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「流行が流行を生む」仕組みとは
2019年から爆発的に流行りだしたタピオカはなぜあんなにも流行ったのか??
「流行」を生む人の心理についてのお話です。
毎年さまざまなものが「流行」し、そしていつの間にか「忘れ去られる」を繰り返している。
人の価値観はそれぞれ違い、急に変わるわけでもないのに何故みんなが同じものを手にしてしまうのか??
行列のできるお店に何故時間もかけて並ぶのだろうか..違うお店でも美味しいものはたくさんあるのに..。
気付けばみんなタピオカを飲み、iPhoneをこぞって購入し、そして、在庫がまだまだたくさんあるはずのトイレットペーパーを店頭から無くしてしまう...
なぜそんなことが起きてしまうのか...
全ては人の心理がそうさせていたのです
▼「人の心理が流行を生む」を解説
結論
人は大多数の人が選択していることを選択してしまう
「みんなやってるから安心..」
「みんな持ってるなら自分も欲しい..」
そんな想いを経験された人もいるかもしれません。
または、
「いまみんなこのアプリ使ってるよ..」
そんなような事を言われ、実際にアプリをダウンロードしたことがある人もいるかもしれません。
「流行」とは大多数の人がある選択をしていることを表しています。
そして人は、多数が、ある選択肢を選択している現象が起きていると、その選択肢を選択する傾向があります。
これを心理学では「バンドワゴン効果」とよびます。
この効果の凄いところは、大多数の人がある選択をしている現象が起きると、さらにその選択肢を選択する人が増大する効果があるということです。
つまり、行列のできるお店にわざわざ並ぶのも、みんながタピオカを飲むのも、このバンドワゴン効果が影響しています。
「みんながしていること」に人間は、自分の意思とは関係なしに自然と選択してしまうのです。
言い方を変えれば、「多数の支持を受ける物事の方が受け入れやすい」ということもいえます。
▼バンドワゴン効果が活用されているビジネスシーンとは..
典型的な活用方法は「キャッチコピー」です。
店頭でよく目にするのは「当店人気No. 1商品」と記載されている広告です。
また、セールスの場合であれば「当社人気No. 1の商品」と紹介することでその商品を選択していただける可能性を高めることができます。
こんな一例もあります。
住宅展示場など、普段からよく行くことのない場所では、一般的に敷居が高く入りづらく感じている方も少なくないようです。
玄関を覗き、玄関に1足も靴がない様子を見て、入店を躊躇しやめてしまう人もいます。
そこでそうならない工夫として、ダミーの靴を何足か並べて置くハウスメーカーもあるようです。
その靴を見たお客様は「他にも人が入っているなら安心して見学できるし、評判がいいのかもしれない」と期待までしてもらえるかもしれません。
さらに、ここ数年はSNSの影響力がどんどん増してきています。そんなSNS上でもバンドワゴン効果を活用しているシーンが多く見受けられます。
例えば、インスタグラムなどでたくさんの「いいね」や「ハッシュタグ」がついているお店はさらに多くのお客様をお店に呼び込むことができます。そのきっかけになるのが、インフルエンサーです。インフルエンサーに無料で食事を提供するなどしてお店に来てもらい、その代わりとして「ハッシュタグ」をつけて自身のインスタグラムで紹介してもらう。いわゆるインフルエンサーマーケティングとして活用されています。
このように「バンドワゴン効果」は、ビジネスでも多くのシーンで活用されているのがわかります。
この効果を活用するには、「他の人も大勢選択している」ということをアピールするだけでいいので比較的、簡単に活用することができます。
活用する際のポイントは、商品の購入を悩んでいる人の「選択をサポート」したり、セミナーなど敷居が高い場所でも「席が埋まっている写真をSNSにアップする」などして、敷居を低く見せたりしたいときなどに活用するといいかと思います。
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