不思議がいっぱい
「なんだかここちのよいもの」や「なんだかいごこちがわるいもの」の正体を解き明かすのがとても楽しい。
飲み会の席で不意に言われたことにムキになったりして、帰り道も帰った後も、布団に入ってからいつの間にか眠りにつくまでずっとそのことについて考えていることがある。
僕はどうしてあんなにかたくなになったんだろう。どうして今もこんなにモヤモヤするのだろう。
その謎をわかりたくてわかりたくてたまらないのだ。
周りのみんなも大体そんなもんなんだろうと思っていたけれど、どうも違うらしい。いちいちそんなに考えてるやつはあんまりいないと言われる。
みんな自分の心とかできごとの流れとか気にならないのかなあ。
本屋に行ってよさそうな本をパラパラめくってみると、すっと入ってくるものとそうじゃないものがある。
例えば文字は大きめ、間隔は広めの方が好きだし解説が難しく書いてあるものより語り口調でエピソードがある方が理解しやすい。
同じテーマでも直感で自然に入ってくる本を選ぶようにしている。
そうやって選んでいると著者であったりオビにコメントしている人が共通していることが増えてくる。いいなあと思っていた人同士が仲が良かったり、片方がもう片方に憧れていたなんてこともある。
どこかにつながる真ん中になにかがある。それをひとつでも多く解き明かしたい。
そんなの調べてどうするのって言われることもあるかもしれないけど、僕がおもしろければそれでいいのだ。
昨日はそんな共通の人の文章を見てどこに惹かれているのかなあと考えていたら「べつにすててもいい手紙」という答えに行き着いた。
これからその手紙についてもっと考えてみるつもりだ。
自分の文章が硬いとか押しが強いと感じるので、いいぐあいに取り入れていければいいなと思う。
こんな風に知りたい不思議がいっぱいで、ひとつ解決すればまたそこから別の謎が顔を出す。この調子だと人生が何周あっても退屈できないぞ。
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