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テレビを見ながら勉強する。お風呂に教科書をもっていく。「ながら勉強」こそが大事。

こんにちは。第5弾です!今回は、前回お話させてもらった「そんな簡単に重い腰があがるわけないでしょ!」という方へのメッセージとなれるような、そんな文章をお届けします。

~きっかけはテレビとお風呂。「ながら勉強」が私の勉強生活をいつも助けてくれた~
今回は、前回とくらべて時は少し進んでしまいますが中学3年生の頃の私をもとにお伝えできればと思います。
投稿の第1弾で軽くお伝えしたのですが、中学2年生から成績を上げはじめた私は、中学3年生には、なんと上から何番目というレベル。学年の9割が受けるという追試も受けなくてよい枠に入る、など優等生となりつつありました。志望校にも余裕で東大と書き、先生たちにも多いに期待される存在となっていました。
「ものすごく順調やん!」そんなふうに思った方、いやいやそんなわけないのですよ。中学3年生の夏ごろからというもの、いよいよ「勉強疲れた。飽きた。」そんなふう思い始めます。さらに不運なことに(のちのち見れば幸運なことであるが)ちょうどそのころ世間ではスマホが普及し始め、簡単にyotubeなどの動画が見れるという環境に変化してしまったのです。昔からテレビっ子だった私は、当然、激ハマりしてしまいます。宿題をせずに昔のとにかく月9を見まくったのです。学校から帰ってきたらすかさず動画をつけ、ご飯を食べながらも動画を見て、お風呂でも動画を見て、見終わらなかったら徹夜してドラマの続きを見る。18時に家に帰ってきてから1本のドラマを見るとだいたい夜が明けていました。次の日、学校では当然爆睡。帰ってきてからもご飯を食べてからすぐに爆睡。優しかった母は見守るのみで、特に何も言わなかったものの、とんでもない生活が続きます。私は2日に1本ペースでドラマを見ていたのです。そんなこんなで、恐怖の時期がやってきます。そうです。期末テストがやってきてしまうのです。普段の宿題はほとんどやっていない。こんな状態で成績を維持することはできない。でもドラマは見たい。その葛藤に勝てなかったが、罪悪感もあった私は、動画をみながらとりあえず問題集だけひらくという行動にでます。もちろん動画に見入ってしまうため、1時間で2.3問しか進みません。そんな時、たまたま見たいドラマの動画がCMが挟まる形になっています。なんとCMが挟まると、CM中は勉強が進むのです。今まで、2.3問しか進まなかった問題集が、10問程度進むのです。そこで私は考えました。「横目で見れる動画なら動画をみながら勉強できるかもしれない」そうです。私は、このテスト前期間だけは、今までみたことがあってストーリーはわかっているドラマを見返すことにしたのです。注目したいシーンの時をだけは勉強の手がとまるものの、そのほかは勉強が進みます。そんな勉強を続けていくうちに、勉強のやる気がでなかったら、動画をつけ、動画をみながら勉強しよう。そんな習慣がつきました。この習慣は実は今でも使っています。やる気がない時は、スマホで動画をみはじめ、教科書をひらくだけ。なんとなく1行目を読み出し、続きが気になるので、2行目を読み、、、気が付いたら問題が解き終わっていました。動画を見るという行為が勉強を始める "きっかけ" となっていくのです。トイレに地図をはっている小学生の親御さん、お風呂で台本を読む役者さん、電車に乗りながら英単語を覚える人、これらは、勉強をはじめるきっかけを「勉強しなきゃ、ではなく、トイレに行ったら、お風呂に入ったら、電車に乗ったら」そのように切り替え、重い腰を上げやすくしているのです。
重い腰はなかなか上がりません。しかし、自分が好きなこと・これからしたいことをはじめ、勉強は横に置いておくだけ。そのように考えるのはどうでしょう。各段と重い腰はあがりやすくなるのではないでしょうか?
教育ママのみなさん、中高生のみなさん、ぜひこのように考え改めてみてはいかがでしょうか。

次回、では教育ママさんはどうやって「重い腰をあげる」ことを助けてあげればよいのか。そんな内容をお届けします。

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