宮島 勝

広島出身都民。30代サラリーマン。政治を観るのが趣味。

宮島 勝

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最近の記事

トランプ襲撃から見える次の総理大臣

衝撃のニュースが飛び込んできた トランプ元大統領が襲撃された。土曜日の朝、そんなトップニュースが飛び込んできた。そして耳に銃撃を受けたトランプが立ち上がりガッツポーズを見せた。アメリカでは強いリーダーの姿に、"もしトラ"と呼ばれていたもしもトランプが大統領に再選したらというifの話が一気に現実味を増し、トランプ大統領の誕生が予感されている。ニュース露出でもトランプが圧倒的に出ていることだろう。 一番もしトラを恐れているのは この件で一番焦っているのはウクライナのゼレンス

    • 都知事選が起こす変化

      現職はやはり強かった 東京都都知事選が終わり、小池百合子氏が20時ちょうどにNHKから当選確実が出された。そして他陣営の情勢も出されたが2番手をつけるのが石丸伸二氏、3番手が蓮舫氏との結果になった。今回の選挙では現職都知事が負けるという大きな山が動くかという着眼点で見ていたが、それも虚しく他陣営は虚しく及ばなかった。私としては"残念"という第一印象である。やはり、東京都知事選挙は現職は強いということを実感した。そして、想像より下回ったポイントは"思った以上に投票率が伸びなか

      • 安芸高田市どう喝訴訟の読み解き方

        この訴訟の論点 安芸高田市市長時代の石丸伸二氏のいわゆる一連の居眠り・恫喝問題の"恫喝問題"の第二審の結果が出た。この「恫喝問題」というタイトルはミスリードを生むが石丸伸二氏が恫喝したのではない、石丸氏が市議会議員から'恫喝をされた"という問題である。今回の訴訟の論点は"山根議員による恫喝があったのか、なかったのか"である。 山根議員側の主張は、「私が恫喝をしたとSNSででっちあげられた。名誉毀損である」ということである。つまり、裁判所では、恫喝があったのかなかったのかが争

        • クリーンな政治とは。

          「クリーンな政治を行う」 どんな政治家も演説ではクリーンな政治を行う。今の都知事選挙も「ガラス張りの都政」を公約として訴えている人も多い。果たしてクリーンな政治、オープンな政治とはどんなものなのか。これからのクリーンな政治という既成概念が壊されようとしている。 資料を開示するだけではダメだ 現在の都政もプロジェクションマッピングが政策決定されたプロセスを示せという都民の声も多い。過去の癒着問題に関しても資料開示しろという声も多い。しかし、黒塗りの"のり弁"と言われる裏に

        トランプ襲撃から見える次の総理大臣

          支持者のできる選挙戦略

          都知事選に新人候補が勝つには 今回の都知事選は非常に注目度も高く、おそらく投票率は高くなることは間違いない。しかし、"このまま"では現職の当選となってしまうことだろう。都知事選は現職が負けたことがない、という選挙であるが、この"不敗神話"が継続してしまうことになる。 今回の都知事選で現職を打ち負かす可能性があるのは現在の候補者の中では石丸伸二氏だろう。蓮舫氏は立憲民主党、共産党の連携で支持をしているが、思った以上に共産党アレルギーが強く、票読みの中でも頭打ちの状態だ。この1

          支持者のできる選挙戦略

          陰謀論の都知事選

          都知事選のSNSでの口撃合戦 SNSでは支持者同士での口撃合戦が止まらない。しかもジャーナリスト的な批判ではなく内容があまりにもない。民主主義はうまく活用することができると素晴らしいが、うまく活用できなければ最悪な制度である。この頃のSNSをみると宮台真司氏のいう民意の劣化とはこのことか、と感じる。 他候補の否定ばかりせずに自分の支持する立候補者の素晴らしいところだけ投稿すればいいのだ。 有権者が主役の都知事選 都知事選のみならず、選挙というのは有権者の方が主導権を握る

          陰謀論の都知事選

          都知事選における石丸伸二のポジション

          右と左論争の終結点 今回の都知事選は、公示前から多くのテレビメディアや新聞で小池VS蓮舫を描いていた。しかし、石丸伸二の登場によってこの構図が変えられようとしている。 この構図について、これまで永きにわたり行われてきた右左の論争からの大きな変化を感じる。 要するに、今回の選挙では右左の二者択一が効かなくなってきているのだ。 石丸伸二は"日本経済新聞"である 世論をリードする新聞メディアは全国紙で当てはめると保守寄りの読売新聞、革新寄りの朝日新聞とよく言われる。この構図は

          都知事選における石丸伸二のポジション

          中道連立の時代への道筋

          都知事選公示 都知事選の公示後、選挙活動がやっと始まった。これから始まる都知事選のキーワードは多くのメディアが「自民党の失墜」に持って行こうとするような空気感を身をもって感じる。その自民党が支援する小池百合子氏に対する学歴詐称問題や、利権という部分が大きく連日取り上げられている。党員の人数や知名度、支持基盤も圧倒的な小池氏だが、今回の選挙は苦戦を強いられることが予想されている。 そして、国政の方も立憲民主党から内閣不信任案の提出が行われ、自民党に対する評価は内閣支持率に現れ

          中道連立の時代への道筋

          暇空茜氏と石丸伸二氏の利害の一致

          暇空茜氏のコラボ問題の「追求力」 まずは私個人として、暇空茜氏がコラボ問題についての公開請求・訴訟など複数の動きを以前から観ていたが、とても関心を持った。当初は温泉街のアニメ調のキャラクターの撤去騒動からかと記憶している。その後、コラボへの不審な金額があることを発見し、かなり深ぼった情報量と追求力をして、フォロワー数にも表れる支持を得ているのだと感じる。他にもアニメやマンガなどのアニメカルチャーを守るという一心であろう。私自身はオタク・ヲタクと言えるほどでもなんでもない(暇

          暇空茜氏と石丸伸二氏の利害の一致

          『若者の政治離れ』は変わるのか

          今は「政治離れ」の時代 日本では長きに亘り、若者の政治離れと言われている時代である。それは確かであり、20代は20%台、30代は30%台の投票率になることが数字としても表している。この度の東京都知事選はこの「若者の政治離れ」に大きな変化が起きる可能性を秘めている。そこについて語っていきたい。 「●●離れ」を止めるのは難しいのか 「新聞離れ」「クルマ離れ」など様々なジャンルで若者が興味を失っているという報道がなされることが多い。これは、数字的なデータでは確かではある。一方

          『若者の政治離れ』は変わるのか

          石丸伸二は『令和の田中角栄』になれるのか

          東京都知事選が面白い東京都知事選がもう少ししたら公示日となる。今回の都知事選は個人的にはとても楽しみな選挙である。それは、「石丸市長」という男が出馬することを決めたからである。そう、「石丸市長」もとい石丸伸二という男にかなり期待をしているのである。そもそも、私の好きな政治家は石原慎太郎氏や田中角栄といったストレートに言ってくれる人が好きである。もちろん、正論をというのが前提だが。今の政治家は、失言や政党派閥の顔色をうかがう一方で明言を避ける人が多くなってしまった。石丸伸二は言

          石丸伸二は『令和の田中角栄』になれるのか