排気口

東京を中心に公演を行う演劇団体。全ての作品の作・演出は@haikikou01全ての連絡はhaikikou001@gmail.comアイコン、ヘッダー、その他全ての宣伝イラストは@666ppppp666

排気口

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    最近の記事

    排気口の泥酔小路パラレルユニバースの巻。

     外はすっかりと秋の気温だ。そろそろおでんをつまみに1杯の季節。転がる夏の死骸が落ち葉で埋まるまでの刹那。答え合わせよりも来るべき夜長に備えて、明るい程の掌を。きっと私たちは手を持ち寄り火を作り出した最初の生き物だ。月の光に全てを託した最後の生き物だ。  『月見れば 千々に物こそ 悲しけれ わが身一つの 秋にはあらねど』  『古今集』は大江千里の歌である。現代語訳すると「月を見ると、あれこれきりもなく物事が悲しく思われる。私一人だけに訪れた秋ではないのだけれど」よく哀愁を

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      • 排気口の「みんなで仕組みを確認しよう」の巻。

          絶賛秋の排気口ワークショップがおこなわれている。初回を終えて非常に豊かなこの時間を最後まで途切れない様に頑張りたい。    今回の排気口ワークショップは全日程が1日で埋まってしまった。それに伴って急遽日程を増やす事に。それも直ぐに埋まってしまった。ありがたい限りである。8月の新作公演も初日を待たずに全公演完売した。ありがたい限りである。こうしてみると排気口の勢いがイケイケドンドンだと思うかもしれない。それはしかし全く違うのだ。わー!!  演劇とはかくも恐ろしいものである

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        • 感傷と呼ぶには余りにも笑える晩夏に感じる多くの孤独について。冷蔵庫に貼ったメモについて。溶けた思い出と幻みたいなワンピースについて。

           晩夏というには物悲しくもない今日の気温と空の色。机に残るつまみの残骸がリーンであると幻視してしまうぐらいには脳に酒が残っている。要は私の最近の日々は進んで境界を滲ませようとする裸眼の殉教者みたいなものだ。  落葉の道を進んでいくと、昨日よりも今日、今日よりも明日と夏が去ってしまうのを感じる。私の頭には例えば紀野恵のこんな短歌が思い浮かぶ。 「台所嫌ひの女友達よスイス・ロマンド・カンゲン・ガクダン」 「人類を信じなくなる午後のためこのニルギリは手つかずのまま」  公演

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          • 呼ぶにはとおく。振り向くにもとおく。思い出すにもとおく。

             過日、排気口新作公演『呼ぶにはとおく振り向くにはちかい』が無事終演した。改めて出演者・スタッフ、そしてご来場頂いた皆様に感謝である。ありがとうございました。  思えば6月から名前のない役者達の稽古が始まり、下旬から排気口新作公演の稽古が始まり、2つの作品を同時に稽古してきた。排気口新作公演の方は相も変わらず私の遅筆によって台本作業がズレ込んでしまった。何週も台本がパタリと進まない時期もあり出演者の皆様には迷惑をかけてしまった。  メモによると6月2日から排気口新作公演『

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            差し入れあぐねている人のための差し入れ入門。

             差し入れ。それはミニスカートそれはプラネタリウムそれはヨハン・シュトラウスそれはピカソそれはアルプス。と、谷川俊太郎が詠ったかはさておいて、差し入れそれはかくも勇敢な行為なのである。人は一生に一度は差し入れを夢見ている。凍えるような孤独な夜にも、憂鬱と闘う曇り空の朝にも、全てを投げ出してしまいそうな昼にも。全ての時間のあらゆる喜びの中でも。  排気口新作公演『呼ぶにはとおく振り向くにはちかい』では差し入れを解禁している。今まで解禁していなかった。しかしあの伝説の差し入れ王

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            わざと私たちはより多くの傷が付くようにわかり合おうとする。それから傷をとても誇らしく思ったりする。

              排気口新作公演『呼ぶにはとおく振り向くにはちかい』の追い込み稽古である。私の身体のポテンシャルを超えてエンペラータイムを発動しまくっている。来週は本番だ。夏も終わってしまう。早いもんだ。  ツイートにもあったように出演者の佐藤あきらが新型コロナウイルス陽性を受けて代役に根間健太郎が出演する事になった。コロナ禍の時代、ましてやこのような状況で誰も悪くない。悪くないからこそ無念だけが残る。しかし舞台上にはそこかしこに彼の残滓がある。  迂闊に次があるとは言えない程に厳しい

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            排気口新作公演 『呼ぶにはとおく振り向くにはちかい』の話。その2

             日差しを避けながら歩くのも面倒くさくなってきて照り返しで焼き付くような道も構わず歩いて稽古場に向かっている今日この頃。  私が作・演を担当した名前のない役者たち『おきながら見るほうの夢』も過日から初日を開けて、今のところは無事に公演を重ねている。  先週にようやく上記の作品の最終稽古が終わりようやく排気口新作公演『呼ぶにはとおく振り向くにはちかい』の稽古1本となった。まだまだ稽古をしている。夜の話なので夜まで稽古している。  最近は疲労のピークを越えて成層圏まで到達し

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            呪いは「だから、今だけ」って顔してずっと隣に居座ってるから。

             「そっとしておいて」という言葉を無視してかまい続ける午後。夕立でびしょ濡れになって遊ぼう。離した手を思いだす知らない人との握手。排気口新作公演『呼ぶにはとおく振り向くにはちかい』  近く不条理な世界。不甲斐ない司会者。スーパーカー。真夜中にこっそり起きて夜道へ繰り出す。酒を片手に歩きだす。ブロンの箱が落ちている。辿れば愚かな酩酊者のスーパーオーガニズム。  水で薄めたシャンプー&リンスで暑さにアゲインストするのも飽きた8月の真夏日。カマキリの交尾を見ながら溶けたアイス。

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            優しくなれない人の為の猛暑日。

             いつからか忘れてしまったがクーラーを付けっぱなしにしないと夏を乗り切れなくなってしまった。いつからか忘れてしまったがクーラーを付けっぱなしにしても、さして電気代が変わらない事に気付いてしまった。  8月に入り真夏の様相を呈する今日の日差しには幾分かの殺意が含まれる。暑いと人間イライラするのはその日差しのせいでもあるのだ。  ようやっとの思いで排気口新作公演『呼ぶにはとおく振り向くにはちかい』の台本を過日、書き上げた。「了」の字を打ったのは朝の7時。窓から強く確かな日差し

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            排気口新作公演『呼ぶにはとおく振り向くにはちかい』の話。

             排気口新作公演『鎌倉高校前フォーエバーサマー』改め『呼ぶにはとおく振り向くにはちかい』は8月25日から28日荻窪小劇場で行われる。フライヤーも予約フォームも公開された。是非とも予約をして観に来て下さい。でもコロナがトホホな予兆を見せているので無理はしないで下さい。  ここ数年夏になると、集英社『セレクション戦争と文学 文庫版』を読む日々を過ごしていた。21年に半藤一利が亡くなりそれをキッカケに『日本のいちばん長い日: 運命の八月十五日』を読み返したり『昭和史』を読んだりし

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            名前のない役者達『おきながら見るほうの夢』の話。完結編。

             排気口新作公演は8/25(木)~8/28(日)に荻窪小劇場で公演される。ありたいていに言えば台本作業が酷くしんどい。ラストスパートをかけているが身体が追い付かなくなってきた。各種エナジードリンクをバケツで飲むフェーズに突入した。  さて8/11(木)~21(日)北池袋新生館シアターにて名前のない役者達『おきながら見るほうの夢』も公演される。こちらも私が作・演を務める。15人の役者の方々と作品を作る。新作短篇である。詳しくは前回のnoteもしくは下記のリンクをどうぞ。そのま

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            名前のない役者達『おきながら見るほうの夢』の話。

             相も変わらず稽古の日々である。排気口新作の台本は目算残り20~25ページの所まで書き上げた。ラストスパートには入っているがまだまだ難航中である。腰痛の症状も痛くなったり楽になったり毎日の様に振り回されている。指の痛みと腕の痛みはもう慣れているので完全に無視している。是非とも差し入れではロキソニンテープを下さい。  鳥は飛べる形 空を飛べる形 僕らは空を飛べない形 腰痛の形 ロキソニンの即効性とアザラシ体操で 僕らは空を飛ばないかわり 月にロケットを飛ばす。プラモデルのジオ

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            さようなら、全ての腰痛。

             思いがけない不調とは実にしてその前から予兆があるものだ。絶賛排気口新作&名前のない演劇祭の稽古中の日々であるが、どうも先月の下旬から腰の様子がおかしかった。いつもの事だろうと思っていたのだがそれがここ数日、明らかに腰痛として私を苦しめる。  私は中学時代にソフトテニスをやっていた。それだけならまだしも、2年の頃から陸上大会の選手に選ばれ陸上の練習からソフトテニスの練習という地獄の毎日を送っていた。そのせいで私は右膝を痛めている。今でも梅雨時や雨の日など痛む。全くトホホであ

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            排気口新作公演&名前のない役者達の話。絵日記編。

             極バグっていた6月下旬の連日猛暑日もここ最近は曇り空で影を潜めている。どうも現金なものでこうなると抜けるような青空が今度は恋しくなってくるが、あの暴力的な暑さだけは勘弁して欲しい。  最近また『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを君に』を見返した。クーラーの効いた夜に。全部見るには時間が無いので戦略自衛隊がネルフ本部に突撃する部分を7回ぐらいみる。余り趣味の良い話ではないが、火炎放射器で焼かれるネルフ職員の声がとても耳に残り良かった。 (↑『新世紀エヴァンゲ

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            排気口の純猥談第1話「BUMP OF CHICKENが好きな君が好きだった」

             台本作業の合間にyoutubeで純猥談を観ている。誰にでもある恋の物語。観ているというよりハマっている。ハマり過ぎているのかもしれない。一回性の病みたいなものかもしれない。以下は排気口の純猥談と題して1話は高校生の恋の話である。甘酸っぱくて切ない。もう戻らない青春の日々。  排気口の純猥談第1話「BUMP OF CHICKENが好きな君が好きだった」  「BUMP OF CHICKENって知ってる?」夕暮れに染まった帰り道でペポ彦に聞かれた。私たちは平凡な高校3年生で、

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            もっと頑張って台本を書いていこうの巻。

             タイトルにあるように「もっと頑張って台本を書いていこう」の排気口は全ての作品において作・演出をしている私ですが、台本作業は難航に次ぐ難航。殆ど何も書けず。粗筋もままならぬ。夜に諦めて飲酒を繰り返す。小さい生き物ぐらいなら死んでしまうような愚かさを発揮している。  演出で参加している「名前のない役者たち」という演劇祭の稽古も始まり、時間もなくなり、それでも台本のペースは掴めず。これはヤバい。折り紙でスピノサウルスを作ってる場合じゃない。クラッシュフェチ動画を見ている場合じゃ

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