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【イベントレポ】群馬ゆかりのみオンラインvol.1〜はじめまして群馬ゆかりのみです!〜

地元に関わりたいけれどキッカケがない、何をしたらいいかわからない、という想いを抱えている方々(特に若者)を対象に、最もハードルの低い群馬との関わりとしてオンラインイベント「群馬ゆかりのみ」を開催しました!

私たちの活動目的やそもそも「ゆかりのみ」って何なのか?などをイベントレポートとしてまとめてご紹介します。

そもそも「ゆかりのみ」ってなに?

「ゆかりのみ」とは、地元出身者や縁(ゆかり)がある人が集まるイベントです。飲み会イベントから始まり、地域との関係づくりの第一歩として、地元から離れて住んでいる地方出身者たちが、地元に住む人たちとともに「かえれる地元」について語り合う場づくりを目的にしています。

今回、「かえれる地元をつくる」ために活動されている永井彩華さんにご協力いただき、永井さんが企画されている「栃木ゆかりのみ」を群馬でもスタートできないかというプロジェクトにジョインすることとなりました。


県内・県外問わず、出身地も問わず、群馬が好きだ、群馬に興味がある、群馬に住んでみたいまたは移住してみたいなど群馬にゆかりを持つ方であればどなたでも参加していただけます。現在、「ゆかりのみ」は栃木や私たちの開催している群馬だけでなく、青森などのほかの地域でも活動をスタートしています。


群馬ゆかりのみオンラインvol.1&2を開催

2020年10月14日に、zoomを利用したオンライン上で「群馬ゆかりのみ」を初開催、11月26日にvol.2を開催しました。最初は特に地域を決めず、「群馬にゆかりのある人と地元トークしたい」「群馬のことをもっと知りたい」「県外にいるけど地元に関われないか模索している」「将来、地元に帰ろうかなと思っている」などなど、まずは、広く&ゆるくのスタートとなりました。

実は、「群馬ゆかりのみ」は主催メンバーが全員、現在は東京在住ということで、群馬県の"今"を知らない、または情報が入ってこない状態です。

そこでまずは、ご参加いただいた皆様から、群馬県のグルメや観光、アツい地域など、群馬県の"今"をいろいろ教えていただく、というような「"今"の群馬を知る」ことが目的のトークとなりました。主催メンバーが全く知らなかった、進化を続ける「群馬県」の"今"とは…?


デカ盛り、街歩き......群馬県の今一番アツいまち「桐生市」

さて、ここからはトークの一部をご紹介していきます。主催メンバーが全員東京在住ということもあり、ご参加いただいた皆さんに今の群馬情報をいろいろと教えていただきました。そこで話題の一つに上がったのが「桐生市」。

「桐生市」は、群馬県南東部、栃木県との県境の地域に当たります。群馬県民ならだれもが暗唱できる上毛かるたでは、「桐生は日本の機(はた)どころ」と詠まれるなど、奈良時代から絹織物の産地として知られています。女優の篠原涼子さんの出身地であり、市内にある桐生第一高校は甲子園での全国制覇の経験もあるスポーツ強豪校ですね。

そんな桐生市が今アツい理由、それは「炭水化物な町」と題する町おこしで注目度が非常に上がっていることでした。

地元の名物として売り出し中の「デカ盛り」メニューをSNSに投稿したりイベントを開催したりと、地元の飲食店さんたちが非常に頑張っていると教えていただきました。全国的に有名なたこ焼きチェーン「築地銀だこ」を運営する「ホットランド」社長で同市出身の佐瀬守男さんが仕掛け人ということで、テレビ番組でも大々的に取り上げられていたとか。実行委員会のWEBページも非常に充実していて、今後も情報をチェックせねば!と思いました。

しかも、桐生市は駅周辺にカフェなどの飲食店が集中、車社会の群馬県では珍しい「街歩き」ができるとのこと。駅の近くに住めば、車がなくても生活ができるのでは?という地元の方ならではの情報もありました。

群馬に住んでいる方からすれば、「車の運転」は日常の一部なのかもしれませんが、東京在住の私たちや特に若い移住希望者にとって、「車の運転」は超大きなハードルなのです。

群馬県は免許取得率(対総人口)が全国1位の車社会です。今後の高齢化社会に備え、自動運転の整備やコンパクトシティの考え方などが急務だとされていますが、現在はまだ問題意識がそれほど高くなく、あまり産業として進んでいないことも事実です。でも近い未来、確実に日本は課題に直面し、特に車社会の群馬県では非常に大きな問題になることが安易に想像できます。すぐに解決策にはたどり着けなくても、今後も「群馬ゆかりのみ」では「車の運転」について、ゆるく、フラットな考えで触れていこうかと思います。

ひとまずは、炭水化物のデカ盛りを食べてみたいし、車無しで行けるし…ということで近々、桐生へプチグルメ旅行に行ってみようと思いました!


どんな人が参加したの?

オンライン参加ということもあり、各地から群馬県在住者・出身者等、群馬にゆかりのある十数名の方にご参加いただきました!数年前に群馬県にUターンし、東京でのお仕事を群馬で行いながら徐々に地元群馬県でのお仕事を行われているフリーランスの方や、地元で食品加工業に従事されている方。

そのほかにも群馬のことを知りたいという方がいらっしゃったり、栃木ゆかりのみのメンバーさんたちが遊びに来てくださったりと、本当にいろんな方がいらしてくださり、私たちにとって楽しくもたくさんの勉強になる会となりました。みなさまお忙しい中ご参加くださり、本当にありがとうございました。


今後も地域の悩みや疑問を共有し、解決策をみんなで考える「ゆかりのみ」にしたい

今回は、特に特定の地域を設けず、広く群馬県にゆかりのある方にご参加いただきました。特に主催メンバーの私たちは、今群馬県に住んでいないので、地元の方ならではの情報を聞くことができたのは、とても楽しく大変勉強になりました。

そして、今後の群馬ゆかりのみは、群馬県の全35市町村に1つずつ焦点を当て、35回開催するオンラインイベントの企画をはじめます。その際にはまた今回のように地域おこしやまちづくりトークをしたり、地元に関する悩みを参加者全員で解決に向けて考えてみたりと、最もハードルの低い群馬との関わりと言いつつも、群馬についてのアツいトークをしていく予定です。「群馬ゆかりのみ」という場を利用して、広く、ゆるーくお互いの地域について情報共有していけたら幸いです。

群馬県出身・在住の方、群馬県に興味がある方、群馬県が好きな方、移住してみたいと迷っている方などたくさんの方々の参加を私たちはお待ちしております(イベント開催情報はこちら)。次回の開催をお楽しみに!


主催メンバー紹介
かえれる地元をつくろうプロジェクト 群馬担当

三好 晶子(Akiko Miyoshi)
1990年 群馬県高崎市(旧群馬町)生まれ。早稲田大学進学を機に上京。現在は福岡本社の製造業向けAIベンチャーでマーケティング・広報を担当。フルリモート勤務。コロナをきっかけにまずは地元の今を知ることを目標にPJに参加する。趣味は日本酒。

阿部 新子(Shinko Abe)
1989年 群馬県沼田市生まれ。東京農業大学醸造化学科を卒業し、都内でエンジニアリング企業に勤めるが、地方出張をきっかけに地酒や故郷の大切さに気付く。2019年からは日本酒啓発普及団体で広報を担当。実家は日本酒「左大臣」の蔵元 大利根酒造で、地元群馬と群馬の地酒を盛り上げるためにPJに参加。

永井 彩華(Ayaka Nagai)
株式会社 kaettara 代表取締役
1990年栃木県小山市生まれ。就職を期に上京したものの地元に帰りたくなったことがきっかけで2015年から「栃木ゆかりのみ」を企画。栃木ゆかりのみの活動が高じて、2017年に株式会社kaettara(カエッタラ)を創業。「かえれる地元をつくる」をビジョンに据え、栃木県で若い人たちが多様な挑戦できる仕事づくりをするため自治体と連携した事業を行っています。
https://kaettara.co.jp/


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