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アーティストは夢を売る仕事だから

「アーティストは夢を売る仕事だから現実感を見せちゃいけない」

誰かがそんなことを言っていたけど僕はいまいちピンとこなかった。夢は武道館や大阪城ホールやミュージックステーションみたいな大きなものだけではないはずだからだ。

「一生楽しく歌を歌い続ける」「スーパーで値段を気にせず買い物をする」そんなことでもいいし、「全国の保育園を回る歌うお兄さんになりたい」という音楽仲間もいた。

それは全然ニュースにもならずほとんどの人に気づかれることもないかもしれないけど立派な夢ではないだろうか。

夢は現実の中にあるものだと思うのだ。


僕は今おかんを通して奨学金を払っている。

音楽の仕事がたくさんもらえた時は本当に数千円レベルだけども多めに入れるようにしている。まず自分の生活ありき。それができない時もある。

今月は少しだけ多めに入れることができたけれど、本当は仕送りと呼べるぐらい送りたい。さっき少しラインをしながら悔しい気持ちと焦らずやり続けるぞという気持ちにギュッとなった。

同じようなことを今年の初めに書いたと思う。あっという間に1年の半分が終わったけれど半年前よりも少し前進したこともあるし、続けたおかげで出会いもあって変わりそうなことも出てきている。

僕の夢の一つは自分が嫌なことをやらずにいきていくこと。もう一つが周りの人を支えられる力を持つことだ。


「アーティストは夢を売る仕事だから現実感を見せちゃいけない」

そう言った人はこういうことを公に言うのが嫌いだろう。その人にとってそれは「みんなに希望を与える夢」とは呼べないのだろう。

でも僕は本気でこれをやりたいと思ってる。今は届かないけど絶対掴んでやると思っている。

夢に大きいも小さいもない。

やりたいことをできるようにするのだ。


後藤大もやってるんだな、俺も頑張ろう。
後藤大が夢叶えた!私もあきめない!

そんな風に思ってもらえるようにやっていけるのなら、それは「夢を売る仕事」だと思うのだ。そう信じてやっていくのだ。


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