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セクシュアル・マイノリティ(LGBTQ+)

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ひつじの会のお知らせ

ひつじの会のお知らせ

友人たちとともに、セクマイの老後・終活について語り合う「ひつじの会」を結成しました。

2ヵ月に1回程度、終活カフェを開催する予定です。

ゲイの方で、ご関心のある方はお気軽にご連絡ください🐑

同性パートナーのために遺言書を作るポイントは?

同性パートナーのために遺言書を作るポイントは?

同居している同性カップルのなかには、生活費の引き落とし口座の名義をどちらか一方にしている方々がいらっしゃるのではないでしょうか。また、自宅の名義をどちらか一方にして、住宅ローンはふたりで返済したという方々もいらっしゃるかもしれません。

そこで今回は、このようなカップルのどちらか一方が亡くなったときに、のこされた方が安心して暮らせるようにするための、遺言書を作るポイントをご一緒に見ていきましょう。

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同性パートナーの遺体を引き取りたい場合は?

同性パートナーの遺体を引き取りたい場合は?

同性カップルの心配事のひとつに、パートナーが亡くなったときに、そのご遺体やご遺骨を自分が引き取れるのかということがあるかと思います。

そこで今回は、同性パートナーの遺体を引き取りたい場合の生前対策をご一緒に考えてみましょう。

パートナーの遺体を引き取りたい場合は?結論から言うと、同性パートナーのご遺体を引き取りたい場合は、遺言でパートナーを祭祀主宰者に指定したり、パートナーと死後事務委任契約を

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東京都パートナーシップ宣誓制度とは?

東京都パートナーシップ宣誓制度とは?

セクシュアル・マイノリティ(LGBTQ+)のカップルの心配事のひとつに、パートナーが病気やケガで病院に搬送されたときに、医療関係者におふたりの関係を証明できるかということがあります。

そこで今回は、東京都にお住まい、あるいは在勤・在学のLGBTQ+のカップルが利用できる、東京都パートナーシップ宣誓制度についてご一緒に見ていきましょう。

東京都パートナーシップ宣誓制度とは?双方、またはいずれか一

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LGBTQ+支援と行政書士

LGBTQ+支援と行政書士

「行政書士というと許認可申請というイメージがあるのですが、セクシュアル・マイノリティ(LGBTQ+)のひとたちにどのようなサポートをしているのですか?」というご質問をときどきいただきます。

そこで今回は、行政書士がどのようなLGBTQ+支援をしているかをご紹介します。

行政書士とは?行政書士は、行政書士法に基づく国家資格者です。官公署に提出する書面(各種営業許可、自動車登録、在留資格の申請など

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パートナーシップ合意契約とは?

パートナーシップ合意契約とは?

パートナーとの共同生活は、いつでも順風満帆とはいかないものです。育った環境や価値観の違うふたりが共に暮らすので当然なのですが、できるならばトラブルは未然に防ぎたいものです。

そこで今回は、おふたりの関係性を明らかにし、共同生活を送るうえでの約束ごとを契約書にする、パートナーシップ合意契約についてご一緒に見ていきましょう。

パートナーシップ合意契約とは?異性間の法律婚カップルの場合は「婚姻契約(

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医療意思表示書とは?

医療意思表示書とは?

同性カップルの方々は、どちらが一方が病気やケガで入院したときに、パートナーに病状を説明してくれるのか、面会できるのか不安に感じている方も多いと思います。

そこで今回は、突然の入院に備えた書面である医療意思表示書についてご一緒に見ていきましょう。

医療意思表示書とは?「医療判断代理委任状」などということもあります。

どんなことを書くの?「○○さんに搬送先・病状・症状等を説明して欲しい」「○○さ

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LGBTQ+と養子縁組

LGBTQ+と養子縁組

セクシュアル・マイノリティ(LGBTQ+)当事者のなかには、パートナーと法律上の家族関係になったり、パートナーとの間にこどもを迎えるために、養子縁組をすることがあります。

そこで今回は、LGBTQ+と養子縁組についてご一緒に考えてみましょう。

パートナーと養子縁組をすると?パートナーとの間で養子縁組をすると、法律上は親子関係になります。年長者が養親、年少者が養子です。

いまの日本では同性同士

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