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ぐん税ニュースレター vol.28 page02 -ここだけの話-

先日、ある女優さんがテレビで話していたことが印象に残りました。
とても人気な方であり、悩みや焦りはあまりなさそうと勝手にイメージしていたのですが、ご本人曰く、「お芝居を始めたばかりの頃は、自分の能力の無さを思い知らされた。」や、「共演者、皆ライバルだと思っていた。結果を残さなきゃ消えるかもしれない。」や、「役を生きれたってよく役者さんは言うけど、どういう意味なんだろう?私はまだイメージして演じる。」と、背伸びをせず、ありのままの自分をお話しておりました。
一見、キャリアが確立された方であるからか、役者の鑑のような存在であり、心に余裕があるようで、またその立場上、優れた部分しか見せないようなイメージがあったのですが、意外と焦りを持ち、それを恥じずに公言したり、無理して「役を生きる」という境地に達しようとしたりしないところが、ありのままの自分を肯定し、見せているようでかっこいいと思ったのです。
お芝居に行き詰まり、辞めたいと父に話した時にも、父からは帰ってきていと言われたようですが、ここで辞めたら「自分に負けてしまう」と思い、踏みとどまったようです。

一つ一つの選択や、人前で見せる姿が、「他人から認められるように」や、「良く見せないと」という他人軸から来るものではなく、自分の思いのままで決断、行動しているようで、たくさんの人から見られるお仕事であるにも関わらず、自分を持ち、すごいと感じました。
普段、哲学のように、生きやすさについて、人間関係や承認欲求などの面から、一日中よく考えを巡らせてしまうことがあり、そんな私にとって、刺さるお話でした。

【今月のリポーター】
業務部 志田
新潟県南魚沼郡湯沢町
趣味:食べること、動物と戯れること
ひとこと:最近、引っ越しました。間取りやデザインが好みなので、新しい家具も新調し、より自分の好きな部屋にコーディネートしていきたいと思っています。家へ帰っては、家具をネットでずっと見て漁っています。

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