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育児に役立つGTD(「書き出す」癖が突発的対応を助けてくれる)

普段の生活や仕事であれば、自分の仕事のペースや流れを無意識に経験から感じて進められるものですが、そこに新しいことや、変化が起こるためにうまくいかない状況が起こりがちです。

育児は「突発的な対応」の宝庫→ストレスの宝庫になりやすい

さて、第二子が産まれたことで、赤ちゃんのいる生活が始まりました。これまでの日々とは違う「気になること」の発生はもちろん、タイミングを読まずに、赤ちゃんからのシグナルは鳴り続けます。

その都度、自分の「やろうと決めて」行っていたことを中断して、赤ちゃんのもとに行くことになります(例えば、この記事の執筆)。

「やっていること」を「中断する」ということは、GTDでいう「オープンループ」の発生という事態につながります。つまり、「やろうと思っているが、完了していないこと」がそこに一つ増えることになります。

これは、「やっていること+頭で考えを抱えること」になって、頭への負担になります。とはいえ、赤ちゃんをそのまま泣かせておくわけにはいきませんから、優先して中断をしてかけつけます。

極め付けは、その結果「何をしていたのか?」を忘れてしまってフリーズすることにもなります。

中断時だって「書き出せ」

そこで、赤ちゃんのもとに駆けつける前の2秒くらい(感覚としてはほんの瞬間)で、中断時の状況をメモ帳やポストイットに走り書きする、または「中断後にこれを次にする」を走り書きする、それから赤ちゃんのもとへ行ってみてください。

これをするだけで、今まで「やっていたこと」を、頭の中で引きずる力を弱めることができます。その瞬間に、とりあえず汚くても、具体的でなくても、とにかく書き出すことです。

この「とにかく書き出すこと」は、「瞬間」でも自然と書き出せるように身の回りにポストイット、メモ帳、スマホでもいいので常に携帯しておく、といった環境整備が大事になります。

そして、なにより自分の手が「気になること」に対して動く反応を上げることも自分を助けます。この観点では、GTDのStep1の「反応(即書き出す)」はスポーツの動作と似ていると感じます。

単純だけど「書き出して、頭の外に置く」ことの効果は高く、応用範囲も広いです。

少しでもお役に立つ力になれれば幸いです。






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