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球団職員って何?何人いるの?どこで働いている?

はじめまして、あるいはお久しぶりです。元球団職員のハクです。

さて今回の記事ですが「球団職員って何?」をテーマに執筆していきます。
引退した選手がそのまま球団職員になったというニュースも時々流れる通り、プロ野球ファンの方であれば一度は聞いたことがある言葉かもしれません。
ですが、その実態を知っている方は多くはないのではないでしょうか。
今回は、球団職員とは何なのかを改めてご理解いただければと思います。
将来球団職員を目指す方々の参考になれば嬉しいです。

球団職員って何?

早速本題ですが、球団職員を一言で表すと「球団に所属している社員」です。一般的には正社員及び契約社員を指すかと思います。球団によっては業務委託や派遣社員を採用しているところもあり、どこまでを球団職員と称するかに明確な基準はありません。

なぜ「職員」と呼ぶのかは私も知りませんが、要は球団職員=球団の社員とだけ理解しておけば十分です。

球団職員ってどのくらいいる?

日本のプロ野球12球団(NPB)について、という前提でお話しします。
(プロ野球12球団=福岡ソフトバンクホークス、オリックス・バファローズ、千葉ロッテマリーンズ、東北楽天ゴールデンイーグルス、埼玉西武ライオンズ、北海道日本ハムファイターズ、阪神タイガース、読売ジャイアンツ、東京ヤクルトスワローズ、横浜DeNAベイスターズ、広島東洋カープ、中日ドラゴンズ)

球団によって差はあるのですが、概ね80~200人程度の職員で構成されているのが一般的です。昔に比べてプロ野球を営利事業として捉える球団が増えてきたこともあり、それに伴って球団職員の数も増えてきている印象です。

球団による人数の大小は、概ね各球団の事業規模と比例していると考えてよいと思います。例えば福岡ソフトバンクホークスは正社員・準社員合わせて300名を超える組織になっています(ホークス公式HPより引用)。あくまでも傾向で、例外もありますのでご了承ください。

球団職員ってどこで働いている?

球団職員は一般的に、球団事務所と呼ばれるオフィスで働いています。
球団事務所は各球団の本拠地の敷地内ないしはその近隣にあることが多いです。
例えば、横浜DeNAベイスターズの場合は横浜スタジアムからすぐの関内新井ビルにオフィスを構えています(ベイスターズHPより引用)。
球団によって多少は差がありますが、球団職員として働く場合は大半が本拠地球場での勤務になると考えてもらって大丈夫です。

例外として、二軍球場担当などが挙げられます。
二軍球場と一軍本拠地が離れている球団で、二軍球場の運営担当になった場合は勤務地が異なる可能性があります。
例えば、北海道日本ハムファイターズや千葉ロッテマリーンズなどは本拠地とは違う県に二軍球場を構えています。こういった場合は勤務地がどうなるのかしっかり確認しておくべきかと思います。

まとめ

・球団職員とは、球団で働く社員を指すのが一般的です。その範囲は球団によってまちまちです。
・球団職員は80~200人程度の組織であることが多いですが、球団によって差が大きいです。
・球団職員は主に本拠地球場の近くに存在する球団事務所で勤務しています。

参考になりましたでしょうか。
球団職員を目指す皆さんにとって少しでも有益な情報になっていれば幸いです。フォロー・スキ・サポートいただけると励みになります。質問などもお待ちしています。
それではまた次の記事でお会いしましょう。

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