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手帳に書くとちょっといい、10のこと

今回は私が普段手帳に書いている項目で、ちょっと役に立ちそうなことを紹介します。よろしければ参考にしてみてください。

なお、個人的な内容を伏せるため、一部の画像にぼかしやモザイク処理をかけています。ご容赦ください。

①…外出記録

ここ数年私が使っている手帳は、バーチカル式というタイプです。
縦の時間軸に沿って、予定や行動の記録を1週間分見開きで書き込めるものです。

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詳細はぼかしてありますが、何時に何をしていたか、外出した場合は何時から何時までどこへ行っていたのかを、自分と家族の分(プライベートのみ)も書いています。

そもそもは有意義な時間を過ごしていたか実感を得るために記録し始めたものでしたが、つい最近外出の記録が大いに役に立ちました。

息子がコロナウイルスに感染、私と夫も濃厚接触者になったのです。

幸い息子は軽症で収まり、今週からやっと登園できるようになりました。

感染者本人および濃厚接触者は、保健所から発症日~2週間前にさかのぼって大まかな外出の聞き取り調査をされます。この時手帳に書いてあった外出記録が大いに役に立ちました。

夫は私の事細かな記録の必要性に首を傾げていましたが、手帳を片手に保健所からの質問に答える私を見て、このときばかりは感心したそうです。

私たち家族もやぶからぼうに外出していた訳ではありません。それでもいつコロナウイルス陽性者になるか分からない昨今、簡単でいいので外出先と時間の記録をおすすめします。保健所とのやりとりは結構骨が折れます。

②…体温

上記のようなご時世なので、会社や学校、幼稚園・保育園などで自分や家族の検温を義務づけられている方も多いと思います。
「うちは出勤先に自動で体温を計ってくれるセンサーがあるよ」という方はあまり記録の必要性を感じないかもしれません。

体温の記録は特に女性におすすめです。
女性は生理周期の関係で、生理前に体温が平熱より上昇します。
普段から体温を記録することで、普段より体温が高い→生理前と意識する→PMS(月経前症候群)やPMDD(月経前不快気分障害)の諸症状に対応しやすくなります
簡単に体調をメモしておくのもおすすめです。

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また、コロナウイルスのワクチン接種による副反応で高熱が出るケースも多いです。記録しておくと他の人に話す際参考になるかもしれません。私は2回目の接種翌日に39度近い熱が出ました。

③…歩数

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私は慢性的な運動不足なので、5千歩以上歩いた時のみ「○.○k」と手書きのガントチャートにメモしています(画像の黄色部分)。普段から意識的に歩いている方はモチベーションアップにつながります。ランニングをしている方なら走行量でも良さそうです。

いずれにおいても、運動量の可視化につながります。宅トレの記録をつけるのも継続や達成感に結びつきます。

④…気圧

近年、悪天候や低気圧のときに体調不良になる「気象病」という症状を耳にするようになりました。

私は数年前、母子通園先の先生に「低気圧のときに調子が悪くなる人がいる。はじめさんもそうかもね」と教わりました。
言われてみると、天気が悪い日はちょっとしたことでイライラしたり、ひどくふさぎ込む傾向がありました。

それ以来、「頭痛ーる」というアプリを見て朝のうちにその日の気圧を記録するようになりました。
気圧の数値がグラフで表示され、「注意」「警戒」などの帯で警告してくれます。
事前に把握しておくことで、調子が悪くても「今日は気圧が低い(天気が悪い)から仕方ないか」といい方向へ責任転嫁できます。「私ってだめだな…」と変に自分を責めなくなります。

⑤…アンガーログ

怒りをコントロールするさまざまな手法「アンガーマネジメント」に関連して、怒りを感じたときに残す記録を「アンガーログ」と呼びます。
私は育児ノイローゼがひどく(noteに書くのがはばかられるくらい…)、息子が乳児の頃からつけ始めました。

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私の記録方法は以下のとおりです。

○…穏やかに・楽しくすごせた
□…ちょっとイライラした
△…声を荒げた
×…大荒れ
雫マーク…泣いた・大泣き

私は息子が年少児のとき、通所先にどうしても苦手なお母さんがいました。
振り返ると、その人と会う曜日は必ず○以外のアンガーログが残っていたのです。
息子にまで影響が出てしまうほどの不調だったので、私は思い切ってそのお母さんと関わらなくなるよう、放課後に通所していた場所の先生に助けを求めました。
先生方は快く配慮してくださり、それ以降は比較的安定した日が増えました。

このように気持ちの波やパターンが可視化され、どうにかしたい場合対策を取ろうという意識が働きやすくなります

⑥…特定のことに使った時間

iPhoneには「スクリーンタイム」という、特定のことに使った時間をデータ化してくれる機能があります。
Androidは使ったことがないので詳しくは分かりませんが、似たような機能やアプリがあるようです。

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私はネット(動画やnoteアプリ含む)とゲームアプリの使用時間を毎日記録しています。何時間何分ではなく、30分(0.5h)刻みでざっくり書いています。「ちょっと見すぎ(やりすぎ)だな」という日が出てきたら控える、制限時間を設けるといった対策をしやすくなります
(画像の時期はコロナによる自宅療養・外出自粛期間だったので、多めになっています)

Twitterなどの各種SNSの使用時間を記録するのも良いかもしれません。
noteもですが、読んでいると思った以上に時間を費やしてしまうものです…。

⑦…家族の様子

これは人によると思うので、必要のない方は読み飛ばしてください。

私は息子の様子や面白おかしいこと、健康面や機嫌を記録しています。
だいたい息子のことで埋まってしまうので、夫のことはたまに。
ラフな絵を描くのが苦手なので、文章でひとことふたこと残しておく方が性に合っているようです。

子どもは特に体調を記録しておくと、いざという時役に立ちます。
人だけでなく、ペットの観察日記にも似たことが言えそうです。

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⑧…その日良かったこと

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ほんのささいなこと、ごく個人的なことで構いません。
私のようにソーシャルゲームで好きなキャラをガチャで引いたとかでいいんです(オタクなんです)。

これを習慣化すると「いいこと探し」の癖がつき、良かったことが自分の脳内に蓄積して自然と前向きな考え方になります

これがレベルアップすると、悪いことがあったとしても良い面にフォーカスできるようになります。
口コミで聞いたおいしい店のデリバリーが配達範囲外だったけど、代わりに頼んだお店の料理がすごくおいしかったのでむしろラッキー!といった具合です。

⑨…明日(今日)楽しみなこと

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一日の終わりでも、始まりでも、好きなタイミングで「ちょっと未来の楽しみなこと」を書くと、一日をより楽しく過ごせるようになります

この場合、確実に「その日良かったこと」になることを書くのをおすすめします。そのまま⑧の項目のひとつにスライドできて、⑧の効果もアップします。

⑩…その月良かったこと

ひと月の終わりに、その月を振り返って「特に良かったこと」のトピックスをまとめると、読み返したときに楽しかった思い出がよみがえり、幸せな気持ちになれます

まとめる際は好きな色ペンを使ったり、好みでシールやマスキングテープで飾ったりすると、さらに充実感も増します。

私はひと項目ごとに金の丸シールを貼り、記録しながら思い出に浸っています。

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おわりに

実生活に役立つものから、私のnoteのコンセプトである「暮らしを明るくする」ものまで、手帳に書くとちょっといい10項目を紹介しました。

この記事では大まかに分けて、

・いざという時役に立つ記録
・体調や精神面の調子を良好に保つための記録
・暮らしを大切にするための記録

を紹介しました。

「手帳に何を書けばいいのか分からない」という声も時々ネットで見かけます。
この記事で、少しでも参考になるものがあれば幸いです。

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