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#育児

3歳半健診に行って悲しくなった夏とそれから

3歳半健診に行って悲しくなった夏とそれから

心の整理がついたので、2021年7月半ばに書きかけた記事の続きを書いて公開します。3歳半検診を受けた直後の日記と、6歳になった今の長男について。

7月、夏休み前の3歳半検診で長男が「引っかかった」今日は長男の3歳半検診でした。結論から言うと、個別相談を受けるか聞かれて、中途半端な終わり方が嫌だったので受けてきました。次は半年後に様子見。

長男はかなりの人見知りで、子ども大好きオーラが出ていない

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シャワー大嫌いな5歳が大泣きしなくなるまでの2年間の奮闘記

シャワー大嫌いな5歳が大泣きしなくなるまでの2年間の奮闘記

長男は大のシャワー嫌い。お風呂のたびに毎回泣き叫んでいましたが、ここのところようやく大泣きしなくなり、時々は全く泣かずに済むくらいになりました(安堵)。

かつて大絶叫の最中、「みんなどうしているんだろう…」と思って検索したら見事に「暴れる猫をお風呂に入れる方法」しか引っかからず、「人間の5歳はお風呂で大泣きしないんか」と絶望した経験があったので、ごく稀な似た境遇のママさんパパさんにちょっとでも希

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言語化できない孤独と、得体の知れない不快感

言語化できない孤独と、得体の知れない不快感

結婚してみたら、たまたま相手が外国人だった。そして「想いを言葉にできない」苦しさと「未知の場所で得体の知れない不快感と対峙する」不安を、子どもたちに先駆けて味わうことになった。

言葉の壁国際結婚したと知ると大抵の人に「会話はどうしているんですか?」と聞かれる。我が家の場合は日本語と英語、まれにインドネシア語を混ぜながら話していて、何語を話しているという意識がない。カタコトなんですよ、と言うと決ま

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卒乳できなかったあの日のこと

卒乳できなかったあの日のこと

ニコの育児は何もかもが体当たりな感じで、特に苦労したのは卒乳と寝かしつけだった。このふたつに関しては結論から言えば私は完遂できず、インドネシアの夫の家族に頼る形でようやく達成したのだった。

ニコはおっぱい大好き星人だったし、私は体調を崩しがちなワンオペ生活で添い乳での寝かしつけに頼っていた。寝不足や体力的な限界を感じて卒乳には何度も挑戦したけれど、そのたびにニコはギャン泣きし、ニコの声に敏感な夫

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ニコが生まれたときのこと

ニコが生まれたときのこと

妊娠は幸せの象徴だろうか。私にとっては違った。幸せより恐怖だった。無事に産めるかどうかという恐怖。出産の痛みに対する恐怖。かけがえのないものができてしまった恐怖。しかも、それをどれほど大切に育てたとしても、いつ失うかわからない未来への恐怖。

赤ちゃんは愛しい。最初のエコー検査で先生から「いい場所に着床してるよ、大丈夫だよ」と言われた時に、生まれる前の短く長く過酷な旅をがんばって乗り越えたんだなあ

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