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コアターゲット分析からのマウント仕草

「○○を好むのは○○な人だ!」

マーケティングだったり心理分析だったりと呼び名はいろいろとあるかと思いますが、個人が好む事柄についての分析は昔から行われてきた事だと思います。

食べ物だったり創作物だったり鍔迫り合いが起こりやすい好きな球団や思想信条に至るまで種類を問わずです。

別に忌避する行動でもなく対象との相関関係がわかると発展への舵取りもやり易いですし、何故人がそれを好むのかと本人すら意識していなかった感情に気がついたりとなかなかに興味深い知見だと思います。

ですが時々「んんん?」という方向へ話の流れが転がっていく事があります。 もしかするとそれを語りたいが為に分析という前提を用意したのかと思える程に。

無意識、または意図的に答を先に用意してしまったパターンですね。

その話の流れとは分析対象を好む人達への揶揄や嘲りです。

もっと踏み込むと分析対象を好む人達は負け組やら努力が足りないやら知識やセンスがないといった執筆者の負の感情をぶつける様なありがたーい説教です。

たしかに好みというものはその人間の人となりや現状に密接な繋がりがあるとは思います。そして一側面では現実逃避やガス抜き的な要素があるのも事実でしょう。 でもそんな浅い話なのかなぁと当初の疑問と同様にハテナマークが頭の中に飛び交うのです。

何の話か具体例をだせよと言われそうですが・・・いろんなパターンが溢れている事や議論ではなく喧嘩を売っていると解釈されてその執筆当事者にクリティカルヒットするならまだしも、呼んでもない人が突貫してくると目も当てられないので具体例は避けます。 だって「おまえもその揶揄される側だろ、図星だろ? 涙拭けよ!」と角材振りかぶって殴りかかられるのは流石に嫌なので(;´Д`)

「ぐへへ、角材は選り取り見取りだぜ!」
的な状況は嫌だ(TдT)

いや、名指しやこちらの庭に出張らない間接的な話なら別に負け組と馬鹿にされようが好き勝手な人間分析をされようがどうでもいいのですよ。 その方がもし私の好きなものに対してアレコレ言ったとしても、それは私の好きとは関係ない訳で。

とはいえ直接関わらずとも物知り顔で好きな理由を捏造された上に吹聴される可能性もあり・・・やはり最大限御縁は持ちたくないなぁとは思います(゚д゚)

既に人を足蹴にしつつ感情的になってる相手と話し合いとか無理じゃね?と思う話。なにより相手の思想を変えたいという気持ちもこちらにはないわけで。


やはりこちらも感情的な話になってしまいますが・・・この手の話は一種の気持ち悪さを感じるのですよね。

例えには不適切というか状況に一致してないとは思うのですが、よくあるマウント話の(男女問わず)風俗やそれに類するサービスのお世話になった後にその提供者に向けて「説教」を行う人達と同じ気持ち悪さを感じるのです。

心配・・・も場合によっては失礼になりますが、この場合は説教マウントのみが対象です。

自らはしっかりとサービスのお世話になっているにも関わらずです。

まぁ今回の話はサービスにお世話になった当人ではないかも知れませんがそれならと真っ当に商売する店先に待ち構えて、利用者を見つけたら煽りに行く様な負の熱量を感じるわけです。

あ、この違和感は反撃できない相手を殴りに行ったり、子供をダシに自分の不満をぶつける人達と似た空気を感じているからかも知れないぞ( ˘ω˘) オキヅキニ(リャク)

それならいっそのこと分析の体を成さずに「自分が気に入らないから、それを好む彼奴等は○○なんだ!」と言ってくれた方がスッキリします・・・でもこれだと正々堂々で好ましい?代わりに下手をすると狂犬ですね(;´Д`) ドッチガイイノヤラ

<言い方ひとつで変わる話>

まぁあまり目にしたくは無いものの、相手が特定の生贄を晒し者にしているので無ければお互い我関せずと生存領域が被らない事を祈りたいですねぇ。

自分に影響は無いとしても、他人様の好きに対して土足で踏み込む様を見るのはこれまた気が滅入る話だったりと。



<次のお話>

<前のお話>

<どくのぬまちをあるくのにそんなそうびでだいじょうぶか>
私のマガジンの中で唯一笑えない話や真面目な話を纏めています。 まぁフィクションですし(゚∀゚) シカタナイ


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