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【特別に無料記事】サマソニ2022のライブレポ&色々思ったことを書くわけよ ハンパねぇ!

どうも、こんにちは
小指だけ異常にかゆくてキレ狂いそうなGPPだ
小指だけかゆいって嫌じゃない?
政治家の"記憶にございません"ぐらい嫌だわ
小指だけかゆいって拷問をさせられるような事してないと思うんだよね
タバコのポイ捨てはしてないし、タバコは2日に一箱にしているし
なんで、小指がこんなに痒いのか
あ、ちなみに足の小指ね
誰かそういうこと研究してたりしてない?
学術論文的なの出してない?
え?なに?出してないの?!
それはガチしょんぼり沈殿丸
テンアゲしたいからビニってアイス食うわ
て言うかあっし、今月の31日ハピバなんだけど!おめ誕だわ!
アマギフが欲しい
アマギフが欲しい
アマギフが欲しい
キャハハハハハハハハハハハッ!!!
グェッハハハハハハハハハハッ!!!

はい 皆さんお待たせしました
いつだって音楽ブログを書いて差し上げる当note
今回はですね…今月行って参りましたサマソニ2022の二日間のライブレポとフェスに対して思うことを書いていきたいと思います  
今回はなんと特別に無料記事です
最後まで無料で読めるなんてチョコたっぷりのトッポみたいなもんですよ
まあ、ライブレポを有料記事にしても意味ないので気軽に読んでください 次
※この記事を読んで特定のアーティストのファンの方々は良い気持ちにならない可能性があります閲覧には十分慎重になってください




・GPPは自称サマソニ親善大使

引用:SUMMER SONIC

あ、自己紹介してなかったですね
私はGPPと言います
普段は普通に働きながら音楽活動をしています
夢は音楽ライターになることです
なので日々、執筆活動に熱中しています
(普段、自己紹介なんてしないけど今回はお初の読者の方もいらっしゃると思うので一応)
そして、僕は10年近く休まずSUMMER SONICと言うフェスで遊び倒しています
世の中にはフジロッカーなんて種族が存在しますが、私は"SUMMER SONICが好きな人"です
サマソニと僕の関係は新婚夫婦のようです
冬でもサマソニのことを考えています
「SUMMER SONIC 冬の陣」とかやって欲しいもん
あ、やっぱりやって欲しくないや
あれは夏にやるから良いんだよね
布面積の少ない女子が現れるのは夏ですからね
いや、それ目的で行ってませんからね
これはブログジョークです ブロジョーです
そして!自称・サマソニ親善大使です
自称です そんなことで行政はいちいち大使なんて設けません
SUMMER SONICは2000年からスタートした海外アーティスト、邦楽アーティスト混合のブッキングで行われる大規模な都市型フェスです
日本には4大フェスと言われるモノがあります
茨城県ひたちなか市(現在は千葉市蘇我)で開催される「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」、北海道石狩市の「RISING SUN ROCK FESTIVAL」、新潟県苗場スキー場で行われる「FUJI ROCK FESTIVAL」、そして千葉県幕張と大阪の舞洲の同時開催が特徴の「SUMMER SONIC」です
どのフェスも素敵で各々で魅力がありますが…
僕はサマソニに対して異常な愛情があります
と言うのも理由は幾つかありまして…
まず、地元であると言うこと
僕は千葉市出身・在住ですから幕張は幼い頃から馴染みのある遊び場なので、そこに海外アーティストや好きな国内アーティストが一同に会するわけですから堪りませんよね
あとは何より家から近いことが良いです
皆んなは東京駅の方面に向かって満員電車に乗るわけだが、僕は蘇我方面の京葉線に乗って余裕ぶっこいて帰るだけなので最高
忘れ物してもすぐに取りに帰れます
そして、2つ目の理由としては良い意味での統一感のなさ(出演者が)です
フジロックもロッキンもライジングも出演者に統一感があるんですよね
まあ、それがどんな感じかは各フェスのサイトで確認してもらいたい限りですが…
サマソニって日本のアイドルとヨーロッパのメタルバンドとUSのラッパーとフォークシンガーが同じ日にゴチャゴチャって出る感じなんですよね
普段から音楽が雑食の人間なので、あの節操のない感じはまさに僕との相性抜群
この理由を武器に10代の頃からチケット代をバイトとかで貯めては行き続けてきました
しかし、今回のコロナ渦によって皆勤賞が守られなかったのでそれは悔しいです
と…僕のサマソニへの想いはこのへんにしてライブレポへ進んでいきたいと思います


・その前に今年のサマソニについて

焦らすなぁ…じゃないんですよ
M-1の優勝者発表ぐらい焦らすなぁ…じゃないのよ 結果発表は…CMのあとで!ズコッ
みたいなね… すいません 話が逸れた
えー 今年のサマソニなんですが、正直言うとwithコロナのフェスって意味では最大限努力をしていたと思いますので不満は特にありません(どの面線だよ、俺)

ごめんなさい クソな写真しかなくて
あんまり写真撮るの得意じゃないんですよ
絶対、指にタバコ挟んでる写真なんか必要ないだろ
今回も(毎年)写真家を目指す実弟と2人で行ったのですが、俺のスマホのギャラリーを見て一言
「俺が撮るから もういいから」とヒコロヒーぐらい低めのトーンで言われて哀しかったです
マスクをすることや声を出さないこと、非接種の為にキャッシュレス決済が推奨されていること以外は今までのサマソニと変わらなかったと思います お客さんも沢山入っていた印象でした
天気に関しても初日は夜に雨が降りましたがそれ以外は過ごしやすい陽気だったと思います
2日目は雨が降らず、暑さもそこそこでした
海外からの参加者も多くて、非常に賑わっていました めでたしめでたし
あとね…早速1つ思ったこと書いていいですか?
SNSをチラッと覗いて思ったんですけど…
てか、覗くのがいけないんですが…
結構、今回のサマソニ対して不満を述べてる方もいらっしゃったのですよ
別にサマソニの肩を持つつもりはないですけど…
・若めのスタッフの対応が曖昧だった
・動線がよく分からなかった
・中にはガイドライン守らない人もいた
などなどを呟いてる人が散見されました
だけど、今回はサマソニなりに頑張ってたと個人的には思います
ハッキリ言うとフェス自体、感染リスクが高い場所です
本当にリスクを徹底的に回避したいのであれば行かないことがベストです
あとは熱中症にかかってしまったことの怒りをフェスにぶつけてる人もいましたが…
熱中症に関しては運営側もサッシャさん(お馴染みのドイツ人の優しいサマソニおじさん)含め、司会を務めていた方々もアナウンスしているわけで、あとは自己管理なわけです
2日目の帰り際にチラッと現場の撤収作業をしてる姿が目に入りましたが、僕は「僕は本当にお疲れ様です」でしかなかったな
と言うわけで早速ライブレポ、スタートです
お待たせ(ライブレポは僕が見たアーティストのみになります そして、大阪会場にはお邪魔出来てません ご了承ください)



【8/20のライブレポ】

・Chilli Beans.

引用:音楽ナタリー

STAGE:BEACH STAGE
開演時間:11時10分

はい 初日で一番最初に見たアーティストは「Chilli Beans.」です
チリビーンズって美味いよね 
ハンバーガーとかに入ってると最高 
Chilli Beans.は2019年に結成された日本の3ピースロックバンドです
某音楽専門学校の生徒同士で組まれたバンドで最近、ジワジワと人気が出ている
音楽番組等でもプロデューサーや評論家がツギクル!的な紹介の仕方をしてるソレ
日本のポップスにインディーロックを上手く落とし込んでいるキャッチーな音楽性は好きです
島田紳助的に言えば、素敵やん
今回はオープニングアクトとしての登場だったんですが非常に良いライブをしてくれました
ステージは海のロケーションがリラックス出来る海浜幕張の浜辺に設営されたBEACH STGAE
新曲の「School」や「Tremolo」もやってくれて自然と体が踊っていました
定番の「lemonade」もやってくれて個人的には大満足
ベース担当、Maikaのリードベースはどの曲でも心地良くてずっと聴いていたくなりました
ボーカルのMotoはキャラ立ちが良くて歌っている姿を常に目で追っていました
今まで見たオープニングアクトの中ではかなり上位に食い込むライブだったと思います
思います 思いますが…
もう少しMCがしっかりすると良いのかなと…
それだけ思いました なんか学生同士のフワフワした感じが抜けてないように受け取れました
それが悪い訳じゃないんですが、ボーカルのキャラクターがハッキリしているので尚更憑依型のMCでカッコよくキメても良かったのかなと…
弟とそんなことを後で話してました
本当にそれ以外は最高でした



・Beabadoobee

引用:Rolling Stones

STAGE:MARINE STAGE
開演時間:12時30分

続きまして2組目のアーティストは「Beabadoobee」です
ビーバドゥービーです 言いにくいね
弟は最後まで言えてなかった ウケんだけど
フィリピン生まれロンドン育ち、センスいい奴大体友達な新世代SSWのBeabadoobee
世界的に人気な不良シャレオツバンド・The 1975のオープニングアクトを務め、NMEアワードではレーダー賞を受賞するなど実力は折り紙付きである
オルタナティブロックファンからすれば「こんな音楽、散々聴いてきたんですけどぉぉぉ」って感じなのは分かりますが、僕は単細胞なんでビーバ先輩にはヘコヘコついていくタイプです
ライブを披露してくれたステージはZOZOマリンスタジアムに組まれた特設ステージのMARINE STAGE
まず、開演開始までマリンスタジアムの入り口付近で並んでたんですが…
後ろに並んでた男の子4人組の会話が面白かった
その中の1人の子が彼女のファンらしくて「ビーバちゃん大好き!」と叫んでいた
それに対して友達が「きっも…」とツッコんでいて盗み聞きしていた弟が笑ってしまった
それに気付いたのかその子が「さすがに並び過ぎじゃないですかね?長いっすよね?待機!ビーバちゃん待ってて!」と謎の絡み方をしてきて、俺ら2人は「気持ち、わかるっす」と返しときました 確かに待たされてました
ライブ自体は盛り上がりましたね
主観にはなりますが、楽曲を聴くよりもライブの方がより魅力を感じられました
ライブ映えするチューンが多いんですかねぇ
いきなり話題曲の「Worth It」をやってくれたのもアガりましたね
途中、レッサーパンダのぬいぐるみ型リュックサックを背負ってキャピキャピし出して可愛かったですね ちゃんと乙女で今っぽい子
サポートメンバーの技量も確かなものがあって見ていて爽快感がありました
ただ、これは弟と話していたことなんですが…
彼女はソロプロジェクトとして動いてるので、そう考えるとライブでのサポートメンバーの主張が強過ぎた感は否めなかったですね
ここまでくると好みの話なので真剣に読まなくても良い内容ですが、ギター担当の青年が独壇場になるシーンがあったりしたんですが…
もう少しギグとしてバランスを取った方が良いのでは?なんて感想も出ました
だけど、素人目線ではありますがそもそも曲のクオリティが高過ぎるので結果オーライでした
アコースティックとパワーのあるロックの天秤のかけ方が絶妙でしたね 揺さぶられたなぁ
アジア発世界行きの女神、グッドアクトでした



・All Time Low

引用:Bandsintown

STAGE:MOUNTAIN STAGE
開演時間:15時10分(途中抜け)

まず、最初に個人的なタイムテーブルの組み方的に途中抜けせざるおえなかったので全部は見れてません すいません
All Time Lowはね…僕の青春ですよ
All Time Lowと前略プロフは青春ですよ
とにかくガレージロックやブルースロックあたりの60s〜70sの洋楽(The Rolling Stones、The Jam、Johnny Thundersなど)に出会う前はエモやポップパンクを死ぬほど聴いてました
Jimmy Eat World、Paramore、Fall Out Boy、Taking Back Sunday、Sunny Day Real Estateなどなど…挙げればキリがないですがその中でもAll Time Lowはお気に入りのバンドです
どの曲もイントロを聴く度に中学生の頃、FMラジオに食いついていた懐かしい思い出が蘇ってきます
そんなAll Time Lowのライブなんですが、なんだかんだで見るのは今回が初めて
最初に思ったのが「非常にリスニングしやすい英語の発声だな」 コレです
歌っててもMCでも英語勉強中の僕にも優しい発音なのが新鮮でした
そして、フェスにはいて欲しい盛り上げ番長だなと思いました
どの曲もテンションが上がるしお客さんの心を掴んでいるなと…
煽り方もスマートだし、客の僕たちもそれをすんなり受け入れられる一体感がヤバかった
「Sleeping In」や「Lost In Stereo」を生で聴いて思ったんですが、Rian Dawsonのドラムがタイト過ぎてPAを超えた本人の内から鳴る低音が僕の鳩尾をガンガン蹴り上げててクールでした ボーカルのAlexは20代の頃と比較しても衰えを感じない声量とピッチの安定感が素晴らしかった
彼らはボルチモア出身のバンドです
MLBファンとしてはAlexがオリオールズの試合前に国歌を披露してくれる段階で彼らにゾッコンですが、今回のライブでより好きになりました
ただ、早めに切り上げたせいで一番好きな「Dear Maria,Count Me In」が聴けなくてそれだけが悔しかったです チッキショー!



・Måneskin

引用:skream!

STAGE:MARINE STAGE
開演時間:16時30分

All Time Lowを早めに切り上げたのはこの人たちのせいです
しかし、結論から言うと早めに切り上げて良かったです マジでハンパねぇ
この段階でこんなこと書くのは間違ってるかは分かりませんが…ハッキリ言って20日のMVPは彼らでしたね(僕が見た中では)
サッシャさんもライブ前の煽りのMCで「イタリアのロックの救世主です!」と言っていたけどまさにその通りな人たち
90年代のStoner Rockの系譜も辿りつつ、時代錯誤とも言えるHR感を全面に押し出してヨーロッパのみならず世界のロックファンの魂を熱くさせている4人組
こう言うロックを待ってた!感が凄い
今はロックが冬の時代
チャートに懐古な匂いを漂わすストレートなロックが食い込むことは非常に稀
ラッパーである僕が言うのもなんですがHipHop以上に他ジャンルには頑張ってもらいたい
そんな中で彼らの登場と言ったわけです
楽曲に関してはそもそも事前に好んで聴いておりましたが、ライブは想像していた倍以上の低音で、そのパワフルさに圧倒されてしまいました
ライブの魅せ方も上手で全員が顔で楽器を演奏している 一曲も聴き逃せない緊張感もありました
ステージアクションが国内アーティストの数倍長けていたなぁって印象でした
ベーシストのヴィクトリアはベースをパーカッションのようにプレイしていて、弾くと言うより叩いてアグレッシブに演奏していて最高でした
ボーカルのダミアーノはなんでもありって感じでライブカメラに向かって挑発するかのような表情がイカしてました
代表曲の「ZITTI E BUONI」の生のリフを聴くだけで痺れましたね
全身の血液が燃えるような感覚でした
まあ、行った方は分かってると思いますがベースのヴィクトリアの某アクシデントもありましたがそれがまた気にならないぐらいライブが凄まじい(あの格好のことではなく剥がれてしまった件をアクシデントと捉えています)
弟が「途中、左からのカメラワークをメインに切り替えててカメラマンも凄いファインプレーだ」と分析しててスタッフたちの熱量もハンパねぇ!マジ、ハンパねぇ!
あと、MCではこんなこと言ってましたね
「You guys are too quiet!」
やはり、海外アーティストは煽ってくるなと笑
日本は未だにマスクあり、ディスタンスありのガチガチなガイドラインでフェスをするしかない状況ですから海外アーティストからすると見慣れない光景なのかな
それからは我々も曲によっては声出しちゃってました
ここで1つお詫びさせてください
誰にって感じですが、彼らのライブに関しては所々声を出してました
と言うか出ちゃってました
声ってよりもリアクションをとってた
うお!みたいな感じのヤツね
ガイドラインを守れてなかった部分がありました
深く反省しております
おりますが…それについて思うことはライブレポのあとに記述します
総評するとMåneskinのライブは大成功でした



・スチャダラパー

引用:Real Sound

STAGE:BEACH STAGE
開演時間:18時00分

ここでガラッとHipHopです
なんとサマソニでスチャダラパーが見れました
実は元々never young beach(GSから影響を受けた日本の常夏系バンド)が出演する予定だったんですが諸事情によってキャンセル
その代打として呼ばれたのがスチャダラパー
スチャダラパーは90年代を代表するHipHopグループでMAJOR FORCEからデビューした中では最も活躍したアーティストと言えます
過去にはアメリカのニュースクールの顔とも言えるDe La Soulのアルバムに客演で参加するなど輝かしい実績まである凄いおじさんたち
しかも、日本盤じゃなくてアルバムのオリジナルトラックに参加してるのがヤバい
さらにHipHop Clanのリトル・バード・ネイション(LB)を結成して、ハードコアな日本語ラップとはまた違ったアプローチでJapanese HipHopの礎を築いていきました
そんな彼らがやった今回のライブが代打とは思えない内容だった
正直、Måneskinの次にヤバかったのはスチャだった そんなレベルです
登場するなり「なんで皆んな裏のKing Gnu見ないの?」って笑いを誘ってて思わずニヤニヤ
LBのメンバーである脱線3のロボ宙がゲストで来てくれたことも嬉しかったけど、それ以上に90年代メドレーをやってくれたことがぶち上りポイントでした
個人的に一番好きなアルバム「5th WHEEL 2 the COACH」からB-BOYブンガクとFrom 喜怒哀楽をやってくれて熱かった
ラップをやってる身としては…
BからA!AからBへ!
東へ西へ!タフなコンビで!
ふたたびみたび旅する2人!
時に静かに!夜に昼間に!って
被せちゃったもんね 小声で
ぶっちゃけ最近のEGO-WRAPPIN'とコラボした「ミクロボーイとマクロガール」あたりをやるのかと油断してたので、BOSEがタイトルコールする度に「マジ?!」って弟の肩を殴りそうになりました
しかも、HipHopのライブを貫いていて曲間は途切れることなくDJ SHINCOがミックスして繋いでいくのでこの時間だけクラブにいるようでした
そして、極め付けは最後!
この段階では皆んなも大好きなあの曲はやってないんですよね
ほら 心のベスト10、第1位のヤツ
そこでBOSEはこんなMCをしました
「人によって心のベスト10、第1位って浮き沈みがあるんですよね だから、今のみんなにとっての心のベスト10、第1位はアレじゃないかもしれないわけですよ そうなると皆んなの今は心のベスト10、第1位は…コレじゃない?SHINCOに聞いてみよう!」
この流れで…かかったのが何故かネバヤンの「明るい未来」
みんなで「明るい未来の話〜」って大合唱がスタート?!となりかけたところで…
「といきたいところなんだけど…やっぱり…」みたいなことをBOSEが言って明るい未来をフリに使って…
今夜はブギーバック!
しかも、ちゃんとsmooth rap ver!
さらにロケーションは夕方のビーチ!
さらにさらに、その後はサマージャム"95までやってくれちゃうんだから太っ腹
言うことなし!さすが活動歴30年近いベテラン
日本のHipHopも日本のオジサンも、あちーって




・The 1975

引用:TOWER RECORDS ONLINE

STAGE:MARINE STAGE
開演時間:19時30分

最後は勿論、The 1975です
初日のヘッドライナーでございます
まあ、このバンドの説明は不要ですよね
と言いたいところですが…そうはいきませんね
イギリス・マンチェスターの大将とも言っていいThe 1975は以下のメンバーで構成されています
Vo&Gt Matthew Healy
Gt       Adam Hann
Ba       Ross MacDonald
Dr       George Daniel
彼らの2nd Albumは各メディアから野心を評価され「このアルバムのように精神に深く入り込んでくるようなレコードは、必要不可欠なものだと考えるべきだ」とNMEに言わせる程のソングライティングのセンスには思わず脱帽ですよねCoachellaやRock am Ringなどの海外の大型フェスでは鉄板の存在となりつつあり、サマソニにも何度か出演してる点から世界的な人気は紛れもない事実である
マシューの甘いマスクとロックなキャラクターはバンドのシンボルとも言えて、インディーロックとエレクトロポップの間を走るようなオリジナリティ溢れるサウンドは唯一無二である
まさに今の今を生きるバンドと言えよう
ヘッドライナーを任されることに違和感もない
そして、今回のライブですが…
結論から言うと超カッコよかったです
まずね…頭からカッコいいのよね
If You’re Too Shy(Let Me Know)からスタートしたんだけど…
いきなりマシューがビシッとスーツでキメた状態でタバコ吸ってんだよ
まあ、この手のパフォーマンスは最近のThe 1975のライブの特徴なんで驚きはないんだけど…やっぱり分かっててもエキサイトするね
照明や映像とのコンビネーションも抜群の始まり方だったな
基本、モノクロで展開された映像美も圧巻でした
モダンだったなぁ
あと、前日徹夜で何回打ち込みしたんだって考えると泣けてくるわ
※打ち込みとは照明さんが筐体のライトを何度もオンオフしてライブのシュミレーション、チェックをする地道な作業のことです
やっぱり2日目のPost Maloneのライブを見てても思ったけど、海外では随分前からトレンドとなってるシンプルなセットでの演奏は良いね
ガチャガチャしてないしさ
ほいで早めに「Chocolate」を披露
僕はこの曲が好き過ぎる
サイゼの辛味チキンぐらい好き
皆んな始まった途端、ノリノリですよ
やっぱ最近、縦ノリの音楽ばっかり聴いてたんでこの類のリズムはグッときます
この曲のギターのサスティーンを伸ばす為に使用しているBoss CS-3は名機ですね
あとは「TOOTIMETOOTIMETOOTIME」も良かったなぁ あれは楽しいよね
小さい頃、ボールプールではしゃいだ時ってまあまあ楽しかったけどさ
楽しいって良いじゃん 楽しいって深いじゃん
音源以上の価値を感じましたよ
新曲の「Happiness」もずっと聴いてたから生で感じるサウンドには感動しました
あと、何回タバコ吸うんだよ
僕もヘビースモーカーですけどライブであんだけ吸う人も中々いませんよ
途中、ライブカメラの台車の上に座ってみたりパフォーマンスも良かったですね
MCでマシューは「This time it's Best Hits Live」って言ってたけど(聴き取るの間違えてたらすいません)まさにその通りでしたね
さらに「People」も披露
この曲のメンバーの演奏が…また鋭いんだよね
研ぎまくったナイフですよ
甘いパフュームのようなセッションが続いたと思ったらこの曲をガツンと持ってくるあたり、何でも出来る無敵感満載
だけど、モッシュしたい!とかじゃない奥深いブリティッシュパンクがそこにはあったんです
そして…「The Sound」です
この曲を聴くと救われる気がする
パッと視界が開けた気がする
I know when you’re around ‘cause I know the sound
(君が側に来れば直ぐわかる、音でわかるんだ)
I know the sound, of your heart
(胸の鼓動の音でわかる)
僕の鼓動の音とこの曲のビートがシンクロする瞬間が何度かありました
ちょっとそこにいないと分からない魅力がありましたね ごめんなさい 言語化出来ないや
最後は「Give Yourself A Try」でスパッとライブが終わったのも良かったですね
ただ、1つだけ思ったのは全体を通してPAとのやり取りが上手くいってなかったのかなぁとは思いました
外音に違和感があったシーンがあったのと、モニターPAが返しの音作りに苦戦してたっぽい印象はありました(あくまでマシューのリアクションを見てですが)
しかし、ライブ演奏が素晴らしかったのでそんなことは終わり際には忘れてました
UKロック復活の夜でしたね ヤバ谷園!


今回のブログは長いのでこの汚い写真でも見て休憩してください

二重マスクで生活し過ぎて酸欠気味になり、全てがどうでもよくなっている高解像度のGPP


【8/21のライブレポ】

・羊文学

引用:THE FIRST TIMES

STAGE:SONIC STAGE
開演時間:11時00分

2日目に見た最初のアーティストは羊文学
幾度のメンバーチェンジを経て、現在の3人体制となった羊文学
東京から国産オルタナティブロックを発信し続けている3ピースバンドのライブは夢幻的でした
終始、メロドラマのような演奏には心を縛り付けていた鎖を解く力がありました
塩塚モエカの透き通った歌声で展開されるライブはリハの段階からその片鱗を見せていた
まずは最近、お気に入りの曲「光るとき」をやってくれたことに…キューブあげまーす
さらに「パーティーはすぐそこ」もやってくれました
これもまたMy Favoriteなのでキューブあげまーす
GYP、キューブ幾らあっても足りませーん
そして「OOPARTS」ですよ
前髪伸び過ぎて前が見れてないのは生活に支障がないのか?系男子でお馴染みのフクダ氏のドラムはテクい
それは知ってたんですがこの曲のハイハットのタッチは素晴らしかった
あの細かいアップダウンの奏法は巧妙です
ニューアルバムに収録されている当曲を生で聴けるのは嬉しかったなぁ
途中、MCでボーカルの塩村氏の握力が無さ過ぎてマイクスタンドの高さ調整が出来ないシーンもあり、スタッフが駆け寄ってくるくだりは微笑ましかったです
どうやら一人暮らしの中でも握力のなさを思い知らされることがあるらしい
ほいで「あいまいでいいよ」も聴けました
シンプルな8ビートとチャキチャキのギターのバッキングがワクワクを届けてくれる
場所がSONIC STAGEってこともあり、この曲との組み合わせも考えると僕たちしか知り得ない秘密のライブハウスにやって来た感が良かったです
とにかくライブ慣れしているのか安定感がありましたね
ただ、羊文学もモニターPAとの相性に戸惑いを見せていた節があったのでフェスって大変だなってのが正直な感想でした
羊文学の文学がここにあり またライブ観たいな






・KANDYTOWN

引用:EASYSCREAM

STAGE:PACIFIC STAGE
開演時間:13時20分

HipHopのライブも積極的に観なくてはいけない使命のもと生きてますからそうなるとKANDYTOWNは欠かせません
KANDYTOWNはレペゼン世田谷の大所帯HipHop Crewです
まずは僕の好きな1st Albumから「R.T.N」と「Paper Chase」をやってくれたのは嬉しかったです シンプルに好きな曲だったので心躍りましたね 自然と手が上がっちゃう感じ
リズムの取り方も無意識に1・3じゃなくて2・4になっててHipHopのスピリットが身体に入り込んでたのかもしれない
お客さんはそこまで集まってた感じはしなかったけど好きな人は観にくるよ感が逆にあって良かったです
ですが…んーーー、正直に言うと…
ライブの完成度云々ってより個々のラップスキルが上手く披露出来てなかった?みたいなモヤモヤ感がありました
あくまでお客さんとしての目線でしか語れませんがIOにしろYOUNG JUJUにしろ歌詞が聴き取れない時があって…うーんって感じでした
Gottzとかはハッキリ言葉が届いていたのでトータルで良かったんですけどね
アマチュアなりにもラップをする身としてはラップって滑舌が命だと思っているので、そこがゴニョゴニョしていると良いライブをしているって印象にならないんですよね
「One More Dance」とか曲としては好きなんだけどね…音源を越える感じがあったかと言われると…
やっぱりHipHopなんで楽器演奏がない分、オーディエンスが集中するのはラップとビートでしかないのでねぇ…
あとはメッセの箱の鳴り的にオートチューンをガンガン使うと音がゴワゴワする感じがあって、PACIFIC STAGEはMOUNTAIN STAGEみたいな広さがない分、場所との兼ね合いもあってか…
みたいな的なそれ系な
俺のいた位置も悪かったのかな?
って俺、保身的過ぎるだろ!
本音を言うと思ってた感じとは違ったライブだったかなと思いました
KANDYTOWNのファンにはごめんなさいしておきます 素人の戯言です
でも、なんやかんやで初めてKANDYTOWNのライブを見たので今回のサマソニだけでは何とも言えないから機会があればまたライブ観たいっす



・YUNGBLUD

引用:uDiscoverMusic

STAGE:MARINE STAGE
開演時間:14時20分

3組目はYUNGBLUDです
ジャンル的には1日目のAll Time Lowと戦わせたいアーティストでもある
みたいなことを思ってワクワクしながら開演を待っていたんですが…
ライブは別ジャンルでした
思わず笑ってしまいました と言うか、爆笑
YUNGBLUDはfrom Englandのソロアーティストで僕が限定的な時期に青春としていたエモやポップパンクのリバイバルをやってやろうと激っている人物で中性的かつ一昔前のエモファッションに身に纏い縦横無尽に暴れまくるルーキー
ラッパーとのコラボも頻繁に行いジャンルの垣根を超えた活躍を見るに、誰も彼のことを止めることは出来ないのである
今の消費されている"エモい"ではなくて、本来のエモを体現しているシンガーの1人です
今の時代にこのスタイルは逆にフレッシュなのかもしれない
ただ、今回のライブは度肝を抜かれた
まず、音圧が壁のようだった
ラインアレイのスピーカーからドーンとぶつかってくる音の束が重くて重くて
ライブが終わった後の耳の疲労感は良い意味でエグかったですよ
セットリスト的には満足のいく流れになっていて、「Strawberry Lipstick」から始まり「Parents」に「superdeadfriends」と攻めに攻めまくったラインナップで頭がグワングワンしました これは麻薬的ライブ
ただ、このYUNGBLUDによってサマソニのガイドラインが崩壊したと言っても良い
声出しの煽りは勿論のこと、モッシュまで促し始めたのは清々しかった
結局はモッシュが始まっちゃったよね
別にこのことを肯定はしません
でも、煽り方が上手い
(あと、この件はライブレポの後に詳しく書きます)
僕は前方エリアで見てはいましたがモッシュの輪が出来た段階でサッと後ろに下がりました
反射的に なんでしょうね、勝手に身体が反応してましたよ
感染症云々ってよりかは暑くて足も痛み始めてたんでそれどころじゃなかったのよね
とにかくお茶目な笑顔は見せるし、コンチニハって言いまくるし、飲み物はぶん投げるし、大声は要求するしやりたい放題でしたね
今回のサマソニで一番暴君だったのは間違いなくコイツだったなと
ただライブとしては最高過ぎました
Machine Gun Kelly、Travis BarkerIとコラボしている「 Think I'm OKAY」をやってくれた時は身体の細胞が覚醒しましたよ
ジャンプジャンプジャンプ
飛び跳ねて飛び跳ねて
こんなことしか書けないぐらいヤバかった
あの人のジャリジャリした声はロックだし、雑味のあるギタープレイも好みです
コロナ渦じゃなきゃ完璧なアクトでしたね
あと、結構な人が「ヤンブラ」って略してたんだけどカッコ悪くない?
「ヤンマガ」みたいじゃない?
月刊ヤングブラブラ?
普通に長い名前じゃないんだからYUNGBLUDで良いでしょ 以上




・chelmico

引用:chelmico.com

STAGE:BEACH STAGE
開演時間:15時10分

2日目もラップは耳に入れておこうと
そう思っていたのでBEACH STAGEでライブをするchelmicoのもとへ
YUNGBLUDを最後まで見てしまったせいで到着する頃には一番見ておきたかった曲「Highlight」が始まってました
まあイントロの途中からなんで何とかなりましたけど、どうやらリハでRIPの楽園ベイビーをやったみたいで…それは聴けなくて惜しい俺たち
Highlightに関しては文句なしのラップでファストラップの部分も上手くキメてました
生で聴いても音源と遜色ないクオリティでした
よくchelmicoのことをCreepy Nutsへの流れ弾的感覚でDisりのジャブを入れる人がいるけど内容は濃いと思いますよ HipHopだとは思わないとポップなだけでラップのスキルやビートセンスは高品質ですよね
その後はニューアルバムに収録されている「O・La」で振り付けありのライブをしつつ、「どうやら、私は」でしっとり仕上げる流れが良かった
どうしても振り付けだけは一緒にやりたくなかったので腕組んで見ちゃうと言う最悪なムーブをカマしたんですが弟に「なに?やんないの?きっしょ」って言われました
はい やりません やりません
昔、小学生の時にソーラン節をやらされて体育の先生に「まあ…無理すんな」って言われてから踊り恐怖症なんですよ
まあ、そんなことはいいや
そして「Meidaimae」も良かった
これも新曲ですがライブで聴いても2人のラップはスッと耳に入ってくる
RachelもMamikoもローボイスでキーも女性にしては低めなんだけど歌サビの時はまろやかになってこのコントラストがクセになるのかもしれない
あとは時間帯も夕方に差し掛かる感じでそれがまた2人の背中を押してる気がした
ほいで「ISOGA♡PEACH」
これ、ライブでは指で桃みたいな形を作ってかかげるジョジョっぽい動きをするんですけど…
Rachelが「ピーチ出荷出来ますか!」って煽っててYUNGBLUDに対して平和過ぎるのがツボでした 俺含めて何人か出荷出来てなかったけど
この曲もキラキラしたギャルいネオラップソングでこの時間だけ幕張の殺伐とした海が原宿に見えました
んで、最後は「Easy Breezy」
アニメを普段見ない僕ですらハマって一気見した「映像研には手を出すな!」の主題歌ですね
滑らかなフロウと滑舌の良さ、散りばめられたライムが変則的なビートとしっかりセッションをしていて思わず聴き入ってしまった
ライブの途中で水鉄砲が登場してくるところも王道のフェス感があって余計なことを考えない純粋なBoys&Girlsなら楽しめたこと間違いなし
でも、僕の隣に立ってた女子の二人組が終始「きゃわいいいい!」と連呼してて膝カックンしたくなった 
まあ、夏フェスを楽しんでるならそれでいっか
アハハ アハハ



・MEGAN THEE STALLION

引用:Sakura Taps Music

STAGE:MARINE STAGE
開演時間:16時55分

この人を見たくて見たくて仕方なかった人は絶対にいたはず
と言うかこの人の為にチケットを買った人もいるはず その名もMEGAN THEE STALLION
僕のヒーローアカデミアの轟が大好きなどこにでもいる普通の女の子
なんと僕の2個上 見えない 妖艶過ぎる
本当に他の国の方々って大人びてますよね
そして、ヒロアカ的に言えばこの人の個性はラップとダンスです
スペシャルゲストで幾つかのステージの転換時間に顔を出していた音楽好きの芸人・こがけんもこのMEGANがお目当てと言ってたので会場のボルテージも徐々に上がってきます
僕も次世代の最強フィメールラッパーの勇姿をこの目に焼き付けなくては帰れないと思い、頭からライブを見ることに
グラミー賞を受賞し、Cardi Bとの「WAP」が全米No.1ヒットを記録
言うことなしの女帝がどんなライブをするのか
まずは登場するなり大歓声の嵐
ガイドライン…ってなんだっけ?
しかも、衣装がセーラー服
さらに、ビーバップも驚きの変形学生服仕様
殺しにかかるような表情でオーラ全開
キラーチューンの「Body」をやった時なんか周りの女子も男子も昇天してましたね
ライブに関しては海の向こうでは当たり前のガイドボーカルありのビートに対してラップをするスタイル verse全部をラップすると言うよりかはお尻の方だけ被せるスタイル
Hookに関してはラップしない曲もありました
このスタイルに我々日本人は馴染みがあまりありませんが向こうでは普通です
なんでこの文化がプロミュージシャンの間で浸透しているのかと言うと、ここからは僕の推測にはなりますが…アメリカはパーティーの国です
ホームパーティーは当たり前です
友達を家に招いてそこがクラブ化します
その時にはDJ役がいて、HipHopをかけます
それに対してそこにいる子たちはラップを被せたりするんですよね
それの延長線上にライブがあるのかも
ただ、生のラップを少し聴くだけでアカペラでラップさせても上手いんだろうなぁって要素を感じられました
捲し立てるスタイリッシュなラップとか得意なんだろうな 波形通りって感じのね
まあ、激しいダンスありきでのラップなのでそれだけで金賞ですよね
そして、彼女はライブ中に「Are you take energy?」と叫んでいた
エナジー受け取ってるに決まってますよ!
そこからはノンストップ
バックダンサーの気合の入り方も凄まじい 
「savage」もやってくれたけど気迫が他のアーティストと段違いでしたね
「I feel so good」とも言ってたので気持ちいいライブだったことは間違いないですね
そして、熱いMCも聴けました
「あなたたちは本当に美しくて強いわよ」
こんなこと言われたら皆んな彼女についていくと思いますよ
滅多に見れないアーティストなので良い体験が出来ました
正直言って2日目のMVPだったかもしれません
意外と見ないで終わっちゃった人もいるみたいなんで見れた人は良い思い出になりましたね




・KULA SHAKER

引用:RENOTE

STAGE: MOUNTAIN STAGE
開演時間:17時25分(途中参加)

ごめんなさい 
KULA SHAKERは途中参加でした
普通に考えてMEGANを見終わってゆっくりメッセに帰ってたらそうなりますわね
東洋哲学をルーツに持つオルタナティブな90sロックバンドのKULA SHAKER
僕の生まれる一年前にデビューしたんですね
ぶっちゃけKULAに関しては書けることが少ない
と言うのもケツの2曲しか聴けてない
ちゃんと頭から見てた人のライブレポの方が濃度が高いです
ただ、「Hush」を聴けたのはデカかった
代表曲なんで最後の方に持ってくるだろうなって予想はしてたけどメッセに到着した時にちょうど始まってMARINE STAGEでの疲労が吹き飛びました シンプルに良い曲だよね
まあ、それもそのはず…
こんなの周知の事実なんで敢えて書く必要はないがカバー曲なので良いに決まってる
ただね…カバーセンスってありますよね?
そのセンスが良い 彼らはカバーセンスがある
そんなことを私の父親が言ってたような、言ってなかったような
Vo&Gtのクリスピアンの情熱的なギタープレイはさる事ながらハリーのパワフルな鍵盤使いには陽の気が舞ってたんじゃないかな
皆んなで「ナーナナー  ナーナナー  ナーナーナー」と合唱したいところだが…この日は心の中で留めておきました
そして、最後に披露したのは「Govinda」
私、GPPの本名はケイなんですけど
この曲が収録されているアルバムもKなんで引き寄せられちゃいますよね
まあ、言うてもこのアルバム通して聴いたことないんですけどね 
あとでファンに8万ぐらい包んどくか
んで、ニュースにもなってましたが…
この曲で東京オリンピックの閉会式でも美声を披露した日本人歌手のmiletがゲストとして呼ばれました その瞬間は見てましたね
miletもサマソニには出演していたのですが、彼女にとってKULA SHAKERはヒーローだったそうで夢の共演が果たせたと言うことになる
本人は「あまり記憶にない」と語っているがどんな人間だって憧れの人を目の前にしたらテンパっちゃうもんですよね
しかし、miletやりますね
あの曲って歌うのそんな簡単じゃないと思うのよ
結構拍の取り方とか難しいイメージがある
でも、歌ってのけましたね 凄い
肝が据わっていると言うかなんと言うか
メッセの中でも一番デカいステージなので色々と根性あるなと思わされました(誰目線)
最後にmiletとメンバーは抱擁を交わし、ステージを後にしました



・ASIAN KUNG-FU GENERATION

引用:Sony Music

STAGE: MOUNTAIN STAGE
開演時間:18時45分

なんだかんだライブ観たことなかったんですよ
と言うことでASIAN KUNG-FU GENERATIONのライブレポになります
アジカンの説明はアジカンです!としか言いようがないです
さすがに20代〜30代前半でアジカンを知らない人はいないと勝手に思っているので…
4人組の日本のロックバンドです!
あと、関東学院大学のサークル内でアジカンは結成されています!以上
THEフェスって感じのコテコテのソレを聴かないと雰囲気も出ないなぁと思ってチョイス
弟が異様に「アジカンが楽しみ!」とはしゃいでいたのでKULA終わりでスタンバイ
まあ、単刀直入に言うと泣いてしまいました
「え?アジカンで泣くの?」
はいはい そう言うリアクションは想定済み
どう言う流れかと言うと…
まず、皆さんは「マーチングバンド」って曲をご存知でしょうか?
2011年にリリースされたアジカンのシングル曲で当時の進研ゼミのCM曲だったんだけど…
まさに僕は高校受験の真っ只中でした
その時にこの曲を聴いて歌詞とその時の心境を照らし合わせていた

開け
心よ
何がやましくて
何故 悩ましいんだ 僕ら

光れ
言葉よ
それが魂だろう
闇を照らしてどこまでも
行け
引用:歌詞検索J-Lyric.net

この曲を生で歌うVo&Gtの後藤氏と照明の当たり具合と当時の個人的な思い出がグチャグチャになって目から汗が出てました
この前に「ソラニン」やってるせいもあって泣きに対する助走しちゃってたんだよね
そして、今の自分のおかれている心境ともサビの歌詞がバチッとハマってしまった
"闇を照らしてどこまでも 行け"
暗闇だらけの道を泥んこになりながら歩いているような生活にアジカンが光を当ててくれる
そんな気がする そんな気がする演奏をしてくれている!と熱くなってしまった
さらに新曲の「You To You」を聴けたのもグッときました
なんか全体的にライブでのテンションがベテランの域に達していて素晴らしかった
伊地知氏の小技の効いたタムワークなんかもしっかりと鼓膜に焼き付けることが出来た
そして、後藤氏はMCでこんなことを言っていた
「なんとアジカン、サマソニ17年ぶりらしいです 前回のラインナップは僕たちの後にKASABIAN→ WEEZER→ OASISだったんですよね そして、今回はKULA SHAKERとPRIMAL SCREAMに挟まれていると…
洋楽のロックに憧れた当時の後藤少年にお便りを送りたいですね」
良いことサラッと言いますね
こんなこと…僕も自分のライブで言ってみたいな





・POST MALONE

引用:udiscovermusic.jp

STAGE:MARINE STAGE
開演時間:19時50分

2日目のヘッドライナーは天下のPOST MALONEである
最後に堪能したのは彼のライブでした
ちょっと前までミートボールをフルーツだと思ってたお茶目なラッパー・POST MALONE
現在のTrapシーンを象徴する次世代ラッパーでセールスやスコアは輝かしいものがあります
このPOST MALONEもお初にお目にかかるアーティストの1人です
始まるまでドキドキでしたけど…
始まったら、速攻ぶっ飛びぃぃぃ
時間が経つのが早過ぎましたわ…
まず、最前列にいた女の子が号泣してんの
モニターで抜かれてました
好きなアーティストが目の前にいたら確かに泣いちゃうかぁ…感慨深くなってしまった
そして、海外のトレンドとも言えるどシンプルな何もないセットでのライブ
とにかく何が凄いって…
たった1人でヘッドライナーとしてのライブを完走したのです
サポートメンバー1人もいません
ラッパーのPOST MALONEがたった1人で最後までライブを完成させたのだ
これは長年サマソニに行く僕ですら観たことのないトリの景色でした
1人だけでサマソニのヘッドライナーのライブに挑むこと自体が非常に稀ですよね
セトリは「Wow」から始まり「Wrapped Around Your Finger」、「Better Now」といきなりノンストップでした
Better Nowは盛り上がったな
コロナ禍じゃなかったら大合唱でしたね
なんせサブスクで再生回数爆上げ曲ですからね
フィジカルディスタンスクソ喰らえ感が凄かった
僕はなるべくディスタンス取りましたけどね
なるべくです ですが、前方エリアにいたので不可避な部分は多少ありました
「Circles」や「Psycho」のクールダウンなレパートリーの流れも最高でした
あれはあれで皆んな黙って聴いてましたね
さらにはアコギでの弾き語りまで披露してくれました 小さな椅子に座って淡々と演奏してくれた「Go Flex」と「Stay」は流麗で音がトロッとしていました
ウィスパーな彼の歌声やラップは感情が洗われますね
そして、僕たち兄弟が大好きな曲「White Iverson」には感動しました
このIversonはA.I.の愛称でお馴染みの伝説のNBA選手・Allen Iversonのことでアメスポ好きの我々からすると聴くだけでエキサイトします
あとは今回のライブで伏線回収を完璧に実行したきっかけともなった楽曲「rockstar」が凄かった特効の炎の演出はさる事ながら弾き語りで使用したアコギを曲の途中で破壊するポスティーはまさにロックスターでした
最後、丁寧に拾ってスタッフに渡してたのは可愛かったなぁ
最後は「Congratulations」
彼の定番楽曲で締めると同時に良いタイミングで花火が上がったのは夢見心地でした
あとは総評として生声でちゃんとラップをしていたのは彼のフロウやライムの個性が知れて良かったですね
とにかく圧巻でした
以上、ライブレポでした




【今回のサマソニで思ったこと】

はい はしゃいでる僕を載せときました
ここからは今回のサマソニで僕が思ったことを書いていきたいなと思います
こちらに関しては「ライブレポに付け加えて書いて欲しい!」と言う意見が幾つかあったので急遽加筆する形となりました
項目ごとに分けて書いていきますのでよろしくお願いします


・Taka(ONE OK ROCK)の発言について

内容に棘がない感じにしたいので僕の食べた高菜滷肉飯でも見て
最初に予防線を張っておきますがこの項目では特定のアーティストをDisる目的はありません
僕の思ったことをただ書くだけです
えーと、今回まず話題に上がったのが日本の4人組ロックバンド・ONE OK ROCKのVoであるTakaが2日目に出演したMARINE STAGEでのライブのMCにおいてのある発言についてだ
先に言うと僕は彼らのライブは見ていないのでSNS上で確認した内容を記述します
(SNSは一語一句正しい情報が浮遊しているわけではないので悪しからず)

「もうどんだけ声出しても関係ねぇだろ、オレたちは夏フェス出禁になる覚悟で来た、怒られたらオレがまとめて後で全部謝るから…
やめて欲しい人達もいると思うけど、これがオレたちのやり方だから…嫌な人は息する回数減らしてみれば?」

と発言したそうです あくまで、したそうです
したそうですに僕は留めておきます
何故なら生のライブMCを見てないので
この意見に賛否両論が巻き起こり、短時間で炎上騒動になったわけです
どうやら調べると既に謝罪をしているそうなので再びほじくる内容でもない気はしますが…
この世の中の流れで事がフェードアウトしてしまうと僕の思ってることを書かざるおえなくなるので(勝手に自分がそうなっちゃうだけですが)一応綴らせて頂きます 軽く読んでください

まず…サマソニが〜とかではなくて…
このコロナ渦の状況のまま、日本国内でフェスを開催しようと思ったら地方自治体と協議してガイドラインを決めなくてはいけません
これは皆さん知ってフェスに来ていると思います
ルールはルールです 
皆んながルールを守らないと今後、開催すら危うくなります
それはロッキンやフジロックであっても同じ話です フェスと言うエンタメは非常にデリケートです カバンの中身をチェックするのも水以外の飲み物をスタジアム内に持ち込めないのも理由がちゃんとあるからです 
理由がないのにルールは決めません
で・す・が!
現に今回のサマソニでは色々なアーティストのライブでお客さんの中で声を出してる人はいたし、ディスタンスを守らない人もいたし、ノーマスクの人もいましたよね
その原因は各々のモラルの問題もありますが…
もっと大きいな原因がありませんでしたか?
それはアーティスト側の煽り、attitudeです
もっと声を出して!歌って!
モッシュしようぜ!
皆んな静か過ぎるよ!
このような煽り方をしていたのは殆どが海外アーティストでした
ですが、僕は彼らが悪いことをしたとは思ってません 別に日本の今の現状を考えると良いことしているとも思いません
何故、悪いことをしていると思わないか…
海外ではコロナ前のフェスの風景が戻りつつあるからです
そりゃあ、アメリカやイギリスでコロナ前の通常のライブで散々盛り上がって客をぶち上げてたアーティストが日本のフェスに呼ばれてライブのやり方をガラッと変えることは難しいと思います
「それでも日本式でやれや!」って意見も分かりますが…僕は厳しいと思います
MCのサッシャさんも「司会としては本音と建前の狭間にいます!」って言ってたしね
し・か・し…
今から多少矛盾したことを言いますが…
表向きはアーティストの煽りや言葉の影響力によってガイドラインを守らない人が現れたとなっていますが、本当は違うんじゃね?
何が言いたいのかというと…
皆んなが思わず声を出しちゃったりするのは
ズバリ「曲の力」なんですよ
決してスピリチュアルな話ではないですよ
声を出すとか踊っちゃうとかって言う行為って感情の動きなんですよ
反射的に出ちゃうものなんですよ
極端な話をするとカップラーメン作っててお湯で火傷しそうになったら「あつ!」って言いますよね それと一緒とは言わないけど近い内容だと思うんですよ それでも日本人はコントロールするのが上手いのでセーブ出来ちゃってるだけの話で抑えられない場合がある
それは曲の力が働いた時です
この曲を生で演奏されたら無意識に声を出してしまっていたって現象はあるはずです
では、もっとツッコミますね
今回、Taka率いるONE OK ROCKと他の海外アーティストの違いはなんだったのか
それは誘導の仕方でした
Takaは語っちゃったんだよね
語られると「え?ガイドラインは守るんじゃないの?」って反応で終わっちゃいますよ
そうではなくて海外アーティストはお客さんを上手く誘導していたわけです
曲の効果や演奏の効果を最大限に活かして「声を出させた、歌わせた、飛び跳ねさせた」わけです
凄く疑問な事があります
たまに「この曲はモッシュ・ダイブあり?」みたいな会話をしている学生とかに遭遇します
モッシュやダイブはコロナ前から禁止ですよ
でも、やっちゃってる時ありますよね
ダメだ!つってんのに
つまり、衝動的に"やっちゃうんです"
態々、準備するもんじゃないのよ
それは声出しも同じ
禁止されているから「いつ出そうか…」みたいな企みが生まれる人もいる
そもそもが感情の動きなのです
それを禁止するしないとか"語り"に入っちゃったTakaは残念だなとは思います
そもそもがそう言う現象じゃないでしょってことですよ
今回のサマソニの海外アーティストのライブでアーティストがガイドラインについて長々語るシーンなんてありませんでしたよね
確かに今の日本的にイケない煽り方はしていたが、あとは曲の力に身を任せていた
それにお客さんが応えたまでの話です
なのでTakaがダサいどうのこうのではなくて…
海外のツアー経験も豊富なONE OK ROCKならその海外アーティストたちの姿勢を上手く取り入れた形でライブをするべきだったかなと
それが出来ないのであればガイドラインに寄り添ったライブをするべきです
chelmicoなんかは「声出しはダメだからクラップで盛り上がろうね!」とか言っちゃって可愛くライブしてましたよ
覚悟がないなら中途半端なことはしないってのは一番じゃないですかね
別に今回のONE OK ROCKのライブ自体が音楽的にアウトだったとかそんなこと書きたいわけじゃないので誤解しないでくださいね
と言うかそもそも見てないので言及出来ないし
ただ、過去にワンオクが何故洋楽ファンから聴かれないのか〜的な記事は書いたので彼らの音楽性やソングライティングについて思うことはありますけどそれは今回の件とは無関係なので
そんな感じです 次



・King Gnuとマキシマム ザ ホルモンについて

またまたデリケートな内容なんで最初にお刺身定食でも見て サマソニの翌日に食べました
はい King Gnuとマキシマム ザ ホルモンね
燃えてたね この2組は心の火災保険に入ってるかな?
炎上内容としては…以下になる

・Maneskinの女性ベーシストであるヴィクトリア・デ・アンジェリスは、上半身裸にニップレスという姿を披露したわけだが、そのあと同じステージに日本のロックバンド「King Gnu」が登場しかし、ヴィクトリアを真似て、胸元にニップレスを連想させるテープをつけていた

・マキシマム・ザ・ホルモンのステージでは、リンダリンダズのカタコトの日本語MCの真似をした

これが炎上理由です
まあ、炎上しますよね 普通に考えて
まず、ホルモンに関しては何故そんなことをやったのか謎
普通にライブしたって盛り上がるバンドでしょ?
猛省しなさいよってのが皆んなの総意だね
ヴィクトリアのこの装いは世の中の差別に訴える格好で、彼女は女性の体が〝性の対象〟として見られることへの表明なんですよね
意味がちゃんとあるわけですよ
それを茶化して誰が笑いますか
笑いませんよ って話になりますが…

実は僕と弟は同じこと思ってたんですよね
「あんなカッコいいライブを自分たちの出番前にやられたら白旗上げちゃうよね」
しかも、自分たちの後はThe 1975ですよ
強力なバンドに挟まれてちゃってるわけですよ
僕ならお腹痛くなって出たくないですね
King Gnuのライブ自体は音楽的には成功で終わったらしいですがその日のベストアクトとも言っていいManeskinには完全に食われてたでしょう
もうこれ以上、そんなつまんなくて失礼なことはするなってのが皆んなの意見でしょ
まあ、今回はあんだけカッコいいManeskinのライブが見れたわけだ 俺たち幸せ者だよ
あとこの一連の流れを見ててあるバンドのことを思い出しました
それはフジロックの時のTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTです
「俺たちが日本のTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTだ!」
海外アーティストも本気のフェスで負けず劣らずのライブをしたわけでしょ?
あれを見習いなさいよ
「俺たちが日本のKing Gnuだ!」って言って余計なことしないでライブすりゃいいのに
ねぇ? ではでは次が最後




・入場規制がかかるのが邦楽アーティスト


BEACH STAGEの砂のアート
凄いよね 日本の技術力
いやねぇ…毎回サマソニ来て思うんですが入場規制のかかるアーティストが日本のバンドばっかなんですよね
これは哀しい 如何に皆んなが洋楽を聴かないかが露呈されてしまっている
転換時の客層の入れ替わりも激しくてポスティーのライブは見ずにゾロゾロと大名行列の如く帰っていくワンオクファンを見て「ちょっとぐらい見て帰れば?」と心の中で思っちゃったな
やはり海外アーティストのライブの前方には異国の方が多くて日本人が少なめだったりします
今回もVaundyとかは入場規制がかかってたけどかつてはフジロックでギチパンのライブをしたKULA SHAKERも後方は人の数が寂しかったですね
RADWIMPSを見たらレッチリを見ずにそそくさ帰っちゃったりQueens of the Stone Ageがガラガラだったりと過去にも切ない瞬間を幾度となく見てきました
毎年ね、思うんですよ
今年こそは 海外アーティストで入場規制が…
来年こそは期待しているぞ!



【サマソニって最高じゃん?】


こんな素敵な都市型フェス、他にありませんよ
毎年行くと来年も行きたくなる
そして、どのフェスも皆んなで作っているんだなと 全員参加ですよ!
スタッフの方々も演者もお客さんもプロモーターも全力ですよ
こんな素敵なフェスを失いたくない
そう思ったコロナの2年間だったでしょ?
だからメリハリをつけて楽しく音楽を味わうフェスにしていけたら良いのではないですかね
僕はサマソニの回し者でも何でもないですが
愛してやまないサマソニを今後も大切にしていきたいです
来年のヘッドライナーは誰かな?
一年中夏男、GPPでした!
最後まで読んでくださってありがとうございました!
今後も音楽ブログの方、頑張っていきます!
そして、今回の記事を通して何か心が動いてくれたら一番嬉しいです!
さて…僕は今から排水溝のぬめりを取ります
じゃあ、風邪ひくなよ バイバーイ


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