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「産まなきゃ良かった」と言われた母を見返してやりたかった。 #呑みながら書きました
たまに見る夢のなかで僕は母の首をしめている。
夢のなかで、「ああ、これは夢なんだ」と思うことがある。
首をしめているのは母と2人で暮らしていた高校1年生の僕。
現実に僕は母の首をしめたことはない。
だからこれが夢だとわかる。
本当は母に首をしめられたのだ。
衝動にかられて何かをする時というのは、いつだってそれ自体に理由を求めない。
母は僕を本当に殺そうとは思っていなかったのかもしれない。
ただ
タイミングに遅いも早いもない
一人で登園できなかったT君15年前、幼稚園で働いていた頃、お母さんとどうしても離れることができないT君がいました。
田舎の小さい幼稚園だったので、園児は、同じ方向の友達2~3人と一緒に歩いて登園が基本でした。
進入園児たちはみんな喜び半分戸惑い半分ながらも、新しい制服に身をつつみ、お友達とはりきって登園してきます。
ところがその中で、T君だけが、「お母ちゃんと一緒じゃなきゃ幼稚園嫌だ!」と言