なぜ、わたし達は「わかってほしい」「認めてほしい」と思ってしまうの？
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こんにちは。本多理恵です。
わたしは、本来の自分らしさを表現していくことで、その人にしかない価値を提供しながら、自己実現していきたいと感じていらっしゃる方に、その実現方法をレクチャーする仕事に携わらせていただいております。
あなたは、自分のことをだれかに「わかってほしい」「認めてほしい」と感じたことがありますか？
わたしはですね、もう本当に、ずっとそう思って生きてきたんです。
わたしのことを「わかってほしい」特に、パートナーに対してそう感じることが多くて。
でもですね、残念ながら、わたしはパートナーに「わかってもらえたな」と感じることはありませんでした。
そして、その理由も、わからなかったのです。
ですが、あるときわたしを長年苦しめてきた原因についての気づきがあったんですね。
それがわかったときには結構ショックだったのですが・・・（笑）
ご主人やお子さんご友人、職場の方などに「わかってほしい」「認めてほしい」と感じるときがある方にも参考にしていただけるかなと思い、きょうは、なぜ、わたし達は「わかってほしい」「認めてほしい」と思ってしまうの？ということについてお話ししていきますね。
わたしは、物心ついたときから「わたしのことなんてだれもわかってくれない。」と感じながら生きていました。
なぜ、そう思うのか？自分でもよくわかっていなかったのですが、「自分のことをわかってくれる人はいない」だから、自分の本当の気持ちを伝えるということも、しないようにしてきた気がするんですね。
「自分の気持ちを口にしても仕方ない」と諦めていた気もしています。
でもですね、そう感じながらも、本当はずっと「自分のことをわかってほしい」って思っていたんです。
そして、その思いが一番強く出るのがパートナーに対してでした。
「わたしのことをわかってほしい」
ですが、自分の本心に蓋をし、本当の気持ちに気づかないでいた当時のわたしは、「わたしのことをわかってもらえない」という経験をパートナーを通して繰り返していきました。
この人は、わたしのことをわかってくれると出会ってすぐのころは思うのですが、いざお付き合いがスタートするとやっぱり、わかってもらえない・・・。
わかってもらえるようにがんばって伝えているつもりでも、伝わらない。
わたしの心は、ずっと満たされることなく、一緒にいても、孤独を感じるそういう寂しさを感じていましたね。
そして、このようなことを繰り返すたびに、深く傷つき、男性に対して、怖さを感じるようにもなっていったのです。
そして、ついに心が砕けるようなとても深く傷つく経験したときどん底の感情の中で気づきました。
「わたしのことをわかってほしい」
これは、わたしが母に対して、感じてきたことだった、ということに。
わたしは、幼いころから、母にわかってほしくてそのときが訪れるのをずっと待ってきたんですね。
でも、わかってもらえることは結局なくて。
この心の傷は、パートナーシップの傷だと思い込んでいたけど、本当は、母に対しての傷。
どんなにがんばってもほしい愛情が得られなくて失望し、傷ついてきた心の傷だったんだ・・・。
このような深い気づきを経てわたしは、だれかに「わかってほしい」と思うことが、だんだんと少なくなっていきました。
するとですね、不思議なことに「わかってもらえる」という体験もするようになってきたのです。
そして、相手の方に期待をするのではなく自分らしくいられるようになりパートナーシップや人間関係も以前より、肩の力を抜きつつ楽しむことができるようになってきた気がしています。
「本来の自分らしさを表現できるようになった」そんな感じでしょうか。
もし、以前のわたしのように目の前の人に対して「わかってほしい」「認めてほしい」と無意識にでも感じているとき、それは、もしかしたら幼少期から両親に対して感じてきた思いにつながっているかもしれません。
それが、あまりに強かったり自分で自覚していなかったりしているときには、以前のわたしのように人間関係・ビジネスなどにおいてマイナスの影響を及ぼすことも少なくなかったりもするようです。
「わかってほしい」
「認めてほしい」
この思いの先に、本来の自分らしさが待っていたりします。
この思いを乗り越え、肩の力を抜いて自分らしく生きていきたいですね。
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