「貧乏人は子供産むな」に対する反論について

こんにちは、ふえんです。いつもお世話になってます。今回の話は大学とは関係ないです。

さて、とあるSNSにおいて貧乏人は子供を産むなという意見について反論している方を見つけましたが、その内容が、夫婦で決めたからだと。

ん?と思うわけです。人に生きる権利はあっても生きる義務はありません。

人生は親ガチャだという投稿を最近よく見かけます。まったくもってその通りです。大地主やマンション経営者を親に持てば、人生において不安という感情を持つことははほとんどありませんが、ゴミ山の住人を親に持てばそこから抜け出すことはほぼ不可能です。、現在の社会は、刑務所の方がましと考えて犯罪を起こす方がいらっしゃるほど生きずらいと言われています。

収入は生きやすさの一つの指標です。収入が少なくて困ることはたくさんあっても収入が多すぎて困ることはあまりありません。そして、その収入は学歴に比例するといわれています。

優生思想は現在では非難されていますが、一度生まれてしまうと優秀でない限り不安と絶望のなか、努力しても多少の所得では多くを税で天引きされてしまいまさしく搾取の体系と言わざるを得ない社会を生きていかなければならないのが現実です。

つまり、大した所得、安定した生活、優秀な遺伝子、コネ、不動産などの金のなる木のない夫婦が子供を産むことは、まさしく寄生虫の宿主が、わざわざ次の寄生対象を生み出していくのと同じです。

それでもあなたは子供を産むのでしょうか?

生まれた子供のことを考えてみてください。たいして優秀でないので学校では地味な生活。学歴社会に生まれたためやりたくもない勉強に一生の25%を費やし、勉強が終わって運よく就職できたとしてもブラック企業に人生を吸われます。日本はよほど優秀でない限り再就職が難しいので、逃げることができません。就職できなければ・・・これは筆舌に尽くしがたいものです。

夫婦で決めて子供を産んだ。当然私にそれを横から否定する権利はありません。しかし、子供を作る前に今一度考えてほしいことがあります。

あなたの子供の生きる人生は幸せなものでしょうか?

親の勝手で生まれたのにつらい人生を送らなければならない、ほしいものが手に入らない、他の人にできることが自分にはできない、逃げることも許されない。誰が生んでほしいと願ったものか。

あなた方の子供が幸せに生きること、そしてすべての人が幸せに生きることができる世の中になることを願っています。

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