見出し画像

ママは悪くない!

子育てをしていると、少し間が開いてしまった友人が来訪してくれて、久々にいろんな話ができますね。
育休を取ってなければ、このような機会はなかなか得られなかっただろうと思うと、育休取得しておいてよかったなぁと思います。
きっと、育休を取らなかったら、平日の日中いない分、土日は僕が頑張るよ!と言わんばかりに育児と家事に励んでいたと思います。(妻の機嫌を見ながら、、、)

さて、ここでご紹介するのは、以前NHKスペシャルで放映された内容を完全マンガ化した「ママは悪くない」です。

この本でよかった、ためになったところは、以下3点

・何よりもまず、読みやすい!
・科学的見地から、ファクト・エビデンスベースとで語られる。
・オキシトシンって、男性でも出る!

マンガなので、正直1時間もかからず読み終わります。とてもライトなのに、情報はしっかりと調べているもので、安心して読むことができます。

そして、NHKスペシャル「ママたちが非常事態!?」取材班監修で、当該の番組は放映後数日でTwitterで2万RTを超える反応があった内容を書籍化しているものです。読んでいても大変わかりやすく、何よりも科学的見地からファクトやエビデンスベースで表現してくれているので、大変理解しやすく、且つ、信頼できる内容だなと感じました。
正直、ママ向けの情報サイトはその昔のWelqみたいに情報格差があるからこそ、乱立していて、本当に「何を信じたらいいのか、、、」というものばかり。また、産後なんかは特に、家にいがちなので、Twitterで情報を集めようと思えば思うほど、正しい情報かどうかの観察眼が必要になる。
正しい情報に触れるために、Webよりも書籍に手をだしたので、そこはとてもよかったと思いました。

一番大切だなと感じたのは、「オキシトシンは男性でも出る」という部分です。一般的に「愛情ホルモン」と言われ、女性の脳から分泌されるオキシトシン。書籍中にもありますが、このホルモンの作用により、赤ちゃんに強い愛情を感じ、守りたいと思い、逆に赤ちゃんに触れようとするものを敵対視するようになるのだとか。
(産後のガルガル期は、寝不足に加えて、このオキシトシンの作用が強いということもファクトベースで書いてありました。)
ただ、オキシトシン、男性も出るんですって♪
いや、ガルガル期になりたいわけではなく、愛情ホルモンの部分でw
「パパがだっこすると泣く」とか「父親としての実感が湧いたのは、子どもが**才になったころ」というのは、父子で愛情ホルモンを出し合っていないからなのでは、と考えました。

男性のオキシトシンの出し方は、簡単。
1:触れ合う時間を増やすこと
2:見つめ合う時間を増やすこと
以上です。
これをやって、パパもとっとと「親」になろうと考えました。
(ちょっと関係ありそうな海外の記事もUP!)

しかし、以前書いた、以下の記事でも記載しましたが、産後、育児に関わる時間は、男性が働いて、女性が家にいる状況(例えば産褥期)で、男性が平日定時で帰り、土日に徹底して育児をしても、約3倍程度の差が開いてしまいます。

一緒にいる時間の差がこれだけ開いてしまうなら、オキシトシンが出る量も違うだろう。ということで、私はとにかく帰ったら子ども対応を徹底して、率先してやりました。
ミルクも、ぐずった時の対応も、なるべく、なるべく。(もちろん全部ではないですが)

結果として、子どもは私でも、妻でも泣きやみますし、泣くときはどっちでも泣きます。
逆に妻のガルガル期もほとんど感じられず、平穏に過ごせております。

とにかく、「オキシトシンは男性でも出る」は目から鱗の情報でした。
母性神話みたいなものが、当たり前のように語り継がれていますし、お腹を痛めた子どもじゃないと〜、とかいうコメントも聞きますが、そういうものを信じる前にエビデンスベースで、まずはやってみる。ということを意識的にやってみている。というのが今の状況です。

結論から言うと、極めて成功していると私は感じます。
もちろん個人差があるでしょうから、必ず他の方にも同じ結果が訪れるかはわかりませんが、「男性が積極的に赤ちゃんと触れる育児をする」ことはとても意味があると思っています。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました♪

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集