小林白菜自薦記事 12選

      今年はこれまでの人生でいちばん文章を書くために頭を捻っていた時間の長い1年だったんじゃないかと思います。 とにかくいろいろな記事を書いたし、その中でたくさんの挑戦もさせてもらえたし、おおむね上手くいったものもあれば、反省ももちろんあって……。商売としてやっているとはいえ、どの記事も頭を悩ませて産み出したものなので愛着はありつつ、中でもお気に入りだったり、もっと読まれてほしいな……という記事もある訳で……。 今回は2020年に書いた記事の中でも特に改めて紹介したいものを“自

      • 続編がリリース間近なので『Deadly Premonition』の魅力を知ってほしい

        ※この文章は、某所のゲームライター募集にエントリーするために書かれたものです。このとき取り上げたゲーム『Deadly Premonition』を改めて紹介する良き頃合いとなりましたので、細部を手直しした上で公開いたします。 『レッドシーズプロファイル』、または『Deadly Premonition』というゲームをご存知でしょうか? このゲームは2010年にPlayStation 3及びXbox 360用ソフトとして発売。このときの日本版のゲームタイトルが『レッドシーズプロ

        • 放送延期が決まった今こそ、シリーズ最高傑作になるかもしれない『ヒーリングっど♥プリキュア』を観てほしい

          ついに恐れていたことが起こった。 『ヒーリングっど♥プリキュア』の放送延期である。 その知らせに、ある者は膝から崩れ落ち、ある者は愛する者の胸を借りて泣き、またある者は半休の申請に走ったという。 しかし、ひとしきり悲しみに暮れたあと、プリキュアを愛する者たちは皆、こう考える。 「こんなとき、プリキュアだったらどうする…?」 そう、「プリキュアは絶対にあきらめない」のだ。どんな絶望的な状況でも、自分にできることを最後までやり抜く。それが我々がプリキュアから受け取った精神

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        • 2020年 小林白菜自薦記事 12選

        • 続編がリリース間近なので『Deadly Premonition』の魅力を知ってほしい

        • 放送延期が決まった今こそ、シリーズ最高傑作になるかもしれない『ヒーリングっど♥プリキュア』を観てほしい

          『フレッシュプリキュア!』が好きなので「光彩の摩天楼」をプレイしました。

          ※この記事には『フレッシュプリキュア!』の中盤までの展開と、『ワールドフリッパー』ストーリーイベント「光彩の摩天楼」のネタバレが含まれています。 きっかけは以下のツイート。 これらのツイートを読んで、プリキュアシリーズのファン、特にシリーズ第6作目『フレッシュプリキュア!』を好きな人間が、「光彩の摩天楼」に興味を持たないのは難しいだろう。 小松由佳さんと言えば『フレッシュプリキュア!』で敵組織の幹部「イース」こと「東せつな」を演じた声優さん。そして沖佳苗さんは主人公「キ

          『フレッシュプリキュア!』が好きなので「光彩の摩天楼」をプレイしました。

          2019年映画ベスト10+α(アニメ多め)

          毎年ツイッターでサラッと済ませてる今年観た新作映画のベスト10だけど、せっかくまとまった文章を書く場所を持っているので、今回はここで何故その映画が好きなのかといった部分にも軽く触れつつ発表していこうと思う。 ちなみに自分は本来的にはゲーム・アニメオタクなので今年観た劇場作品もアニメーション作品が多めだ。映画ファンなら観ていて当然みたいな作品をわりとスルーしているのでその辺はご留意ください。 それではさっそく第10位からいってみよー! 第10位 アベンジャーズ/エンドゲー

          2019年映画ベスト10+α(アニメ多め)

          『イースVIII』がめちゃめちゃ面白かったので『イースIX』が楽しみというはなし(※主にイースVIIIのレビューです)

          増税直前ということで、話題のゲームタイトルがどっさり発売されている2019年9月。そんな中、僕がいちばん楽しみにしていた『イースIX -Monstrum NOX-』がついに本日発売を迎えた。なぜ並み居る話題作の中で本作に特に期待を寄せていたかといえば、昨年Nintendo Switch版でプレイした前作『イースVIII -Lacrimosa of DANA-』がめちゃめちゃ面白かったからだ。これが『イース』シリーズ初体験だったのだが、とにかく感心させられることの多いゲームだっ

          『イースVIII』がめちゃめちゃ面白かったので『イースIX』が楽しみというはなし(※主にイースVIIIのレビューです)

          『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 -永遠と自動手記人形-』

          『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 -永遠と自動手記人形-』を観た。 これまでに京都アニメーションが手掛けてきた作品では、1年以上の経験を有するスタッフのみがその名をクレジットされていたという。しかし本作のエンドクレジットにおいては、特例として「制作に関わった全てのスタッフの名前」が記されている。これは藤田春香監督たっての希望だったそうだ。 この措置が取られたのは、やはりあの忌まわしい事件がきっかけだったようだ。けれど作品を鑑賞して感じたのは、それがこの作品の根幹を

          『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 -永遠と自動手記人形-』

          「全プリキュア大投票」結果予想

          ここか、祭りの場所は。 「全プリキュア大投票」はNHKがネットユーザーを対象に行う投票企画。2019年7月12日(金)~8月31日(土)の期間中、我々はプリキュアシリーズにおける「好きな作品(1つ)」「好きなプリキュア(3人)」「好きなキャラクター(3人)」「好きな歌(3つ)」を選んで投票することができる。 投票の結果は9月14日(土) [BSプレミアム]にて放送の「発表!全プリキュア大投票」で3時間半にわたって発表される予定だ。また、8月放送の「歴史秘話 プリキュアヒス

          「全プリキュア大投票」結果予想

          SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE 感想

          『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』(以下『SEKIRO』)のエンディングを見た。 ここから先のやり込みこそが真骨頂といえるゲームなのだろうけど、本作が僕にとって、大作タイトルとしては『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』以来の最高のゲームだってことは間違いなさそうだ。 そして2000年代、2010年代の「対NPC戦に重きを置いた3Dアクションゲーム」の進化を包括しながらも、集大成的な位置づけに留まらない孤高の傑作でもあると思う。 僕はソウルシリ

          SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE 感想

          ありがとう『アイカツフレンズ!』(1年目)+傑作エピソード10選

          『アイカツフレンズ!』の1年目全50話の放送が終了した。 過去作が持つ優しく豊かな世界を正しく引き継ぎながら、独自の試みも多く成されたこの作品は、『アイカツ!』が未来に向かって前進し続ける女の子たちを描き続けた作品であったことを再認識できる、『アイカツ!』シリーズの最新作に相応しい作品だったと思う。 とりわけ1年間を通して描かれたストーリーラインの一貫性と淀みの無さはシリーズでも屈指のもので、過去作と比較しても最も人に勧めやすい作品になっていると思う。また「フレンズ」という

          ありがとう『アイカツフレンズ!』(1年目)+傑作エピソード10選

          2018年のベストゲームと2019年の展望

          2018年はいろいろと人生においても大事な年だったし2019年もさらなる飛躍を目指したいわけですが、今回はとりあえずゲーマーとしての昨年の振り返りと今年の方向性について。 まず2018年の個人的ベストゲームトップ5はこんな感じ。 1.Into the Breach 2.Déraciné(デラシネ) 3.イースVIII -Lacrimosa of DANA- 4.レイジングループ 5.Nintendo Labo Toy-Con 01: Variety Kit デラシネとニン

          2018年のベストゲームと2019年の展望

          2018年に遊んだゲーム一覧

          そのうちもう少しちゃんと振り返る予定ですがひとまずコレでお茶を濁しておきます。 ろくにプレイできてないゲームも含むので、それは2019年以降改めてリストに加えるかもしれません。太字は特にプレイして良かったゲームです。 【PS4】 龍が如く0 誓いの場所 Firewatch ゴッド・オブ・ウォー カリギュラ オーバードーズ Burnout Paradise Remastered ソウルキャリバーⅥ No Man's Sky Red Dead Redemption2 ASTR

          2018年に遊んだゲーム一覧

          2018秋アニメ個人的注目作

          10月から始まるTVアニメで個人的に楽しみにしている作品をまとめました。 放送開始前の情報収集はあまりしないので、ほとんどフィーリングで決めてる感じ。 上の作品ほど期待度高め。 色づく世界の明日から俺たちのP.A.WORKSが手掛ける、『凪のあすから』以来の篠原俊哉監督作品。さらにシリーズ構成が『アイカツスターズ!』『アイカツフレンズ!』の柿原優子とあれば期待しないわけにはいかない。ちょっぴりファンタジー要素のあるタイムスリップもの?らしいことと、『凪あす』に勝るとも劣らぬ

          2018秋アニメ個人的注目作

          オタクにこそおすすめしたい『アンナチュラル』

          最近、TBS系列で放送されたテレビドラマ『アンナチュラル』を観ていたのだが、これが大変に面白く、僕の周りのオタクにも広めたくなったのでここにおすすめ文を記すことにした。 【そもそも何故観ようと思ったの?】まず僕が『アンナチュラル』を観ようと思い至った理由を語る。 本作の脚本は新垣結衣、星野源主演のテレビドラマ、『逃げるは恥だが約に立つ(以下『逃げ恥』)』でも脚本を手掛けていた野木亜紀子の手によるものだ。 この『逃げ恥』は今年の正月に一挙放送が行われており、「そんなに評判

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          アニメ版『プラネテス』 改めておすすめしたい大傑作

          テレビアニメ『プラネテス』は2003年から2004年にかけてNHK BS2(現BSプレミアム)で放送された、幸村誠のコミックを原作とする作品だ。制作は代表作に『アイカツ!』があり、『機動戦士ガンダム』や『コードギアス 反逆のルルーシュ』、『ラブライブ!』なども手掛けているサンライズ。 僕はテレビアニメが好きで、いくつかの作品には強い思い入れを持っている。『アイカツ!』シリーズはその最たる存在だが、そういった思い入れの強弱を抜きにして純粋な完成度で考えるならば、『プラネテス』

          アニメ版『プラネテス』 改めておすすめしたい大傑作