はたらく機械の会

建設機械化の歴史についてまとめています。

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【2020.08.30更新】建設機械サプライヤ リンク集

2020.08.01更新 順不同、思いついたままにメモしています。 間違いや記載漏れありましたら、ご一報ください。 中小企業金融公庫『建設機械製造業における中小企業の役割と課題』と合わせてご覧ください。 ○鋳造昭和電気鋳鋼K.K (鋳鋼) K.K.木村鋳造所 (鋳鋼) ○製缶・板金K.K.クシベウィンテック (大型板金・大物製缶) K.K.玉井鉄工所 (製缶・板金) 芦穂崎工業K.K. (製缶・板金) K.K.小松電業所 (板金) K.Kナカハラ (板金)

    • 国会図書館デジコレの楽しみ方(専門図書編/~1950年まで)

      専門図書を探す上で必須なのが、日本十進分類法。 513.8 建設機械.土木機械 簡易版もしくはNDC検索サイトで調べると、建設機械は513.8とのこと。早速詳細検索でNDCを入力し検索してみましょう。(とりあえず1950年まで 『建設工事用機械』 この本の見所は、軽便軌道や空中索道の詳細が記載されていること。他は戦前に作られた電気ショベルや進駐軍のブルドーザについても記載がある。 『土木施工機械参考図集』 この本は、MINSEIと書かれたブルドーザの組図が掲載され

      • 国会図書館デジコレの楽しみ方(業界誌/技報編)

        自宅のスマホ/PCがNDLになりますよ という夢が現実になったので、使い方と経験から導き出した見ると楽しめる資料の案内です。 ○使えるようになるまでログインできんので、NDLに問い合わせたところ 国会図書館にログイン→最新の利用規約に対して同意が必要とのこと。 お手間を取らせました、申し訳ありません。 ○業界紙/技報1.建設の機械化(日本建設機械化協会) 本命ですね、建機協の機関誌で昭和20年代から現代まで名前を変えつつ刊行され続けています。 2.産業機械(日本産業

        • 石炭露天掘機械技術研究組合について

          1.目的 石炭露天掘機械技術研究組合(以下「組合」と称す)は,わが国エネルギー政策の一つである石油代替エネルギー開発方針に沿って、海外炭の採掘合理化を図るべく、昭和58年3月に設立された。 海外炭露天掘用建設機械の研究開発を目的として、組合はわが国主要建設機械メーカおよびタイヤ・油圧機器等主要コンポーネントメーカからなる11社で構成されている。  当組合が目指す成果は、近年進歩の著しい各種先端技術を駆使し、時代の要請である省エネルギー、運転や保守整備の容易化安全性の確保を

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        【2020.08.30更新】建設機械サプライヤ リンク集

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        • 国会図書館デジコレ
          2本
        • 建設機械について
          28本
        • 日立製作所亀有工場
          12本
        • 7.建設機械化史総論_第5期(建設機械化協議会)
          2本
        • 6.建設機械化史総論_第4期(建設機械化の重点)
          6本
        • 5.建設機械化史総論_第4期(建設機械整備費設定)
          10本

        記事

          亀有工場の建設機械(昭和37年)

          昭和37年○2月 F03形トラッククレーンを改良したF34形トラッククレーン3台完成 (注)F03形トラッククレーンの巻上荷量7.5tを10.5tに容量増大したもの 納入先 1.(株)ド東海事業所 2.国際運輸(株) 3.日産自動車(株)室蘭営業所 ○3月 T09形油圧ブルドーザ試作完成。(日立最初の製品) 牽引馬力:約76PS 原動機:日立B-40形ディーゼル機関 定格回転数:1,500rpm 最大出力:95PS TS09形トラクタショベル試作完成。(日立新製品)

          亀有工場の建設機械(昭和37年)

          亀有工場の建設機械(昭和36年)

          昭和36年○3月 村井興業納め ロングブーム付F106形トラッククレーン完成(ブーム長さ日本記録品) 九州動力工業納め U03形パイルドライバ完成(U03サイズとして日本最初の製品) 東京都(清掃局)納め U03形フォークバケット付クローラクレーン完成 T09形ブルドーザの委託性能試験開始。 委託先:土木研究所千葉支所 (注)(1)建設省の公式試験をうけるために委託 (2)4/25好成績で終了 ○9月 T09形ブルドーザ用各種アタッチメント完成 (1)ストレート

          亀有工場の建設機械(昭和36年)

          亀有工場の建設機械(昭和35年)

          昭和35年○2月 T09形ブルドーザの第2次フィルドテスト開始 (おいて横浜市富岡) ○3月 地下鉄工事用特殊ショベル完成 バケット容量:0.25m3 ブーム長さ:14.1m 巻上速度:25m/min 走行速度:1.6~2.2km/h 旋回速度:6rpm T09形ブルドーザの本格的生産開始 ○4月 U106形斜坑打用パイルドライバ完成 ハンマ重量:1.7t ブーム長さ:13m リーダ傾斜角:最大30(鉛直線に対し) 杭の長さ:最大10m ハンマ巻上速度:50m

          亀有工場の建設機械(昭和35年)

          亀有工場の建設機械(昭和34年)

          昭和34年 ○3月 台湾納め 0.6m3タワーエキスカベータ完成 ○4月安藤組納め 改良形F03形トラッククレーン完成 巻上荷重(最大):7,500kg ブーム長さ(標準):8.5m 巻上速度:11~28m/min 走行速度:50km/h キャリヤ用電動機本最大出力:165PS クレーン用原動機1時間定格出力:50PS 釜石陸海運送納め F106形トラッククレーン完成 吊上げ荷重:18,000kg(半径3mにて) 走行速度:57km/h クレーン用原動機1時間定格出

          亀有工場の建設機械(昭和34年)

          亀有工場の建設機械(昭和33年)

          昭和33年○1月 スペイン(農務省)納め U06形ショベル3台完成 ○3月 U23形電気ショベル試作完成 (スピンターンができる世界最初の製品でバケット容量日本記録品) バケット容量:2.3m3 ブーム長さ:8.3m 巻上速度:25m/min 走行速度:1.3m/h 原動機:定格出力265PS/1,500rpm トルクコンバータ付 (注)本社年譜の33/7完成は誤り ○4月 M23形モビールクレーン用単索バケット完成 尾田組納め T14形ブルドーザ完成。 (ブルドーザ

          亀有工場の建設機械(昭和33年)

          亀有工場の建設機械(昭和32年)

          昭和32年○1月 U106形ショベル3台試作完成 バケット容量0.6m3 ブーム長さ5.5m 巻上速度:25m/min 走行速度:1.5km/h 原動機:ディーゼルエンジン 定格出力100PS/1,300rpm ○5月 R14S形オーバーヘッドローダ試作完成(日本最初の製品) バケット容量:1.2m3 最大牽引力:約16,600kg 走行速度(前後進とも) 低速:0~4.7km/h 高速:0~11km/h 原動機定格出力:104HP/1,800rpm トルクコンバータ付

          亀有工場の建設機械(昭和32年)

          亀有工場の建設機械(昭和30-31年)

          昭和30年○1月 ビルマ(ビルマ政府電力局)納め U06形ショベル3台完成 ○4月 U03形ショベル第1号機および第2号機完成 第1号機は昭和30年5月クローラークレーンとして勝納組に納入 巻上速度:25m/min バケット容量:0.3m3 走行速府1.6~2.2km/h ブーム長さ: 4.1m 原動機:38PS(1,600rpm) ○5月 磐城セメント(浜松工場)納め U16形 ショベル1号機完成。 ○8月 フィリピン(シースブフ社)納め U06形ショベル2台完成。

          亀有工場の建設機械(昭和30-31年)

          亀有工場の建設機械(昭和29年)

          昭和29年○1月 三重県(宮川)納め 13.5tケーブルクレーン完成 巻上荷重:13.5t バケット容量4.5m3 揚程:100m スパン:290m 東京都(小河内ダム工事事務所)納め 25t418mケーブルクレーン完成。(巻上荷重日本記録品) 巻上荷重:25t 揚程:150m バケット容量:6m3 スパン:418m ○3月 ブラジル(エドマロ社)納め U06形ドラグライン完成。(この機種として同国への輸出は日本で最初) 建設省(藤原ダム工事事務所)納め U12形電

          亀有工場の建設機械(昭和29年)

          亀有工場の建設機械(昭和27~28年)

          昭和27年○4月 ビルマへU06形クローラークレーン5台輸出 (この機種として同国への輸出は日本で最初) ○6月 建設省(富山県常願寺川工事事務所)納め 1.6m3 タワーエキスカベータ完成 用途:河床掘削用 能力: 32m3/h 主塔高さ:35m スパン:365m 電動機:75kw 昭和28年○1月 九州電力(上椎葉発電所)納め 13.5t ケーブルクレーン2台完成 巻上荷重:13.5t バケット容量:4.5m3 揚程:140m スパン:490m ○3月

          亀有工場の建設機械(昭和27~28年)

          亀有工場の建設機械(昭和26年)

          昭和26年 ○2月 琉球調達庁納め 5tフック付U06形クローラクレーン4台完成 (日本最初の輸出品) ○5月 建設省(北上川工事事務所)納め 2m3 固定形タワーエキスカベータ2台完成。 ○7月 石原産業(四日市工場)納め U06形電気ショベル完成(肥料積込のショートリーチ形) ○7月 新潟県(三面開発建設部)納め 9tケーブルクレーン完成 巻上荷重:9t バケット容量:3m3 揚程:100m スパン:266m ○8月 建設省(千曲川工事事務所)納め 骨材採集用

          亀有工場の建設機械(昭和26年)

          亀有工場の建設機械(昭和24年)

          昭和24年○5月 建設省(中部地方建設局木曾川工事事務所)納め U05形ショベル第1号機完成(日本最初の小形近代ショベル) 巻上速度:25m/min バケット容量:0.5m3 走行速度:1.5km/h ブーム長さ:5.2m ○6月 建設省(富山県常願寺川工事事務所)納め 2m2 タワーエキスカベータ第1号機完成(バケット容量日本記録品) バケット容量:2m3 主塔高さ:40m 掘削能力:40m3/h スパン:350m ○11月 建設省(富山県常願寺川工事事務所)納

          亀有工場の建設機械(昭和24年)

          亀有工場の建設機械(~終戦まで)

          昭和14年○5月 満州鉄道(撫順炭礦)納め 120H 形電気ショベル(3m3)の製作に着手。 ○9月 富山県電気局(有峰堰堤)納め 13.5tケーブルクレーン2台据付完了(日本記録品) 巻上荷重:13.5t バケット容量:4.5m3 径間:390m 揚程:110 m 昭和16年○7月 日本窒素肥料(鴨緑江水力発電所陽地坪)納め 18tケーブルクレーン2台完成(巻上荷重日本記録品) 巻上荷重18t 径間520m 揚程 100 m 昭和17年○12月 満州鉄道(撫順炭

          亀有工場の建設機械(~終戦まで)