面白く気になるタイトルのつけ方

週末は、過去の読書ブログからの転記が多くなってしまいますが、お付き合いのほどよろしくお願いいたします。

2006年12月30日に投稿したブログより。

この作家はタイトルのつけ方が上手いと思います。

まあ、タイトルつけるのは作家自身とは限らないですけど。

前作も気になるようなタイトルでしたし(まだ積んであるだけだからタイトルの意味は知らないままだけど)、今回のタイトルも何だか語呂がいい。

で、中身もちゃんと満足させてくれました。

中篇二本で、最初のはタイトルどおりの流しのお縫い子が主人公。キャラが立っていて、生き方にもピシッと筋が通っていて、読んでてカッコイイと思えます。

もう一本は男の子が主人公のお話。こちらも出来る友人を心の底から羨みながらも、実は自分の方が充分一人立ちしているというカッコイイ話。

芥川賞候補作だったようですが、いやいやちゃんと娯楽作品に仕上がっています。

近々本棚にある前作を手にしてみよう。

今日も読んでくださって、ありがとうございます。

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