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詩_1127_「眺め」

僕はあんまり馴染めないから
少し離れて世界を眺めていたい
でもそうはいかないんだって
僕も世界の上にいるから

あまり考えすぎるなよって
ゴミを漁るカラスに言われ
もっと適当でいいよって
頭をかくにネコ言われた

私が見守ってあげるって
出たばっかりの月に言われ
周りの星たちも頷いたけど
なんだか少し違う気がした

だって僕が行きたいのは
あなたがいる場所だから
僕が立ってるこの世界を
眺められるその場所だから

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