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あなたもわたしも知らない世界(Vol.011)

不思議な世界というのを題材に記事にしています。

バックナンバーは上記に保管しています。
 
先に断っておきます。
今回の話は、ちょっと怖いです。
 
怖い話が苦手な方は読まない方が良いですからね。
絶対読まない方が良いですからね。
 
読んで失神しても知らないですからね。
これくらい強く言えば、読みたくなるかな。
 
 
今から20年以上前、娘がまだ幼稚園くらいの話です。
その夏、広島の妻の実家に戻るため、東京から広島への高速道路を走行していました。
 
娘は助手席でチャイルドシートに座っています。
京都のトンネルを抜けた時、娘が話し出します。
 
娘「子供がいたよ
私「えっ!?、何処にいたの?
 
娘「トンネルの中
私「トンネルのどこを歩いていたの?
 
娘「トンネルの端を歩いていた
私「いや、見なかったけれど・・・





「京都のトンネルのはしを歩く子供」をイラストしてと依頼してみました。
このはし渡るべからずじゃない、一休さんか💦

そんな出来事が有りましたが、娘の見間違いだろうと思い、そのまま広島の実家で過ごし、また我が家にUターンしました。
 
それから半年近く経った今度は冬休みです。
また広島の妻の実家に車で戻ります。
 
前回同様京都のトンネルを抜けたところで娘が言います。
娘「子供がいたよ
そういえば、半年前にも同じようなことを言っていたな、確か同じトンネルだった筈。
 
私「その子は男の子、女の子?
娘「女の子
 
私「その子は、何歳くらいの子?
娘「私と同じくらい
私「5歳くらいの子かな」「その子は何処を歩いていたの?
 
娘「トンネルの端を歩いてた
私はこの話を聞いて、恐怖しました。

 




「トンネルの中を歩く女の子」をイメージしたイラスト
私には見えて無いのですが、娘にはこんな風に見えていたのでしょうか💦

京都の下りのトンネルには小さい子に見える何かがいるのだと。
ただこの見えたと言うのは、この2回だけでした。
 
というのも、体力的にも車で戻ると言うのは疲れ始めていたからです。
そして、甥っ子の結婚式、今から5年ほど前の夏の話になります。
 
ここしばらくは車で帰省するなど体力的にも辛くなっていたので控えていましたが、兵庫県で結婚式という話でしたので、車で行くことにしました。
 
そして娘が「子供がいたよ」という京都のトンネルの入り口が見えました。
私「そういえば、このトンネルだけど、子供がいたよって言ってたトンネルだよね
 
娘「えっそんなの知らないよ
娘も二十歳を超えた大人になっていたので、昔の事は忘れてしまったようです。
 
トンネルの中に入り「まあ子供の頃は見えたりするもんな」と娘に話をしている最中のこと。
トンネルの丁度真ん中あたりを通過するくらいの時です。
 
いきなりダッシュボードの上に置いていた扇子が後部座席まで飛びました。
私は「うわぁぁ」と声を上げてしまいました。
 
タイヤが浮くような何かに乗り上げた訳でも有りません。
他の置いたものは微動だにせず扇子だけが後部座席にまで飛びました。





「ダッシュボードに置いた扇子が後部座席まで飛ぶ」をイラストしてと依頼しました。
扇風機が飛びそうです💦

それ以来、車で広島に戻った事は有りません
京都の下りのトンネル、そこには目に見えない何かがいます
 
そして、小さい子を助手席に座らせることも、トンネル内でこの話もしてはいけません
とだけお伝えしておきます。
 
 
さて、この出来事の真相は何なんでしょうか。
子供の幽霊?
娘の見間違い?
動物の子供だった? 人とは言われていません
私の記憶違い?
本当はボケてた💦
私には分かりませんが、何だと思いますか。
 
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