水谷元/建築家

水谷元建築都市設計室主宰,書籍等:地方で建築を仕事にする(学芸出版)臨海住宅地の誕生(新建築社)現在知Vol1(NHKブックス),日本建築学会 2018年-2019年 建築雑誌編集委員,九州大学「都市建築コロキウム 」2020年前期非常勤講師,島暮らしの猫好き。

メンバーシップに参加

初月無料です。 水谷元建築都市設計室と建築好きのメンバーシップ・コミュニティです。水谷元のエッセイや建築探訪や内覧会で訪れた建築レビュー、SNSでは普段公開しないスケッチや図面資料などを通した建築設計現場の風景や解説を通して交流するためのコミュニティです。

スタンダードプラン

¥480 / 月

マスタープラン

¥810 / 月 初月無料

水谷元/建築家

水谷元建築都市設計室主宰,書籍等:地方で建築を仕事にする(学芸出版)臨海住宅地の誕生(新建築社)現在知Vol1(NHKブックス),日本建築学会 2018年-2019年 建築雑誌編集委員,九州大学「都市建築コロキウム 」2020年前期非常勤講師,島暮らしの猫好き。

メンバーシップに加入する

初月無料です。 水谷元建築都市設計室と建築好きのメンバーシップ・コミュニティです。水谷元のエッセイや建築探訪や内覧会で訪れた建築レビュー、SNSでは普段公開しないスケッチや図面資料などを通した建築設計現場の風景や解説を通して交流するためのコミュニティです。

  • スタンダードプラン

    ¥480 / 月
  • マスタープラン

    ¥810 / 月 初月無料

マガジン

  • レビュー

    建築探訪や内覧会で訪れた建築のレビューを書き留めています。メンバーシップ・マスタープラン限定のレビュー集です。

  • エッセイ

    生活や暮らしの中で思考したことを書き留めていきます。メンバーシップ限定のエッセイ集です。

  • プロット

    SNSでは普段公開しないスケッチや図面資料などを用いて、設計の工夫や過程を公開しています。メンバーシップ・マスタープラン限定の設計プロセス資料集です。

  • #建築 記事まとめ

    • 580本

    建築系の記事を収集してまとめるマガジン。主にハッシュタグ #建築 のついた記事などをチェックしています。

  • お知らせ

    出版や登壇などのお知らせをまとめています。

最近の記事

福岡市立平尾霊園合葬式墓所

2019年に福岡市で行われた建築設計プロポーザルで選定された木下昌大さんの主催するキノ・アーキテクツの設計による合葬式墓所。 私も応募した建築学会九州支部主催による建築九州賞の現地審査のために木下さんが来られるついでに現地をご案内頂けるということでお言葉に甘えた。 少子高齢化による人口減少が進む中、全国的に墓所の需要が増えると同時に、親族との繋がりの無さや核家族化によるお墓の管理不行き届きが日本社会の問題になっている。特にお墓の管理不行き届きは問題が大きく、雑草が生い茂る

    • lock

      2022年度建築九州賞「島の家 001」 2次審査プレゼンリハーサル

      この動画はメンバーシップに加入すると視聴できます

      • 「言語」と「強い建築」

        この記事はメンバーシップに加入すると読めます

        表現の世界には作品の世界観を創る「言語」がある。映画やアニメ作品などの映像作品が分かりやすい。ひと目見て「この作品だ!」だと鑑賞者に理解させたり、作品の世界を体験しているかのように引き込むための装置のようなもの。エレメント(要素)などとも言われることもあり、作品世界の構成要素のことを「言語」という。 例えばディズニー映画なら、特徴的なキャラクターデザインとクネクネした独特の動きがディズニー映画として成立させている(あの独特の眉の動きとか、口の表情とかも)。また、作品毎に変わ

        有料
        200
        • 福岡の小規模複合施設のコンバージョン①

          相続をきっかけに福岡に帰省福岡市中央区白金に位置する小規模な複合施設のコンバージョンの計画。 友達の小さなBARの設計を手掛けたことをきっかけに親しくなった福岡市中央区を中心に活動している不動産屋さんからの相談で、2014〜2015年に手掛けることになった計画・設計したコンバージョンの計画。 まずはオーナーさんをご紹介され、現在は東京にお住まいだけどお母さんが他界されて実家とその隣に立つ2階建の木造ビルとまたその隣に建つ木造アパートを相続することになったとのことだった。

        マガジン

        マガジンをすべて見る すべて見る
        • レビュー
          水谷元/建築家
        • エッセイ
          水谷元/建築家
        • プロット
          水谷元/建築家
        • #建築 記事まとめ
          Onote 他
        • お知らせ
          水谷元/建築家
        • 中庸化と節目のデザイン
          水谷元/建築家

        メンバーシップ

        投稿をすべて見る すべて見る
        • 中庸

          この投稿を見るには メンバーになる必要があります
        • 読んで欲しい…

          この投稿を見るには メンバーになる必要があります
        • 2023/03/18 遊び

          この投稿を見るには メンバーになる必要があります
        • 2023/03/17 スケッチ

          この投稿を見るには メンバーになる必要があります
        • 中庸

          この投稿を見るには メンバーになる必要があります
        • 読んで欲しい…

          この投稿を見るには メンバーになる必要があります
        • 2023/03/18 遊び

          この投稿を見るには メンバーになる必要があります
        • 2023/03/17 スケッチ

          この投稿を見るには メンバーになる必要があります

        メンバー特典記事

        メンバー特典記事をすべて見る すべて見る
          再生

          2022年度建築九州賞「島の家 001」 2次審査プレゼンリハーサル

          「スタンダードプラン」他に参加すると最後まで読めます

        記事

        記事をすべて見る すべて見る

          季節の変わり目と啓蟄の作用

          春・夏・秋・冬…はっきりとした季節よりも、その間、季節の変わり目が好きだ。 特に二十四節気でいう啓蟄※1の季節は、生き生きと芽吹いてくる草花の様子にこちらも共鳴する。 気温が低く安定している年末年始に今年の目標は?と聞かれれば答えることはできても体も頭もどこかハッキリとせずに曖昧に答えてしまうが、春を目前にした季節には気持ちも高ぶり、前向きになる。今年はなにをやろう?どんなことがあるのだろう?と年末年始よりもずっと期待が湧いてワクワクする。

          メンバーシップ、はじめました。

          始めるきっかけは #建築と思い出メンバーシップを始めるキッカケになったのは、音声SNSのCloubhouseで続けている「あなたの #建築と思い出 ひとつ聞かせて」でした。 こちらのルームはかれこれ2年以上続けており、常連のオーディエンスも増えました。僕の知らぬところでファンコミュニティが出来上がり、旅先や近所にお住まいのオーディエンスの皆さんでオフ会のように建築ツアーが開催されています。 コミュニティの運営にも関与したり、継続してCloubhouseのルームを続けている

          【2】中庸化と節目のデザイン

          化粧材では嫌われる節 横架材や板材の製材品に見られる節(ふし)は、一般的に節のある材料は嫌われ、節のない製材品は「化粧材」と呼ばれる。私自身にも幼少の頃の深夜、トイレに行くと壁の節が人の顔に見えて怖かった思い出がある。流通する木材は節が極力少なくなるように、植樹された時から成長・生産過程で丁寧に枝打ちされていく。 一般的に木目の美しさや節の数は製材品の価値を決定するが、節は、大きさ、位置、濃さなど製材品の個性を強く決定する要素のひとつである。 節目としての建築とその部分

          LOVE FM「スイッチオン! DAYTIME」2023.1.31 インタビュー出演

          サチ:この時間はグッドネスビジネス。今月火曜日は建築家の水谷元さんにお話を伺っています。今週はラストということですけども、スタジオにお越し頂きました。ハジメさん、よろしくお願いします。 水谷:はい、よろしくお願いします。 サチ:今月は5週ありましたからね。5回目のご出演、ラスト。今どんな気持ちですか? 水谷:え…(笑い)。いやいや、なんかね。普通だったら4回になるんですかね。5回もやらせて頂いて、ありがたいなーと。 サチ:ほんとにリスナーの皆様、リアクション下さって。

          LOVE FM「スイッチオン! DAYTIME」2023.1.24 インタビュー出演

          サチ:この時間はグッドネスビジネス。今月火曜日は建築家の水谷元さんにお話を伺ってます。今週もよろしくお願いします!今日はですね、実はスタジオにはお越し頂いていないのですけれども。リモートでインタビューということになりました。ハジメさん、よろしくお願いします! 水谷:はい、よろしくお願いします。 サチ:水谷元さんは福岡の能古島に自宅兼事務所、水谷元建築都市設計室を構えていらっしゃいます。事務所をオープンしたのが2011年で、もう小屋から商業施設、オフィス、個人住宅まで。そし

          LOVE FM「スイッチオン! DAYTIME」2023.1.16 インタビュー出演

          サチ:この時間はグッドネスビジネス。今月火曜日は建築家の水谷元さんにお話を伺っています。今日はまたスタジオにお越し頂きました。よろしくお願いしーます! 水谷:はい、よろしくお願いします。 サチ:ハジメさん、ヘアカット。ヘアカットしましたね! 水谷:はい、散髪しました! サチ:スッキリと! でも、いつもなんかとてもスタイリッシュでいらっしゃいますけども。 水谷:本当ですか!?ありがとうございます(笑)。 サチ:こだわりはありますか? 水谷:いや…特には(笑)。

          【1】中庸化と節目のデザイン

          2016年にイギリスが国民投票によりEUを離脱することが決まり、地域経済格差などによるアメリカの分断をきっかけにトランプ大統領が誕生、これによるアメリカと中国の関係性の悪化が感染症研究機関の交流を遮断したことをきっかけにCovid-19の世界的な感染拡大に繋がったとの説もある。2022年にはロシアがウクライナに侵攻し、プーチンの戦争が始まった。これらが起こっている間にも、中東ではシリア情勢や北アフリカの不安定な経済状況により、ヨーロッパには多くの難民が押し寄せ、ドイツのメリケ

          LOVE FM「スイッチオン! DAYTIME」2023.1.10 インタビュー出演

          サチ:この時間はグッドネスビジネス。今月火曜日は建築家の水谷元さんにお話を伺っています。ハジメさん、よろしくお願いします! 水谷:よろしくお願いします。 サチ:ここでですね、ちょっとね、また紹介させていただきますけれども。水谷元さんは福岡の能古島に自宅兼事務所水谷元建築都市設計室を構えていらっしゃいます。事務所をオープンされたのは2011年ということでスタートされて。まあ、小さなところは小屋から商業施設、オフィス、個人の住宅まで。「いろいろ基本的にどんなことでも何でも相談

          LOVE FM「スイッチオン! DAYTIME」2023.1.3 インタビュー出演

          サチ:この時間はグッドネスビジネス。今月火曜日は建築家の水谷元さんにお話を伺っていきます。水谷さんとは今日はリモートでつながっています。おはようございます。あけましておめでとうございます。 水谷:あけましておめでとうございます。 サチ:大丈夫ですか?声がガラガラですけど(笑) 水谷:お正月なので(笑)。 サチ:これからリスナーの皆さんも水谷元さんについて、お仕事そしてプライベートのほうもね、少しちょっとジャブを打っていきたいなーと思ってるんですけども。福岡の能古島に自

          暮らしの中のクリエイティブ。

          感染拡大をきっかけに料理の機会が増えた。外食ができなくなり、自宅での時間を充実させるためのひとつの手段になった。 料理の内容は1日2食の簡単なものから、凝ったものまで様々である。 建築の仕事は依頼から引き渡すまでの時間が非常に長い。住宅でも相談から最低1年は掛かる。建築主の立場になれば住みこなせるまでに、さらにしばらく時間が掛かるだろう。 その点、料理は材料を揃えるところから食べるまでの時間が掛からない。すでに材料が揃っていれば、食べたい時に調理して食べることができる。

          【5】迷求空間〜迷求空間

          1.名前のある空間の終焉 建築における「室名」は、その場所の用途に応じた安全性を確保するため、建築基準法により分類する手段として用いられている。それに準じて建築や室の下地及び仕上材や防災設備などの仕様を決定する。しかし、室名に名前を付けることは「機能」を限定し、多様な使われ方を担保しない。 「場所」というのは本来は道具を持ち込むことにより用途が定義される。与えられた空間の中でどのように過ごしたいか、という使い手の能動性によって場所は生成されるのである。それらは公園や広場や辻

          【4】迷求空間〜フラット・シティとランドスケープ・アーバニズム

          人間を含めた生物の暮らす場所が温暖化等を起因とする自然災害に脅かされる中、気候変動に対する具体的な対策として、都市や土木、建築の変革が求められている。 「都市は高密度の建物、交通インフラ、開発、それに伴う混雑、汚染などの影響、さらに様々な形の社会的ストレスで満たされている。」おり、ランドスケープは、人間に「公園、緑道、街路樹、遊歩道、庭といった形で、都市化の悪影響からの一時的な非難と安らぎの場を提供するもの…」※5 とみなされてきた。 現在は、緑や水辺を整備するだけでなく、そ