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カシューミルクの手作りは超簡単だし、合理的。

3年以上ヴィーガンをやっていて、植物性ミルクは一通り試した。

日本では豆乳メーカーを持っていた。煮て、砕くところまで一つの機械でやってくれるので楽だった。おからまで使い切ろうと思ってはいたけど、大量に出るのでさすがに無理だった。業務スーパーで大豆は1kg400円とかで買えるので激安。

でも、カナダでは大豆は全然安くないので、この選択肢はなし。

逆にカナダではカシューナッツが安い。コストコで1kg13.99ドルのを買っている。

カシューミルクの作り方

・カシューを一掴み、一晩浸水させるか、時間がない場合10分ほど煮る。

・水を切り、綺麗な水を加えて、ブレンダーにかける。

これでおしまい。漉したりせず、ブレンダーの容器でそのまま冷蔵庫保存。3日くらいで使い切るようにしている。

ナッツクロスで濾す、とよく聞くけど、経験上、布で濾すと雑菌が入って、日持ちが悪くなる。

主な使い道は、ミルクティー。ミルクティー用なら、他の植物性ミルクではダメ。カシューミルクが一番クセがなく、普通の味になる。

茶漉しで漉してもいいし、濾さずにそのまま混ぜてもいい。つぶつぶは底に沈んでしまうので、最後に残ったのを食べるか、捨てるかすればいい。

個人的に「濾す」がないと手作りが格段に楽になる。漉したらどうしても絞りかすまで活用したくなるけど、そんなに毎回うまく使いきれなくてストレスなのだ。
豆乳を作っていた頃も、おからが使いきれなかった。日持ちしないし、結構モサモサしてるし。かといって濾さないと喉に残る感じがする。
なぜか、カシューミルクはそんなことがない。多分皮がついていないから、濾さなくてもイガイガした部分が残らない。え、ありがた…。

カシューミルク、素晴らしい。大豆みたいに長時間煮なくていいし、濾さなくてもいい。だから専用の機械なんてなくてもブレンダーだけあればいい。それでいて豆乳よりクセのない味わいで、使い道が広い。

さらに牛乳と比べても、管理が楽。カシューナッツといういわば濃縮された状態で買ってくることができ、こまめに買いに行かなくていい。必要な時に必要な分だけ作ればいいので、消費期限を気にして無理に使い切ったりダメにしたりすることもない。インスタント食品的な便利さがある!

デメリットとしては、牛乳や豆乳に比べると高いのと、豆乳ほど健康的ではないこと、環境負荷も豆乳よりは高いこと。

とはいえ、大豆とカシューそれぞれ1kgで何リットル作れるかちゃんと計算したことはないので、どれくらい割高なのかはわからない。今度計算してみよう。

とにかく楽でおいしいので、牛乳を辞めたいと思っている人はぜひ試してみてほしい。

なお、カナダではカシューミルクは普通に売られてるけど、1リットルで4ドルとかするし、それを新鮮なうちに使い切るのは難しい。あとおそらく分離を防ぐために添加物が色々入ってて、味が違う。そして豆乳も同じくらい高い…。

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