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大人の想いを砕く文才

2007年4月13日に投稿したブログより。

本好きが高じて、ということもあり、たまに「将来は何か本でも書いてみるか」なんて夢想することがあります。

でも、こういうのを読んじゃうと、正直自分のふわっとした夢想なんてパッと散らされちゃいますね。

タイトルどおり小学生高学年の時から中学生低学年の時期に著者が書いた日記というか私小説。

めちゃめちゃ上手いです。小5とか、小6ですよ。「作文?めんどくせー!」とか大半の小学生は思ってる時期ですよ。

もともとモデルということもあって、大人の世界に入っている分、周囲の子に比べて大人びていたのもあるかとは思いますが、日常の描写やその観察力には脱帽です。

漢字などについては、編集されているのかもしれませんが、とてもとても小学生の文体ではありません。

上手い話を描く大人が子どもの視点から書いたといわれても、やっぱり上手いと思える文章です。

才能のある人っているんですねー。

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