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「台湾人は親日」の幻想

日本人は台湾=親中というイメージを抱いており、台湾企業や台湾人への警戒心は低い。もちろん台湾には日本に好意的な方々が多く存在することは事実だ。個人的に付き合う分には、大変素晴らしい方々も多い。

しかしながら、台湾には、国民党、人民第一党、中国統一推進党などの親中政党や、反日思想をもつ政治家や国民が数多く存在することを忘れてはならない。

台湾独立派であると言われている民進党の蔡英文が政権を取った2020年の台湾総統選においても、親中の国民党が一般投票の約38%を獲得していることも事実であり、反日思想を隠さない政治家も多い。つまり、台湾の多くの人が親日的だと安心することは警戒心があまりに無さすぎるだろう。

思い出していただきたいのは、一つ前の政権である馬英九政権だ。彼は、国民党であり、「一つの中国」政策を支持する親中派である。彼は、尖閣諸島の領有権は台湾にあると主張し、日本による台湾統治時代を非常に批判しており、台湾の立法委員が国連で戦時中の日本による迫害を訴えた際は支援した人物である。日本軍による台湾慰安婦問題についても積極的に関わり、謝罪を求めている。総統選候補になってからは、反日的な発言がトーンダウンしたとはいえ、親中派であるスタンスに変わりはない。そんな馬英九が、2008年の選挙で一般投票の58.45%、2012年の選挙で51.6%を獲得して当選している。つまり、かなりの割合の台湾の国民が当時彼に賛同しているということだ。

台湾国民にとって親中か、反中かということこそ重要な要素であり、日本人が考えるように日本に対して友好的かどうかを重視していない。

要は、日本は台湾人にとってそこまで重要なものではなく、思いを寄せている訳でもないのだ。台湾国民の殆どが日本統治時代を懐かしみ、日本を好きでいてくれているというのは幻想であり、それで得する者による日本人へのプロパガンダともいえるだろう。


今の世代にも残る反日教育の爪痕

台湾では、戦後、国民党によって日本人は「敵」とみなされ、当時の教科書では反日教育がなされ、「残酷な日本人」が国民に刷り込まれた時代があった。そして、その教育による爪痕は今の世代にも「残酷な日本人」エピソードとして語り継がれている。1980年代生まれの台湾人でさえ、「日本人は統治時代に台湾人をたくさん殺した」「日本人は台湾の赤ちゃんを宙に放り投げて、銃剣で刺殺して遊んでいた」などと先生に聞いたという話もある。


九州は親中、反中、親日、反日入り乱れる台湾企業を大量に受け入れるのか

日経新聞の報道によるとTSMCの取引先企業、600社ほどが九州への進出を検討しているとされている。その中には中国との統一を望む台湾人反日的な思想をもつ台湾人も混在しているだろう。そんな台湾企業や台湾人が熊本や九州の土地や水源地を大量に購入することは、日本の危機ではないだろうか。

九州に大量流入する台湾企業が、日本の環境を考慮し、排水や排ガス、有害物質や廃棄物を適切に処理するだろうか日本の法律を守り、日本の地下水を大切に使うだろうか。今一度、立ち止まって考えて欲しいと切に思う。


親中政治家のインタビューから見える親中台湾人の姿

台湾の2020年の総統選の候補者の一人、国民党のChou Hsi-Wei(周錫瑋)氏の対中関係についてのインタビューをご紹介したい。
このインタビューで、親中派(全ての親中派とは言わないが)は、
①中国との統一を望んでいる
②日本は侵略国家である
③尖閣諸島は台湾の領土である

という思想があることが読み取れる。
また、中国が台湾の国民に対してプロパガンダ戦を仕掛けており、親中派は増えていると考えられる。

インタビュア:周さん、ConflictZone(番組名)ようこそ。

周:お招きありがとうございます。

インタビュア:あなたは、中国と台湾の間の対立を解決する唯一の方法は話し合いと愛だと主張していますね。あなたは台湾に対して、言論的にも軍事的にも脅威を向けている中国に対してどうやって愛情を持っているのですか?

周:それはあなたの印象です。中国本土の中国人と話をすると、台湾が中国からの独立さえ主張しなければ中国が攻撃することはありません。

インタビュア:それは中国に主張と違うことを言わなければ安全だということですか?

周:そうです。

インタビュア:あなたはそれが台湾の正しいあり方だと言っているのですか?180km離れた中国から「我々と違うことを言えば台湾は終わりだ」と言われることが良いことだと?

周:そんなに深刻な状況ではない。話し合いが必要なだけだ。中国を訪れると、我々は中国を“メインランド”と呼ぶが、台湾とメインランドは二つで一つだ。一つの中国だ。もしあなたが台湾に対する中国の脅威が深刻だとお考えなら、なぜ西側諸国は中国とビジネスや取引をしているのだ?

インタビュア:それは“貿易”だ。あなたもよくわかっているだろう?

周:つまり我々も中国とそのようにしてもいいだろう?

インタビュア:民主主義国である台湾が、一党独裁の中国とどのようにうまくやるつもりですか?台湾は自由選挙がありますね?政権政党もかえられますね?独立した司法、言論の自由もあり、政権非難もできますが、中国はできませんよ?

周:私は違いに目を向ける必要があると思っています。中国に行って、ともに働き、ともに過ごし、友となり、兄弟となる。そうすることで、彼らを変えられる。敵になるのではなく、ともに働き、変えていく。あなた方もそのようにしているでしょう?人権について中国で広めようとしているでしょう?

インタビュア:彼らが変わるという保証は?

周:中国本土の人権についていえば、香港の変化を見てきたでしょう?なぜ中国は香港に対して軍事力を向けず、受け入れているのか?なぜか?それは中国が変わることができるということを証明する機会を欲しているからだ。

インタビュア:香港の事例は後程、詳細にやりたいが、ここでの深刻な問題点は台湾に対する軍事的な圧力の脅威ですよね?2年前にも台湾の政府は台湾の近隣での中国による軍事的脅威について訴えていますね?数日前にもアメリカ政府が、中国は台湾近隣で過去20年間で一番活発に軍事的に活動していると発表している。そして、あなたはそれが大したことではないと?

周:アメリカは中国が台湾の選挙に介入すると言っている。しかし、アメリカも台湾の選挙に介入しようとしている。

インタビュア:ではあなたは中国の軍事的圧力があっても構わないということですか?

周:わたしは圧力はいけないと思っている。しかし、中国とビジネスをしたり、中国が変わるのを手助けすることは良いと思っている。中国を変えることができると信じてるのは、我々だけだ。我々が中国を平和な国に変えることができる。歴史を見ると、本当の侵略者は誰だ?それは、日本だ。そうだろう?アジアで戦争に加担したのは誰だ?

インタビュア:歴史の中で生きたいのか?現在のことを考えたいのか?

周:私は歴史をはっきりさせたい。侵略者は誰だ?自分が敵になれば、相手も敵になる。自分が友になれば、友になる。

インタビュア:そんなに単純なことではない。

周:では、一つはっきりさせたい。なぜアメリカは台湾にF35ではなく、F16を売るのか?アメリカはF35を韓国、日本、シンガポールや他の国に売っているではないか。なぜアメリカは尖閣諸島を日本に渡したのか?尖閣諸島は台湾の領土だ。なぜアメリカは台湾に対してそうするのだ?

インタビュア:周さん、台湾民主基金会(TDF)のKetty Chen氏は、先月、「以前にもましてたくさんの台湾国民が中国の軍事拡大に対して脅威を感じている」と言いましたが、あなたは何とも感じていないのですか?

周:現実は感じています。私は中国との関わり方を分かっています。事実が何かを理解している。

インタビュア:政治家として中国と関わったことはありませんね?

周:私が台北県知事だった時、私は南京と仕事をしていました。私は中国とコミュニケーションをはかり、仕事をしようとしました。脱炭素についてや、環境問題について彼らと仕事しました。

インタビュア:では、中国が圧力をかけて他国の国家の独立性を壊そうとすることに対してはどうですか?

周:それはあなた方がしたことです。

インタビュア:2018年に、中国の圧力によって17か国が・・

周:それはあなた方です。あなた方が中華民国をわかっていない。中華民国こそが1971年まで・・・この島に中華民国が存在し、あなた方はそれを台湾と呼ぶ。あなた方は、ここに中華民国があるということに気が付いていない。中華人民共和国は承認していても、中華民国を承認しない。最近の国連の記事を読んだが、「一つの中国」というのは、中華人民共和国に台湾と香港が加わるという認識だ。私は、「一つの中国」というのはメインランドと香港、台湾、マカオが一つになることだ。

インタビュア:周さん、あなたは台湾にWHOなどの国際機関への参加をさせないようにしている中国について話をしていない。台湾は国際機関に参加をしたいのでしょう?

周:あなた方が台湾を助けるべきだ。

インタビュア:中国がそれを阻止している。なぜ中国を批判しないのですか?怖いのですか?

周:私はあらゆるものを批判している。中国もだ。中国についての認識を話す機会を与えられていないだけだ。もう一ついいたいことがある。UN、EU,そしてあなた方ドイツは、中華人民共和国の存在を認めているが、中華民国について承認していない。いつかあなた方が中華民国の存在を認め、WHO、ICAOへの参加を認めることを願う。

インタビュア:中国はそれをまた阻止しますよ。

周:中国国民党(KMT)はWHOや特にICAOへの台湾の参加を希望しました。

インタビュア:周さん、中国が台湾に対してしびれを切らそうとしているときに、あなたは中国の曖昧な愛を信じている。中国の思惑は明白であり、それは台湾の中国への再統合だ。そして、軍事的な圧力を解除する気もない。それなのにあなたは、それが通常で正常だというのですか?

周:中華民国の認識の中には「一つの中国」しかありません。そしてそれは、メインランド、台湾、香港とマカオです。それが中華民国の憲法だ。

インタビュア:台湾は習近平に「台湾は中国に統合されなければならないし、統合されることになる」と言われてますね。どれくらいの台湾国民が中国への再統合をしたがっていますか?

周:それは心配いらない。

インタビュア:国民の意思は関係ないということですか?

周:中国の脅し文句について心配いらないということです。

インタビュア:なぜ脅し文句に対して反論しないのか?

周:反論している。あなた方は私たちの憲法について考慮にいれていますか?私たちの法律を見ていますか?私たちは中国と平和的な関係を持ち、統一を望んでいます。

インタビュア:国民はそう思っていない。

周:いいえ、それが憲法だ。では、憲法や法律を変えようとすればいい。あなた方は介入しすぎている。台湾国民は中国と平和な関係を保ちたいし、ビジネスをして、金儲けもしたい。中国本土も民主化したいが、それは中国と戦うことではない。敵ではなく、友でありたいのだ。ともに活動することで中国を変えていきたいのだ。

インタビュア:それは上手くいっているようですね(皮肉)。北京はあなた方の政党を危うい立場にもしていますね。国民党の対中政策のエキスパートであるSu Chi氏は、「習近平は台湾と中国の関係の曖昧さを取り払おうとしており、台湾の国民党の立場を危うくしている」と指摘しています。そして、あなたはそれに対する政策を持っていないようですが。

周:政策はもっています。私は中国を統一したいのです。台湾主導で中国を統一したいのです。

インタビュア:2,300万人が10億人以上の人に対抗するのですか?それはかなわぬ夢だ。

周:歴史を理解する必要がある。世界中の歴史の中で、統一と分離を何度も繰り返している。

インタビュア:歴史ではなく、台湾国民の多くが何を求めているかが大事だ。あなたは中国に立ち向かったことはありますか?

周:あります。中華民国のために立ち上がっている。

インタビュア:北京にNOと言ったことは?

周:何度もあります。

インタビュア:人権問題についてですか?本当に?

周:私は中国に対して民主主義を取り入れる必要性を説いている。

インタビュア:そして彼らは聞く耳を持ってくれると?

周:はい、聞いています。

インタビュア:では、ヒューマン・ライツ・ウォッチが去年、中国は人権否定者が収容所への収監や投獄、消息不明者を出していると報告しているが?あなたはそれに対して意見は無いと?

周:この件について私にお尋ねになりましたか?あなたは私の経歴を知らない。私は彼らに言った。人権について改善しなければならないと言っている。国際的なスタンダードに沿って国民を扱わなければならないと言っている。一つあなたに言いたい。もし中国とともに活動し、彼らが変われるという思いで関わらなければ、中国は良くなっていかない。とても曖昧だが、心からやっていかないといけない。国民はわかっている。

インタビュア:あなたは消息不明になった台湾人Lee Ming-cheのことは知っていますか?知らないですね。彼が消息不明になってもう2年です。中国で国家転覆罪の罪で逮捕されて以来、消息不明だ。台湾の国民ですよ?あなたは彼の名前すら知らない。世界中の人権団体が彼の釈放を求めて活動してますよ?かれは5年の刑に処されてますが、彼は電話にも出ず、手紙も届かず、彼の妻が中国へ行っても会わせてもらえていません。

周:私は20年ほど前、中国に台湾女性の解放を求めて、彼女は最近解放されました。私は台湾政府にも話をしたが、台湾政府は動かなかった。彼女は終身刑であったが、去年、いや今年解放されました。台湾政府でさえ人権に対して動いていない。

インタビュア:では、香港について話をしましょう。あなたは中国政府を称賛しましたね。

周:称賛しているわけではない。

インタビュア:では、この件を始めたのは誰だ?

周:それは法律だ。

インタビュア:このデモを起こした人々は、一つの国家、二つの体制であるにも関わらず、普通選挙の否定や出版社の拉致、政党の禁止や、選挙で選ばれた議員の議会への参加の妨害など、自由を常態的に侵害されたと証言している。それが習近平が台湾にオファーしている体制だ。一つの国家、二つの体制の姿だ。

周:では、ここ台湾、中華民国で起きていることに目を向けてください。政権を持っている民進党(DPP)は、人権を守ると約束したが・・・

インタビュア:香港の件から話をそらさないでください。

周:いえ、ここ台湾で今起きています。恥ずかしいことです。なぜなら、台湾の政権(民進党)が戒厳令を敷こうとしている。もっと酷いことをしようとしている。そして、国家安全保障に関する法律はたった一つしかない。それが民進党のしていることだ。もちろん香港の政府も批判に値する。香港政府は香港市民が反対する法律(犯罪者引き渡し法)を施行しようとしている。

インタビュア:ではあなたは中国政府が任命したチーフエグゼクティブを批判するということですね。

周:確かに彼女は中国政府に任命されましたが、香港市民に選出されたとも言えますがね。

インタビュア:なぜ彼女はまだあの地位にいるのですか?なぜ解任されないのですか?

周:香港市民に聞いてください。香港の民主主義です。香港のシステムの問題です。重要なことは、香港が法律を撤回したということです。

インタビュア:彼らは法律を一時停止していますが、まだ法律は存在しています。

周:いいえ。かれらは撤回したと言いました。間違っていると認めた。(実際は一時停止中)

インタビュア:では、あなたはそれで解決だと?

周:解決したとは思っていない。私が心配するのは、台湾で今起きていることだ。

インタビュア:では、習近平が台湾にオファーしている一つの国家、二つの体制は起きないと?

周:起きない。香港は中国とは別のシステムで運用される。この(一つの国家、二つの体制)システムは存続するべきかもしれない。中国は香港システムという民主主義の発展を世界に示せるかもしれない。中国がそれを侵害するならば、恥となる。

インタビュア:台湾が香港の教訓から学ぶべきことは、中国が約束を守らないということです。愛を持って話し合いをしたところで、約束をまもらない、そうでしょう?

周:私たちは中国を変えるよう、改善するよう努力すべきだ。

インタビュア:それならば、中国に対してNOと言えなければならない。

周:なぜ私がNOと言えないと思うのだ?何年もNOと言ってきた。中国を訪れるたびに体制を民主主義に改善するように言っている。そして、彼らは聞いている。

インタビュア:中国は台湾に対してプロパガンダ戦をしている。スウェーデンのGothenburg大学の研究によると、「中国は台湾をメインターゲットとして嘘やミスリードを誘発する情報を流している。中国は台湾の独立を崩し、完全な中国への統合を目的としている」と指摘されている。

周:私は、台湾がもっと世界に対してオープンになるべきだと思っている。特に西洋社会に対して。

インタビュア:中国のプロパガンダ戦によってそれは阻まれているが?

周:確かに中国はそのようにしているが、他の国々もやっている。もっと活発に行動すべきだと考えている。台湾は開かれた社会ではあるが、世界の情勢に十分に開かれているとは思わない。見てください。何人の英語を話せる中国人がいますか?台湾に国際的なメディアはどれほど存在しますか?十分に世界の情報にさらされていません。しかし、台湾の政治家は閉鎖的だ。

インタビュア:中国が情報から遮断しているのだ。

周:いいえ、台湾はローカリゼーションばかり強調して、国際化を阻んでいる。

インタビュア:中国が何をしているのか見えないのですか?

周:私たちは台湾と中国の両方を改善したいのだ。私は中国に対してアクティブなアプローチがしたいのだ。

インタビュア:この“台湾が中国を変える”というアイディアだが、無理があるように思えるが、なぜ国民は国民党に投票すべきと思いますか?

周:私たちのビジョンはファンタジーではない。これは現実的なのだ。民進党(DPP)に何ができますか?私たちは本当の民主主義のために戦っています。そして民進党(DPP)は台湾の民主主義を破壊している。国民党は、中国、すなわちメインランドとの平和的な関係を構築しようとしている。国民党は台湾において、もっと良い社会を作ろうとしている。西洋のシステムや価値観を台湾に取り入れようとしています。国民党が台湾の政権に相応しいと国民を納得させるには、民主主義を尊重しなければならないし、世界に開かれた社会にしなければならない。国民に正直でなければならない。民進党(DPP)は国民を欺いている。

インタビュア:しかし悪い知らせではあるが、台湾国民の47%が国民党も民進党も支持していない。

周:そうだ。台湾国民は政党を信用していない。

インタビュア:あなたは国民が重視することに応えられていない。

周:私は国民の意見は重要視している。事実を認識している。国民は台湾の政党を信用していない。政治家も信用していない。

インタビュア:あなたは二度目の候補者討論会で、貧困層の台湾国民が380万人であると言いましたね。

周:そのとおりだ。

インタビュア:それは事実ではありません。Pew Research Centerのデータによると、2米ドル/日で生活する台湾人はいないとされています。台湾はアジアでトップの高所得国であり、33.8%の人は50米ドル/日で生活している。

周:私が台北県知事だった時、25%前後の学生が給食費を払えなかった。25%だ。台湾国民に数値を当てはめて計算してください。これは事実だ。

インタビュア:それは事実じゃない。

周:事実を言っているのに、なぜ聞こうとしないのだ?

インタビュア:ほぼ全ての国民が1.9米ドル/日以下で暮らしていない。世界の貧困基準だ。

周:それは世界の基準だ。われわれの基準は違う。私の定義だ。私の基準は、学生が昼食を買えず、家族も貧困に苦しんでいれば、それは貧困なのだ。

インタビュア:もし台湾の状況が悪くなり、習近平がしびれを切らし、誰かが言ってはならないことを言い、中国が侵攻してきたとき、あなたは台湾のために戦うのですか?どこに忠誠を誓うのですか?

周:国民党は国民党の国である、中華民国に忠誠を誓うのです。国民党は中華民国の憲法に忠実なのです。もし中華人民共和国が中華民国の憲法に違反するなら、私たちは国民のために戦います。

インタビュア:Chou Hsi-Wei(周錫瑋)さん、Conflict Zoneにお越しいただいてありがとうございました。



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