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再録ハコボレ落語研究会『世別レ心中』稽古場こぼれ噺〜その⑦

「おまくら」

ええ、どうも。本日も一稿のご愛読願います!
短めの投稿になりますがお赦しください、、、
慣れないことも、なれるようにしていけばいい!
今まで自分の写真をあげるのをどこか、違うなと思っておりました。しかし「どんな人が作った作品か」も立派な宣伝だよ、と教えてくれる人がおりまして。その出会いから私も発展していきたいと思い、毎日「自撮り」もアップしてます◎
食事や私服を知ってもらうのが効果があると、思ってやってみても。この時期の主食はカロリーメイト。バランス栄養食品がなにより信頼している。そんな中の人のお話です。


稽古を終えた脳内はパンクでロック

通し稽古を終えた。そして告知も宣伝インスタライブも終えて。
先程までスタッフさんにこんな遅い時間までお付き合いいただいた。
最後まで向き合ってくれていることに深く感謝をしています。
だからこそ私にできることは惜しまずしっかりやりたいんだ。
搾りかすのような脳味噌だが、情熱を一個だけ搭載してキーボードを打っている。脊髄反射で打っている。そんな稽古終わりのノートです。

 さて、今日は音響さんと照明さんが来ていただき、北川さんにももていただき、実質『世別レ心中』フルメンバーみたいなもので。19時開始の直前まで、ずっと和やかにしゃべる。この空気感の中の「集中」の仕方。始まりの音楽が流れて「あ、もうはじまるのか」そんな心持ちで舞台に立った。
今までの「やってやる」「見せつけてやる」とロックを聴きながらゾーンに入る過集中じゃなくて、「空気のまま舞台に上がる」自然。この理屈がわかった。構えないスタイル。

通してみて、音楽が入ってわかったこと。
当たり前だけれど、前回とは全く違う作品になっている。
もちろん良い意味でだ。落語の出来も良かった、言うことが無いと褒めていただいた。この集中の仕方で本番に臨めたらいい。
形はわかったのであとは修正と体力の問題。
ここまで来て体を酷使して、楽器をダメにするのはプロじゃねええ。
休むこと、体力を取り戻すことも仕事。そこも過集中じゃなく、自然に。
と、グダグタ書いている脳内はパンク寸前で、ロック、鍵がかかりそう。

そのくらい今日はいい日だったよ。
あんまり言うのは野暮とかも関係ないといいますか、せっかく良い作品が幕を開けようとしている。どうか来て欲しい。
「落語から演劇へ」という新しい挑戦を、これから間違いなく伸びて行くこの作品。じゃないな、伸びるのも伸ばすのも、私「前田隆成」だ。

もちろん作品をみに来てとも思う、し同時にこの男を観に来て欲しい。
演劇なんてと、こんな時代だからと、そう諦めてしまいそうな同志たち。
24歳最後の足掻き。どうか笑ってみに来ておくれ。
一人だけれど、たくさんの人を巻き込んで渦を巻いて。
4月8日に舞台に立たせていただきます。

上演時間も約60分、
朝なら1500円。事前に予約を入れてくれると2000円。
こっから絶対、跳ねるから。這い上がるから。
「私さ、前田隆成の落語から演劇の一人芝居見たことあるんだぜ」ってことがアナタの財産になる舞台にするから。大きく言ってるが過小評価なんてしてない。
だから、どうか、お願いします。
劇場に会いに来てください。よろしくお願いいたします。
泥臭い乱文を最後までご愛読ありがとうございます。

それでは明日も稽古に励みます。
みなさん本日も1日、お疲れ様でした!

公演詳細

再録ハコボレ落語研究会
「世別レ心中」

◎日時
4月8日(木) 18:00
4月9日(金) 15:00/18:00
4月10日(土) 11:00/15:00/18:00
4月11日(日) 11:00/15:00

◎会場
花まる学習会王子小劇場
東京都北区王子1-14-4 地下1F

◎チケット料金
前売:2000円
当日:2500円
あさハコ:1500円 ※11:00の回のみ

-----作品内容-----

◎作・演出・出演
前田隆成

◎古典落語「鰍沢」のあらすじ
旅人は身延山に参詣へ向かう道中、吹雪に見舞われた。遠くに灯りを見つけ尋ねてみると、美しいが喉元に傷のある「お熊」と名のる女が現れた。見覚えがある彼女は元、吉原の花魁で旅人も一夜を明かした過去がある。羽振りの良い旅人に、お熊はそっと卵酒を差し出した。雪山のあばら屋から鰍沢へ駆ける、一夜の物語。

◎演劇「世別レ心中」のあらすじ
旅人は激流を下る際に、本当にご利益があって助かったのか。お気楽なニンゲンの言い伝えに嫌気がさすモノがいた。彼らの村に伝わる「鰍沢」の伝承とは話は少し違う、旅人との関わり。ケモノの九太はあの夜目にした真実と森に伝わる呪いについて語り出す。

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