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加速度的な体現の感覚

仕事でもプライベートでも、目の前の問題を解決するために考え事をしてしまうことは多い。しかし、考えれば考えるほど問題を複雑にするばかりで一向に解決に向かうこと気配を感じない。

実家や親切のお付き合いで歌舞伎役者とお話をすることが、これまで何度かあり、ある歌舞伎役者から「稽古が本番で、舞台は祭り。」と聞いたことがある。

建築設計の世界にも似たような感覚がある。訪れた街や建築をディテールまで観察したり、読書などを通した先人たちに学んだり、また、日常生活の中で見る風景や行動の観察、それらの習慣を反復する中で生まれる思考こそ重要で、いざ設計に向かう際はすべてを捨てて挑むような感覚。

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