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読んだ本_2020/01

1月は、4冊本を読みました。小説ばかりです。記録用に感想をツラツラと書いています。

サイレント・トーキョー

新年早々、購入しました。
今年の冬に映画化するということで、気になって読みました。

巨大地震、戦争、テロ事件、、こう並べてみると平和でも平穏でもなく、物騒だなと正直思いますが、近い未来に起こるかもしれない、と予測されているものです。

現在、中国を中心に新型コロナウイルスについて、事実と虚実を含めた多くの情報が出回っています。そして、受け取る側はその情報に振り回されています。

「大切なのは想像力だ。」

その情報が正しいのか間違っているのか、自身の頭で想像していかなければならないのだと、改めて肝に銘じました。

文面から感じられる1秒1秒の凄惨な時間をどう映像化するのか、今から楽しみです。

島はぼくらと

故郷に残る者、去る者、何らかの形で訪れる者。時間の流れと共に、街は変化し続けます。

そして、人も出会いと別れを繰り返します。もう二度と会えない人もいれば、何かのきっかけで再会できることもあります。

「別れる時は絶対に笑顔でいろ。後悔することがあるかもしれんから。」

私は春から大学生になります。自信はないけれど、今の友人達と別れる時には、笑顔でいられたらいいなと思います。

春から新しい環境で踏ん張っていく方には是非読んで欲しい一冊です。

雨心中

生きていくって難しいなあと、月並みな感想ですが、率直にそう思います。

相手に尽くし、相手に頼られることでしか世界に自分が存在する理由を見出せない人もいます。

側から見れば、切なかったり、残酷だったり、という感情が浮かんできますが、当人にとっては愛が溢れているのです。

思わず、はあああああと、溜息と共に苦しさを吐き出したくなりました。

やがて海へと届く

地に足をつけて、一歩ずつでも前に進んで行かなきゃと焦ることがたまにあります。しかし、焦ってる時程前に進んでいるのか、留まっているのか分からなくなります。

「どうして死んだ人間には反射的にやさしいふりをしたくなり、生きてる人間のことは苛烈に糾弾したくなるんだろう。」

今の社会を表現しているような言葉です。
存在を失った時、大切さに気づいてしまうんだろうなあと感じました。

感想

2月になりました。読む量が多いわけではありませんが、これからもnoteに感想を残していきたいなと思います。

最近、小説を選んでしまうことが多いので、知識をつけるためにも新書やビジネス本も読みたいです。(こうやって、何を読もうかと考えている時間が幸せだったりします。)

それでは。

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