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ぐん税ニュースレター vol.27 page02 -ぐん税日記-

巡回監査士、巡回監査士補という資格をご存じでしょうか?
巡回監査士、巡回監査士補とは、コンサルタント系の民間資格認定団体では最も権威のある公益社団法人全日本能率連盟の登録資格です。この資格は、主に税理士事務所及び税理士法人に勤務する職員を対象とした資格で、事務所職員の育成及びその資質向上を図ることを目的としています。(TKC ProFITページより抜粋)

当事務所でも入社1年目の新入職員から、巡回監査士の資格をまだ持っていない職員は全員この試験にチャレンジしています。
まずは巡回監査士補を目指して「巡回監査士Ⅰ、Ⅱ」「所得税法」「法人税法」「消費税法」「相続税法」の計6科目を受験し、全科目合格すると巡回監査士補、その後同じく6科目(内容はレベルアップ!)を受験し全て合格した暁には晴れて巡回監査士になれるというシステムです。
試験は1年に1度しか実施されない為、職員の家庭環境等により1科目受験、全科目一気に受験して合格を目指すなど、受験の仕方は様々ですが、この時期になると毎年、受験する職員は通常業務をこなしつつも、常にこの試験のことが頭にある状態が続きます…。

お客様に対応させて頂く巡回監査にはもちろん、事務所内で月次入力、決算作業を行うにも会計事務所では知識の習得や自発的な学習は必須。
一度巡回監査士の資格を取得しても資格は2年更新の為、その間継続研修を受けなければ資格の維持はできません。
しっかり時間をかけて勉強しないと合格はできない為、受験は大変ではありますが、この試験があることで、税法について勉強するきっかけになり、職員のスキルアップにも繋がっていると感じます。

当事務所では職員の資格取得を支援する為、この受験に向けての各自の自習時間を業務時間内に確保できることになっています。科目数が増えるほどに自習時間も増えるので、本当に有難い制度として皆存分に利用し、試験に挑んでいます。

今年の試験日まであと少し。
試験が終わった後にやりたいことリストを心の中で作成しつつ、後悔のないよう、勉強に勤しみたいと思います!

業務部 粟野

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