人間味あふれる唯一無二のメディア!それがライブ配信だ!
「ライブ配信って何か違うんですよ!ほかのメディアとは!」
「何が違うって?」
「ライブ配信ってめっちゃ人間味にあふれてるんですよ!」
これが私の率直な感触です。
先日、VIDEO SALON 主催のライブ配信に関するウェビナー(オンラインセミナー)を受講してきました。
今回受講したのは「オンライン動画時代のコンテンツ量産術」という講座で、ライブ配信界では有名なヒマナイヌスタジオの川井拓也さんが講師をしてくださいました。
※ちなみにVIDEO SALON とは映像業界の方なら一度は手に取ったことがある映像制作に関する月刊誌で、玄光社さんから発行されています。
そもそもメディアってなんだろう。
Wikipediaでメディアと検索するとこう記されていました。
メディア(media)とは、情報の記録、伝達、保管などに用いられる物や装置のことである。媒体(ばいたい)などと訳されることもある。記録・保管のための媒体とコミュニケーションのための媒体とに大別することができるが、両者には重なりがある。
<Wikipediaより抜粋引用>
私たちにとってメディアと聞くと、テレビや新聞・雑誌などの手の届かない存在といったイメージがまだまだ強くあります。
なぜ手の届かないイメージがあるのか、それはテレビや新聞・雑誌が一方通行の情報発信だからです。多くの人々にとっていわゆるメディア = マスメディアのイメージが根本的にあるもの事実です。
しかしインターネット文化が高まるにつれて相互通行のメディアが発展し、自分たち自身でメディアを持つ時代に徐々に映ろうとしています。
(デジタルネイディブ世代がどんどん世の中で活躍するこれからの時代はどんどんこのイメージは変わっていくでしょう。)
情報 × 感じること = 頭に残る情報
情報があふれる毎日の中で通り過ぎる情報と頭に残る情報、2種類の情報があります。その違い何なんだろう。
みなさんは試験って受けたことありますか。大学受験、高校受験をはじめ運転免許試験など少なからず一度は受けたことのある人が多いはず。
しかし試験に合格するために得た情報って意外と今となっては身になっていないって方も多いはず。恥ずかしながら私もその中の一人です。
ではなぜせっかくあれだけ頑張って勉強したのにその後の自分にとって身になる情報として残っていない人が多いのでしょうか。
その理由はただ一つ。
感じて得ようとしていないから。
つまり心動かされていないから。
逆に心動かされて得た情報は身になり頭に残ります。
例えば好きなスポーツ選手のプロフィールや背番号って、何歳になっても覚えているでしょう。だけど社会の授業で習った歴史上の人物の名前は覚えられない。なぜなら心動かされていないから。
興味のある情報は頭に残りやすい。
例えば仲のいい友達が、鉄道が好きで自分との会話の中に日ごろからちょくちょく駅や車両の名前が出てくるといった場合、自分も何となく覚えてしまいますよね。
なぜ頭に残りやすいのか?それはその人自身に興味があるから。
興味が心動かされる要因となり、その時に得た情報は頭に残る情報と変化します。
逆に興味のない情報は必死に覚えてもスーッと時間と共に抜けてしまいます。それは興味がないので心も動かされず、そこに何も感じないからなんじぁないでしょうか。
興味とのファーストコンタクトってどこ?
見知らぬものに興味を持つ瞬間って”Vibration(波長)”が合うと感じたときなんじゃないかなぁって思います。
ビーチボーイズの名曲に「Good Vibrations」という曲があります。
この曲名の由来は作曲者であるブライアンウィルソンのお母さんが「犬は人のもつ”Vibration(波長)”を感じとり、吠えたり、吠えなかったりしているんだよ。」という口癖からヒントを得て付けたそうです。
確かに人も同じですね。
人も表情や話口調、ジェスチャー、間の取り方などの様々な要素から”Vibration(波長)”を感じ、興味を持ったり持たなかったりしています。
ライブ配信は人間の持つ”Vibration(波長)”を感じるメディア
”Vibration(波長)”って「漏れるもの」なのでどんなに着飾っても”Vibration(波長)”は人工的に作れません。人は作られた予定調和のものではなく、自然に漏れるものに共感し、人間味を感じます。つまり人は作られたものではなく、自然と「漏れるもの」から自分なりの真実を判断しようとしているのではないでしょうか。
ライブ配信は映像+音声でリアルタイムにその人の言動を見ることが出来るメディアです。画像+テキストでは感じづらかった、”Vibration(波長)”も情報と共に届けられるのが魅力です。
自分と同じ普通の人が、メディアの中でリアルタイムに情報を発信する魅力。そして興味。
今まで、専門家やタレントといった特別な人しか出ることができなかったメディアに、普通の人が出てきて、リアルタイムに画面の向こうで話しかける。それってなんだか自分たちと同じ”Vibration(波長)”が出ている気がしませんか。もちろんそこには”Vibration(波長)”が合う、合わないはありますが、何か身近に感じるもの、親近感みたいなものがライブ配信というメディアにはあります。
【ライブ配信を見ている視聴者の気持ち(こんなかんじかなぁ。)】
タレントではなく自分たちと同じ”Vibration(波長)”を感じる
↓
”Vibration(波長)”が合えば親近感を覚える
↓
親近感を感じることで興味を持つ
↓
興味があるから情報が頭に残る
見ず知らずの人の話に耳を傾ける人間味あふれるちょっと不思議な世界。
ライブ配信で見ず知らずの人の”Vibration(波長)”を感じ、聞き続けるのも、コミュニケーションをとるのもあなた次第。めっちゃ人間味があっていいじゃないですか。ただ単に情報を得るだけのメディアではなく、そこに人間味があるのがライブ配信の魅力じゃないでしょうか。
人間味があるから心動かされ、新しい世界に興味を持ち、新しい情報を手に入れることもある。オフラインの世界では当たり前のように繰り返されていたことですが、オンラインではオフラインよりも難しいのも事実。以前もnoteにまとめましたが、ライブ配信ってオンラインとオフラインの架け橋になるメディアだなぁとつくづく思います。
今大きく育とうとしている人間味あふれるメディア、ライブ配信。
誰もがメディアを持つ時代。
さぁみなさんも自分の持っている特技や情報、想いなど、ライブ配信でみんなのもとへ届けてみませんか。
P.S ヒマナイヌスタジオの川井拓也さん、技術的な面から考え方まで惜しげもなく熱心に講義して頂きありがとうございました。そして 主催のVIDEO SALONさんこの度はとっても勉強になるセミナーを開いていただきありがとうございました。 おそらく都心で行われたセミナーでしたがライブ配信のおかげで地方に住む私も参加することが出来ました。テキスト中心の情報だったらこんなに心動かされなかっただろうなぁ。Good Vibrationsしっかり感じましたよ。
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