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自慢していいんだよ、君の“役”だって(『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』2024/9/28マチネ エレファントチーム大千秋楽感想&井上芳雄さんのクリスチャンについて)
大好きな『ムーラン・ルージュ!・ザ・ミュージカル』が終わってしまいました。2年間、ほんっっとうに楽しかった。「終わらせたくない!」ってこの世の終わりみたいな気持ちで通っていたのに、実際終わってみると、当時は想像していなかったほど穏やかな気持ちです。寂しくないと言ったら嘘になるし、脳内上演は今だに継続しているけど、こんなに丁寧に、しかも大好きでこの方が居てくれたからこんなにムーランルージュを好きになってしまったんだと自覚せざるを得ない井上芳雄さんの手によって、ものすごく綺麗に終
“これはサティーンという女性の物語”たらしめる相手役という存在の奇跡(『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』2024/9/26ソワレ 望海サティーン×芳雄クリスチャン ペア千秋楽感想)
『ムーラン・ルージュ!・ザ・ミュージカル!』、始まったばかりの大阪公演も、いよいよ今日が千秋楽。そして2年続いたこのお祭りの大千秋楽ですね。昨年の初演も、今年の再演の東京公演も大阪公演も本当に楽しんで、いまだに実感が湧かないけど、とにかく楽しく終われたら良いな! その前に……ムーランルージュを楽しみ尽くしたい(特に今年は色んなキャストの組合せを観たい)という気持ちとは別で、この2人のサティーンとクリスチャンを追うことに夢中だったと言っても過言ではない。追いかけ続けた、望海風斗
20分の1の思い出だけを抱えた新参者から見た「FCイベント」、“裏切らない”10の好きポイントから紐解かせてほしいの最高だったって(井上芳雄FCイベント感想 東京8/28夜&大阪8/31夜)
「詩(レポ)は書けない、感じたまま、喋る、心に浮かんだまま」というスタンスで書いちゃうんですけど、ほんと……怖いくらいにトーク内容の詳細はあまり思い出せない。というのも私、大好きなミュージカル俳優さんとハイタッチしちゃったんですよ!2回も!詳細まで覚えてるなんて無理だよ!(開き直り) 大阪千秋楽(FCイベントなのに初日とか楽とかいう概念が生まれるのが、このイベントの巨大さを物語ってるよね)の最後に、「良いこと書いてね!」と言ってくれたのがもう…かっこいいやら愛おしいやらで…
「地獄へ堕ちるなら二人で堕ちよう」、望海サティーンと芳雄クリスチャンの“芝居の湿度”(『ムーラン・ルージュ!・ザ・ミュージカル』 東京公演4週目の感想)
初演で最も回数を観たこのペアだけど、再演は「今回のキャストが再々演で全員続投することはもうないだろう」と確信していたこともあり、初日から色々なペア、色々なキャストで観劇を重ねていたものの、ついにこの4週目は、望海風斗さんのサティーンと井上芳雄さんのクリスチャンで固定する観劇週間となった。 もう……何だろう。やっぱり好きすぎるなぁこの2人……とぼんやりしがちな週でした。 そういえば、宝塚風の非接触なキスシーンも、この週一発目からは従来通りに戻ってたなぁ。 ※以下、好きすぎ
おかえりもありがとうもおめでとうも非接触のキスシーンも(『ムーラン・ルージュ!・ザ・ミュージカル』 東京公演3週目の感想)
誰にとっても怒涛の一週間、本当にお疲れ様でした。 これを投稿した今、もう開幕何週目?始まったら想像してた以上にノンストップで公演期間が過ぎていき、いよいよ数日後に東京千秋楽を控えている中で今更感半端ないけど、3週目から振り返りをしたい!4週目はのぞよしペア固定での観劇だったけど、3週目はサティーンとクリスチャンは全ペア観れて嬉しかったな。あとは井上芳雄さんのお誕生日と、意図せず復帰公演となってしまった7/4!色々な想いが交錯した観劇週間だった。 週ごとの振り返りの書き方を
Welcome BACK to the Moulin Rouge!(『ムーラン・ルージュ!・ザ・ミュージカル』2024再演 各チーム・ペアの初日感想)
ただいま! あの夏の熱狂が蘇る…というか私タイムスリップしてるのかな?初日はそんな感覚が強かった。キャストボード撮影のために並んだり、帝国劇場の内装と外装を撮影しまくり、余裕を持って着席してプレショーを観劇し、そして開演。何もかもが懐かしいなという気持ちで埋め尽くされそうになりつつも、2024年の新しい、日本ならではの『ムーラン・ルージュ!・ザ・ミュージカル』でした。 どうして私この作品がこんなにも好きなのだろうと昨年突き詰めて考えたつもりだったけど、“豪華絢爛”の裏側に
「ミュージカル俳優」と「アーティスト」の境目 井上芳雄のA面/B面(井上芳雄byMYSELF×Greenville Concert 2024 感想)
「それってもう“人生”ってことじゃん!」って2日目の途中から感極まって泣いたりしてた。「ミュージカル俳優」の芳雄さんを圧倒的なヒーローのように思ってしまう私だけど(ダークヒーローも含めて)、『Greenville』の楽曲を歌う「アーティスト」の剥き出しな芳雄さんは心の機微が露わになっていて、中学2年生の面影が残ってるのかなと感じたりした。 芳雄さんの、ミュージカルでのセリフと歌の境目が曖昧になる瞬間とか、どちらかなんて決めなくても空間が成り立つその表現力と求心力がとても好
“赤”の呪縛とメリーバッドエンド(続・『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』 望海サティーンと芳雄クリスチャンについて)
7月上旬に書いた長文の続きです。2023年の『ムーラン・ルージュ!・ザ・ミュージカル』は、元々この二人が揃う回をメインにチケットを取っていたので、観劇回数も多かったし、相当気持ちが熱いです。そして先日の芳雄のミューへの望海さんゲスト出演&芳雄さんとの『星のさだめ』のデュエット……ありがとうございました。二人の声が重なる時に「これだ〜〜!!!(涙)」ってなり、心揺さぶられて鳥肌が立つような興奮と、あの熱狂の日を懐かしく思い涙腺が熱くなるような感動の瞬間が証明するように、やっぱり