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便利って必ずしもいいことではない


2020年12月 成田留学を企画し、”ワットパクナム”という日本にある唯一のタイ王国公式施設に泊まりました。
あの時から今回の英語村の企画が本格的に始まったと思ってます。
振り返れるとあの時がキーとなったタイミングだったなと改めて思います。

人材業界に新卒で入り、派遣の部署にいたこともあり、研修や教育は近い距離にありました。
だからこその奥深さや気軽に触れてはいけない分野の仕事だと思っておりました。
そんな中教育の業界に入ったのは、日本テレビの研修事業に営業メンバーで参画してからです。
新人研修を中心に扱っておりました。
最初に入った会社の仕事のやり方ってその人のキャリアに大きく影響することは、多くの方にあって強く感じていることの一つです。
教育事業に関わること、そして間接的にでもお客様の人生の分岐点に関わることは重要性を感じざるを得ませんでした。
その後語学学校を引き継ぐことになり、子供たちの教育も関わることになりました。

こうして教育に関わり、”どんな人になって欲しいか”の点をずっと意識することが増えました。
これは大人も子供も全ての方に対してです。
手段が目的にならないように、ゴール地点を常に考えてました。
その中には過程としての”失敗”もありですし、凹むことや成功体験も含めてどんなゴールに辿り着くかです。
こう整理すると、途中で言語化できた、”バックキャスティング”という言葉がしっくりきたのは自然のことだったのかなと思います。

共通することはやはり、”社会で活躍する人になってほしい”です。
活躍=大きな事業ではなく、大きなことをして欲しいってことではなく、本人が納得するような活動ができるようになって欲しいと思ってます。
そんな観点で生きていると、気になることが。。。

家電製品の取扱説明書の後ろのほうの「こんなときは?」には、
「スイッチを入れたが作動しないときは、
コンセントを差しこんであるか確かめましょう」
ある陶器の説明書には
「下に落とすと割れる場合があります」

丁寧を通り越して失礼にまで感じるのは私だけでしょうか。
”考える”力がなくなってるのでしょうか。
便利になりすぎてという弊害に感じてます。

便利なことがとにかくいいというわけではなく、不便だからこそ知恵が必要になる場面もあるかなと思ってます。
海外にいるときに特に思うことです。
日本では当たり前で考えてもみなかったことを意識するようになる感覚がいっぱいあります。
非日常って言ってますが、それこそが当たり前という先入観だなと思ってます。
語学学習だけではない、留学の価値の一つです。
鳥取英語村でも出せたらなって思ってますが、今はまだ想いです。

つづく

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