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チームビルディングにおすすめ!ミッション共有会をやってみよう

こんにちは。前回は、チームビルディングを効果的に行なうためのチェックリストとして、「GRPIモデル」をご紹介しました。

今日はチームビルディングに役立つ1つのイベントをご紹介したいと思います。それは、目標設定を行なったタイミングで実施したい、ミッション共有会です。

ミッション共有会と実施のポイント

ミッション共有会とは、チームメンバー全員が、メンバーに対して、①今期の自分の役割、②具体的な目標、③そのためのアクションプランを共有し、その上でチームメンバーと意見交換をする会です。

前回にご紹介した「GRPIモデル」になぞらえると、①チームのGoal(目的・目標)につながる自分のRules(役割)と、②それを果たすための自分の目標、③それを遂行するためのProcess(過程・手順)を共有するということです。

ミッション共有会を有意義な時間にするためには、次の4つのポイントをおさえるとよいでしょう。

・共有会の冒頭に管理職からチームのGoal(目的・目標)を共有する
・個人がアクションプランを発表する際、実行する上で障害になりそうなこ 
とや困っていること、助けて欲しいことを一緒に共有する
・発表を聞いたメンバーは、自分の役割との関連性やどのように協力ができ
そうかを質問したり、アイデアを提案する
・質問やアイデア出しも含めて一人当たり15~20分をかけて行なう

得られる効果

ミッション共有会を実施することで、得られる代表的な効果をご紹介します。1回実施にあたっては1~2時間程度の時間を要しますが、実施すると、「投じた時間以上に得られたものの価値がある」とおっしゃる方も多いです。

・チームのゴールに自分の役割と目標がどう繋がっているかを再認識できる
・達成にむけた障害や困っている事へのアドバイスをもらえるため、達成できるイメージがより強くなる
・チームのゴールの達成のために、チームメンバーがどのように貢献しようとしているかを理解できる
・メンバー同士の相互理解が深まる
・相互支援や連携について話し合いをしておくことで、現場での実践において、助けを求めたり、支援をすることがやりやすくなる

つまり、GRPIモデルのInterpersonal Relationship(対人関係)を育むきっかけにもなります。

いかがでしょうか。

補足ですが、他にも、以前ご紹介したライフチャートをつかってチームメンバー間での相互理解と関係構築をうながす「ライフチャート共有会」もおすすめです。

組織に新しいメンバーが多い場合は、ライフチャート共有会を実施して、関係性をつくったあとに、ミッション共有会を実施すると相乗効果を得られると思います。

それではまた別の記事でお会いしましょう。
(執筆者:三木)


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