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最終出社、ひとつの区切り。


こんばんは。
本日は、ハロウィン当日の10/31。
諸用で渋谷に行く必要があってカフェでこれを書いてるけど、外はもう地獄絵図状態。
韓国の事件が脳裏をよぎって仕方ない、僕は他人に迷惑をかける騒ぎ方が一番嫌いだ。

さて本日は、休職を経て貸与物返却や退職挨拶をする為に会社へ行ってきた。俗に言う"最終出社"だ。

オフィスに着いてから、退職の挨拶メールをコピペで作る時間はなんともバカバカしくあっけなかった。なんだか人生と少し似ている。

以前、同棲までしていた元恋人がいた。
今はもう普通に会話もするしたまに連絡も取るけど、お互い距離感はしっかり保っていた。
そんな彼女から部署内でここ半年、休職・退職する人が増加している事実を聞いた。
こんな悪い状況の中、自分は休職していて良かったとすら思ってしまった、全く嫌な人間だね。
だからそんな折、ふと心の中で祈った。

「君も元気でね。」



変な話だけど、出社していた部長や先輩、同期へ挨拶を済ませて、改めて退職を改めて思い知る。


皮肉だ。
でも感謝は伝えたかった。
でもやっぱり皮肉だ。



休職前の過酷なプロジェクトで一緒だった上司が、
退職挨拶のメールに返信をくれた。
返信する人なんているのかと、思わず吹き出してしまった。いやだって"悲しいですって"…笑
だからその人の元へ飛んでいった。そしたら、「また一緒に仕事がしたい」と言ってくれた。
その一言で今までの自分の仕事が救われた気がした。できれば在職中に感じたかったけど。
深々と頭を下げ、謝罪と感謝を述べてその場を去った。

「また気が向いたら戻ってきます。」



僕は次の仕事が決まらないまま会社を辞めて、とうとう社会的な地位が無くなった。
一人暮らしをやめて、実家にしばらく住む事にした。

全部納得して決めた。
しっかりと療養してから仕事を探そうと考えている。だから後悔はしてないし、
覚悟を決めて、"辞める"という選択をした。

周りからすると、27歳にもなって何してるの?と嘲笑されると思う。
でも僕は納得して決断したからこそ、そんな嘲笑もふわっとかわす事ができる。

仕事とは、楽しければ辛いし辛ければ辛い、
そんなもんだと思っている。
数えきれない理不尽や壁をぶち壊せるような、モチベーションが無いとダメになってしまうんだなと痛感した。

だからこそこの経験を次に活かしたいし、
自分の為にもっと自由に、そして大胆に責任を負って生きていきたい。辞める事にも勇気が必要だ。


人生が低迷していた事は間違いなかった。
ただ自分なりの破壊を繰り返しながら、前に進めるようになりたかった。

負けた時や辞める時、挫折をした時、僕を救ってくれた言葉がある。最後にそれを書いて今日はもうゆっくり眠りにつこうと思う。

それでは、良い夜を。


"負けた先で色んな人たちとの出会いがある、負けるというか挫折ではなく左折、勝ち負けではなく右左でどこまでも人生が続いていく。"

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