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【初めての組織化のあり方とやり方】

今回は、初めて人を雇用する、または他者と連携する際の組織化に触れたいと思います。
結論からいえば、人を雇用・連携する場合は、思いの共有が最優先ということ。

なぜ?なんのために?なにを?するのか。
事業の存在意義と目的ですね。
その後、自分や関係者がどうなりたいのか?
最終のゴールはどこか?
ここをキチンと押さえて組織をつくったところは例外なく成功しています。僕の知っている限りでは…。

なぜか?
最初から同じ方向に向かえるよう意思統一をしているからです。
すでに根づいている組織風土を途中から改革するよりやりやすいんです。
まっさらな状態から始められるという利点は強烈なパワーになり得ます。

逆に、このあたりの手間ひまを惜しんで戦略・戦術というやり方から入るとうまくいかないケースが多いんですね。
意味や目的を持たずに事業を始めれば、目標達成にこだわるあまり王道からはずれていく。
儲けることだけに執着するようになってしまうからです。
いまだ絶えない企業の不祥事はその最たる例。
SNS等で楽をして稼げるなんてうたい文句もそうでしょう。

それと、もう一つ。
起業独立する時点で経営理念やクレドをつくり、それに沿った活動を続けている人は成功に向かっています。
こちらも例外なく…。

そして、みなさん、判を押したように独立1年後をめどに組織をつくることを目標にしています。
なんか導かれている感じさえするのです。

そう思える根拠は何か?
自分たちの思いに共感してくれる人の存在を身近で感じているのが主な理由です。
そう、あり方は自分で腹落ちしたり組織内で共有するだけのものではありません。
外に向かってのファンづくりの戦略(やり方)にも活用できるのです。

だから、彼ら彼女らは決めています。
お互いに共感できる価値観を持った人と一緒にやる。
多様性も尊重しながら…。

そうはいってもすぐに見つからないんじゃないの?と思うかもしれません。
それがそのタイミングで現れるんですね。
ここがご縁の不思議なところ。
でも、突然現れるわけではありません。
その前からなんらかの布石があるのです。
ある時、なるべくしてなる時が来る。
人生のあみだくじの横棒が入る瞬間が…。

最後に、人を雇用する、仲間と連携する前に、ドラッカーが言う組織の目的をお伝えします。
噛みしめたいところです。

【組織の目的】
「凡人が非凡になれるようにすることである」

  1. 組織は成果に焦点を合わせなければならない。

  2. 組織の焦点は、問題ではなく機会に合わせなければならない。

  3. 人事の決定は、組織の信条と価値観に沿って行なわなければならない。

  4. 人事の決定は、真摯さこそ唯一の条件であり、身につけていなければならない資質であることを示すものでなければならない。

最後までお読みいただき有難うございます!


最期までお読みいただき有難うございます! これからも【人としてのあり方とやり方としての戦略】に特化して情報発信していきます。 記事内容向上のためにも感想等をいただければ嬉しいです!