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[記憶の取扱説明書]について

こんにちは。
初めましての方は 初めまして。

早速2本目の投稿をしていきたいと思います。
今回のテーマは「思い出に残っている店」です。このように毎回テーマを作っているのには理由がありまして。少々説明させてください。
前回のテーマは「恋愛」でした。かなり汎用性のあるテーマだったのですが、今回は少々掘り下げてみたテーマとなっています。テーマはどのように決めているかというと、夫と交互に決めていくことにしております。私が遊び心で「初投稿でスキをたくさんもらえた方が勝ちね。何か賭けよう。」と言ったのが発端です。
3〜4もらえたらいいな〜〜〜と思っていたところ、思った以上のスキがいただけて感無量でございます。ポチッと押していただいた方、ありがとうございます。
ということは夫も同じテーマで投稿しているということです。もし見つけたら、よしなに。

「早よ本題に入らんかい」

ああ、大変申し訳ございません。では、早速本題の

「思い出に残っている店」


夫が提示してきたこちらのテーマ、かれこれ1週間ほど考えていたんですが、なかなか難しい。29年間の人生でたくさんのお店を訪れたからです。こんなご時世でなかったらもっといろんな店へ足を運んでいたかと思えば、それはそれで現状分母が少なくて良いのか?なんて下衆な考えもしてしまいそうになる。

皆さんは強く記憶に残っていることってあると思います。もちろん「感動して」「満足して」「トラウマ」「悲劇」なんていろんな記憶があると思います。もちろん私にもネガティブな記憶も多々。

思い出って

過去の体験を思い出すこと。「―の名場面」。特に、体験した事柄で今も印象に残って思い浮かべる、その事。

だそうです。
・友人が貸別荘で吐きまくってそれを処理した話
・合コンでストーカーされた話
・婚約破棄された話
・24〜26歳 女盛りを棒に振った話
ネガティブな思い出、ちょっと思い出しただけでもこんなに。
「悲劇界のデパートや〜」って彦摩呂に言われたい、そしてみんなから励まされたい。なんてのは冗談ですが。

お店の人もポジティブな記憶の残り方してほしいだろうに、客側の思考1つでお店の印象を左右してしまうのってすごい。どんなにすごいおもてなしをしても、その時のその人の状況次第でガラリと変わってしまう。
私も人にいい印象、いい思い出で残ってほしいと思うし、多分大半の人がそう思うはず。まあ、そんな都合のいい記憶操作はできないので、訪問する側の行い・思考次第だなと思うこととします。

「いいことだけを思い出す」

HSP気質にある私は悪いことがあると、その感情に全てを支配されてしまうことがあるんです。ああ、今日もすごいミスをした。ああ、今日は最悪な日だった。って。
もちろんみなさんにもそんな方はたくさんいらっしゃると思うんです。「自分の機嫌は自分で取る」は大人として当然のことですが、それが今までできていませんでした。こんなの良くないと思い立って以来、最近は思考を変えて「いいことだけを思い出す」ようにしたんです。最初はもちろん難しいですが、最近は悪い記憶を改竄したりして、うまくセルフコントロール、アンガーマネジメントができているように感じます。
夫にはエ?って思われるかもしれませんが、私は元彼とお別れした
espressamente illy
を思い出に残っている店にします。東京にもある店で、福岡は天神のど真ん中、地下街にあるんです。そこで約3年前にお別れをしたんです。いろんな理由がありましたが、一番の理由は「彼が将来を考えていなかった」というところ。今の夫とは既に出会っており、お互い恋愛相談をしていたんです。夫は「ハココさんが信じた道を進んで」とそっと話を聞いていてくれていたんです。私も元彼とはうまくいくように頑張っていたんですが、お別れに至りました。その後、夫と正式にデートを重ねおつきあいに至り、縁があり入籍しました。まあ、この話は追々していこうかと思います。
このお店がなかったら、このお店じゃなかったら、お別れしていなかったかもしれない。ずるずる元彼と付き合って、私はより一層精神を病んでいたかもしれない。そして今の夫とも入籍まで至っていなかったかもしれない。

タラレバみたいになってしまいましたが、ある意味「思い出に残っている」お店で、いい思い出ではないものの、ある意味イイ場所だったんです。
いいと悪いは紙一重なところがあると、今の私は思える。良し悪しを決めるのは現段階の自分。もちろんその頃の私には悪い方の記憶としてしか残っていない。

私は今幸せで、いろんな店へ出向き、心を洗うことができた。
いろんな店が私を変えてくれて、一つ一つが節目であることは間違いない。これからもいろんなお店と出会うことがあるだろうし、記憶に刻まれていく。良いことも悪いことも、自身に刻まれていくのが今の私には楽しくて嬉しい。時には感傷に浸る時もあるけど、それが今は本当に面白くてたまらない。

私にとって記憶とは、今の自身がどう捉えられるかだと思うんです。
嫌なことも「あの時の出来事がなかったら今の自分はいない」とポジティブに思えることが最良。自分の機嫌は自分で取ることにつながっています。

なんだか自己啓発の本の内容みたいになってしまい、少し恥ずかしいですが、これが私の精一杯のテーマへのアンサー。


さて、次のテーマは私が考える番。何にしようかな。


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