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【一日一問】大切な自分の『軸』を見つめる

こんばんは。Grounding Lifeの長谷川由香です。

プロコーチとしての活動と並行して、企業向けのワークショップや研修を行っています。昨日は『女性社員向けのワークショップ』を行ってきました。

日々沢山の人の中で働き、円滑なコミュニケーションやスピーディな対応、そして成果を求められている。周りには意識が向くけれど『自分』に対しては、あまりゆっくり考える時間がない…そういった方向けの時間でした。

円滑な人間関係、納得感のある目標設定、成果に向けてコミットメントする力。そういったものの土台にあるのが『自己理解』だと思っています。

激流を泳いでいることに気づく

開催時間が18時ということもあり、仕事後の参加者の方が一斉に会場にいらっしゃいました。その額には汗。沢山の業務を片付け、大慌てで退社し、最後は駅からダッシュで会場に向かっていただいたのだとわかりました。

私はワークショップや研修の初めに『チェックイン』と言って『今の気持ちを一言で表すと?』という質問をさせていただきます。

・ここについて、今この瞬間何を思っているのか

・体はどういう状態か、呼吸はどうか

・気になっていることはないか

そうすると、ふと『自分の内側』に意識が向くのです。

そして、ここに来るまでに如何にバタバタしていたか、一生懸命だったかと自分を振り返る時間が始まるのです。

『ああ、今日忙しかった…私、良くここにこれたな』

と激流を泳いでいる自分を自覚し、参加に向けて気持ちが整うのです。

自分を大切に思う気持ちが沸きおこる

今回のワークショップでは『自分を見つめる』『自分のことをシェアする』という事を何度も繰り返しました。

・私はどんな人だろう

・私はこれまでどんなことを体験しただろう

・今まで、そして今この瞬間も『大切だ』と思うことは何だろう

をいうことを様々なワークを通じて言葉にし、その都度新しいパートナーとシェアをします。私は『一人きり』で自分を見つめることもとても豊かだと思っていますが、この『相手の話も聞きながら、自分の話もシェアする』ということで『一人では気が付けない気づき』を得ることができると確信しています。

相手の話を丁寧に聞く。すると、共感ポイントや感嘆ポイントが沢山あることに気が付く。自分では当たり前と思っていたことが、目の前の人からすると『すごい』ことなんだと教えてもらう。

そうすると『私も一生懸命生きてきたんだ』と自分への優しい気持ちが自然に湧きおこってくる。そんな空気が時間を経ることに広がっていきました。

自分を丁寧に振り返ると『何が大切か』見えてくる

コーチとして私が信念を持っていることが一つあります。それは

人は誰でも自分の中に『人生の目的』を持ち、それを叶える力がある

という事です。これはこの世界に生まれた意味でもある、と思っています。世の中の速い流れに追われ、自分ではコントロールできないものに囲まれている感覚にさいなまれていると、この『人生の目的』に対する意識が薄れ、命をどう使うのか、ということを考えにくくなります。

でも、『私』という存在は、この世界に唯一無二で、同じ人生を送れる人は外にたった一人もいないんだ、ということに丁寧に向き合うと、何か『自分がここにいる意味』を思い出すのではないでしょうか。

昨日のワークショップでは最後に『人生におけるテーマ、軸』を一言話していただきました。参加された24名の方がよどみなく『自分だけの一言』をお話しいただく時間は私にとっても至福の瞬間でした。

私は『命の素晴らしさを分かち合い、愛を持って共に生きる』という人生のテーマを持っています。そこに従っている、と100%思える時、私は生きていて本当に良かった、と思えるのです。

今日の設問

あなたの人生の目的は何ですか




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