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自己肯定感の大切さ

自己肯定感とは何なのか改めて調べてみた。


自己肯定感とは
″自分の存在には価値がある″
″自分自身に満足できている″
と自分の価値や存在意義を肯定できる、自分自身を認め尊重できる感覚のことです。
自分が他人からどう評価されているかではなく、自分自身が現状の自分に満足できているかどうかを基準に考えることで、自己肯定感の高さは決まります。

と書いてあった。
前にも書いた通り息子は
″学校は自分のことは邪魔だと思ってる″
″先生たちは自分のことが嫌いだ
″自分は何やってもできない″
など否定的な言葉しか言わない。

自己肯定感が下がればヤル気もなくなるだろうし、生きていて辛いと思う。
小学生のうちは学校で過ごす時間が長い。
そんな悲観的な心で学校にいたら余計辛いだろう。

″どうせ僕なんて″

何をするにも、こう思ってしまったら何もやりたくなくなるだろう。
私も自己肯定感が低い。
大人になっても低いけど温かい人たちに助けられて今がある。
大人な私をいまだに褒めてくれるし、自信を持ってと言ってくれる。
周りのサポートのお陰で私はなりたっている。

息子の場合はどうだろう。
私はなるべく否定はしないよう気を付けている。
そこだけは違うとか、譲れないところは否定するがやりたいことや興味があることはなるべくやらせてみたり、時には一緒に考えてみたり。
3、4歳児を育ててるのかと思うぐらい大袈裟に褒める時もある。
とにかく自己肯定感を高めてほしい、自信をもっともってほしいからだ。
息子はできないんじゃない。
やらないだけ。
本人もそう言ってるし、私もそう思っている。
生き物の知識はかなりすごい。
体力もあり運動神経もいい。
虫採りも誰も目に入らないような場所や色でも目に入り捕まえる。
映画が大好きで、どういう映画なの?と質問するととても分かりやすく説明してくれる。
まだまだ他にもたくさんある。
たくさんすごい能力と才能を持っているんだ。

公園で凧揚げした時。
私は凧揚げのやり方を知らない。
もちろん息子も初めて。
ネットでやり方は簡単に見つかる。
でもネットで調べず、周りを見たりして一度手探りで試してみる。
最初はうまくいかない。
あーだこーだ言いながら少し怒る息子。
なだめながらも一緒に挑戦してみる。
風にのり高く上がっていく凧。
自然と私も息子も
「すごい!すごい!やったー!」
と言葉がでる。
でもこの言葉はお世辞ではなく本当にすごいと思って息子に言った言葉。
一緒に頑張って上がった時の喜びの声だ。
高く上がった後も、急落下したりなかなか風にのらなかったり...
それでも何度も挑戦し最後にはコツを掴んで使いこなす。

初めての凧揚げで空高く飛ぶ凧


小さな成功が自信に繋がっていくんじゃないかと私は思ってる。

それの積み重ねで、初めてのことも苦手なこともとりあえずやってみる。
色々工夫してみる。
私はなるべく口出ししないよう見守る。
困っていたらヒントを出してみたり、手伝ってみたり。
動画やネットにはなるべく頼らない。
本当にできない時に頼る。

遊びに関しては色々と挑戦してくれる。
けん玉、竹馬、凧揚げ、竹とんぼ、ゴム銃、紙飛行機
昔の遊びは素晴らしい物がたくさんだ。
自分たちで考え、色々工夫する。
アイディアは無限大。
できた時の喜びは大人でも嬉しい。

我が家の自己肯定感の高め方は間違ってるかもしれない。
でも息子の性格に合わせて臨機応変やっていかないといけないと思ってるので、今はこういうやり方でやってる。

ただ勉強だけは手をつけてくれない。
簡単な平仮名帳や算数の教材などたくさん買った。
・      ・
このように点と点を線で結ぶことから始まる国語。
1+1から始まる算数。

少しでも″できた″の喜びを感じてほしくて勉強に向かい合った。
勉強に向かい合う息子の姿は不機嫌でイライラしてる。
勉強を教えてる時に怒ってはいけないのは分かってる。
でも間違えても消しゴムを使わずグチャグチャと鉛筆で書き、数字も線も適当に書く。
態度もイライラが伝わりこちらもイライラしてしまう。

簡単すぎてバカにするなよと思ってやらないのか?!
と思ったりもして、年相応の問題も出してみたりもした。
小4だとやはり難しいので、ギリギリ頑張ってた小3の途中ぐらいまでのやつもやってみた。

なかなかうまくいかない。

楽しくやればいいんだ!
そう思い″金八先生″を思い出し、DVDを借りてきて見返した。
私は子供の頃から金八先生が大好きだった。
漢字ができる意味を分かりやすく教えてくれるところや、人と人のあり方を学べる。
生徒思いでアツい金八先生も好き。
いつも見ていたドラマ。
単純な私は金八先生を真似しようと思った。

金八先生になりきってみた。
有名な
″人と人とは支えあって~″
から始めた。
買ってきたホワイトボードに、金八先生のように″人″を書き熱く語った。

息子の顔はシラケてた。

息子には金八先生は通用しないみたいだ。

お笑い芸人のゴルゴさんが少年院で命の授業をやっていたのを思い出した。
単純な私はまた丸パクリし真似した。

これもダメだった。

学校ではたまにタイピングを頑張ってたと聞いていた。
息子のできることから始めようと思い、学校からタブレットを貸してもらえているのでタイピングをすることにした。
回転寿司のように文字が出てきて制限時間内にどれだけタイピングできたかというゲームが入っている。

「よ~し!ママと競走しようぜ~!」

と息子を誘ってみた。
渋々息子もやることに。

本気でやった方がいいのか手を抜いた方がいいのか...
悩みながらもタイピングは久しぶりだから、練習させてと1回やってみた。

意外と難しい...

遊び半分な感じでやり始めてみた。
あまり乗る気ではなかった息子は2、3回タイピングしてやめてしまった。

楽しんでるのは私だけだったのかもしれない。

勉強に関してどうしたらいいか分からない私は、また新しいやり方を調べたりしている。

人を真似てもダメなんだけど、どうにか息子が自分で鉛筆を持って何かを書いてほしい。
もうどれだけ字を書かなくなったんだろう。
どれだけ消しゴムを使ってないのかな。

なかなか勉強に関しては積極的に参加しようとしてくれないけど、今は無理強いせず様子を伺いながら少しずつやっていこうと思う。

カルタでも買ってこようかなぁ...


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