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亀有工場の建設機械(昭和30-31年)

昭和30年

○1月
ビルマ(ビルマ政府電力局)納め
U06形ショベル3台完成

○4月
U03形ショベル第1号機および第2号機完成
第1号機は昭和30年5月クローラークレーンとして勝納組に納入

巻上速度:25m/min
バケット容量:0.3m3
走行速府1.6~2.2km/h
ブーム長さ: 4.1m
原動機:38PS(1,600rpm)

○5月
磐城セメント(浜松工場)納め U16形 ショベル1号機完成。

○8月
フィリピン(シースブフ社)納め
U06形ショベル2台完成。

○12月
北海道開発局納め
F03形トラッククレーン2台完成(0.3m3サイズとして日本最初)

昭和31年

○1月
スペイン(タバコス)納め
U06形ショベル完成。 (この機種として同国への輸出は日本で最初)

○3月
大成建設納め
M03形ホイールクレーン完成(ホイールクレーンとして日本で最初)

中部電力(井川発電所)納め
10t高速ケーブルクレーン完成

巻上荷重:10t
揚程:135m
バケット容量:3m3
スパン:330m

○6月
ブラジル(エドマロ社)納め
改良形U12形ドラグライン4台完成。

○9月
北陸電力(有峰ダム工事事務所)納め
トルクコンバータ付U12形ショベル完成(トルクコンバータ付ショベルとして日本最初の製品)

T14形ブルドーザ試作完成

走行速度
【前進】
低速0~5km/h
高速 0~10.5km/h
【後進】
低速0~5km/h
高速0~10.5km/h 

最大牽引力:23,000kg
登坂能力:35°
原動機定格出力:130HP/1,800rpm
トルクコンバータ付

○10月
電源開発(秋葉発電所)納め。
23tケーブルクレーン完成(初めてトランスフアーカー打設方式を採用)

ご不明な点、疑問点があればコメントください。また、建設機械の資料がございましたら、ご一報ください。