剣道やれば良い子に育つ

世間でいうところのアラフィフです。生物学的にも、見た目も、性自認も男なので、一般的には…

剣道やれば良い子に育つ

世間でいうところのアラフィフです。生物学的にも、見た目も、性自認も男なので、一般的にはオッサンですね。いろいろ多趣味、といっても広く浅くなので深い話や蘊蓄はもってません。とりあえずそれなりに自信のある剣道を中心に書いていきます。適当に書いてるので、偉い先生は読まないでください。

最近の記事

昇段審査②

前回「長くなったんで一旦納めます」と締めてから、5か月以上が経ってしまいました。 「一旦」って、時間にしてどれくらいが妥当なのでしょうか。 まあ、どうでもいいですね。 実は前回の書き込み後に異動となりまして、職場も業務内容も大きく変わってしまいました。 時間の使い方も全然変わってしまったので、なかなかページを開くこともできなかったですね。 それが2月になってようやく落ち着いてきまして、そろそろ続きを書こうかな、となってきたところです。 前回どこまで書いてたかな?と見返した

    • 昇段審査①

      そろそろ秋の名古屋での昇段審査についてどうするべき(受ける?受けない?)か考える時期にきたので、ちょっと書いてみます。 まず、私の段位は六段で称号はありません。 昨年秋に七段受験の資格を得たんですが、コロナと五十肩の影響で2年以上まったくお稽古ができなかったので、さすがに無理やろう、と思い春も含め回避しました。 というか右肩が全く上がらない状態だったので、稽古不足云々の話じゃなかったんですが。 現在肩はお稽古に耐えうる状態まで戻ってるんですが、仕事の都合で稽古不足は解消さ

      • 剣道を教える、ということ

        最近はなかなか顔を出せてませんが、一応地元で少年剣道の指導員的なことをやってます。 「指導員的」と書いたのは、コロナ&50肩&仕事の都合で、3年ほど子供たちとお稽古ができてませんので。 まあ、最近はきちんと指導できてないから、といった意味です。 コロナ前までの12~3年ほどは、平日も含めそれなりに子供たちに教えてたんですよ。 で、こないだ久しぶりに顔をだすと、8割方知らない顔の子供たちになってて、ちょっと疎外感を感じましたね。 それはさておき、以前は大会や稽古会に行くと

        • 剣道を勧める理由

          当たり前なんですが、剣道って「武道」なんですよね。 で、武道って競技性よりも精神性を重視するんです。 剣道もその理念は「剣道は剣の理法の修錬による人間形成の道である」と記されています。 精神性を重視すると「精神論・根性論」に向かいがちですが、すべてがそうではありません。 まあ、そっちに行きがちな先生もいはりますが、その辺のことはまた日を改めて書こうかなと。 で、精神性の話ですが、武道全般に使われる言葉として「礼に始まり礼に終わる」というのがあります。 実はこれって、何も武

          正しい着装は大切ですよ、ってお話

          前回、お子さんには身体に合った防具を、といったお話をさせていただきました。 で今回はその着装について、思うところを書いていこうかなと思います。 まずは道着・袴。 道着はやはり前の合わせが大事ですよね。 お稽古後に前がはだけてヨレヨレ、というのはちょっとみっともないです。あれって、せっかくきっちりと合わせても、袴を穿く際にずれてしまうんでしょうね。それで緩んでしまって、終わるころには・・・。 なので袴を穿いた後に内側(袴の横から手を入れて)からしっかりと引っ張って合わせてみる

          正しい着装は大切ですよ、ってお話

          子供たちの防具選び

          正しくは「剣道具」なんだよ、と教えられたこともありますが、一般的には「防具」で通ってますよね。なので「防具」で書いていこうと思います。 剣道を始めたばかりの子供たちが、まずは初めに手にするのが竹刀ですよね。こちらは、それぞれ身長に合ったものを購入されているかと思います。で、それを持って構え・足さばき・素振り・打ち込みを繰り返し、やがて袴姿になり防具の着装、となっていくのが一般的かと。 私的には、この「初めての防具選び」って、すごく大事だと思ってます。 以前に比べれば安価に

          剣道とダイエット

          恥ずかしながら、私の現在の体重は80㎏の前半で維持されてます。 息子が生まれたころはちょうど100㎏でして、剣道を再開する1年前はおおむね90㎏でした。 それが、剣道を再開した当時は70㎏ちょうどという、1年ほど(実質5カ月程度)で約20㎏の減量を実施した状態だったんです。 別にダイエットに目覚めたわけではなく、剣道をするにあたり減量が必要だったわけでもありません。 血糖値が上がり過ぎ、知り合いのお医者さんに「ちょっと正座せえ」と怒られて、やむなく始めたものでした。 そん

          お稽古とお勉強と

          以前も書きましたが、私の息子は中学1年時に道場のお稽古は皆勤でした。 つまり、各学期のテスト期間中もお稽古に参加していたわけです。 他にも出席する子はいましたが、テスト勉強の息抜きに、といった感じで、さすがにテスト中の中学生は息子だけでした。 これには本人なりのこだわりがあった、といいますか、入会時に影響を受けた子がいたわけでして。 その子は息子より3歳年上で、息子が入会時には中学1年生でした。 そして2歳下の弟君(息子のひとつ上の学年です)がおりまして、同じように道場で

          有料
          100

          子ども達と剣道

          息子が剣道を始めたことから、約15年ぶりに剣道を再開したわけですが、当然、息子とだけワチャワチャやってたらいい、というわけにはいかず、否応なく他の子ども達にも教える機会ができてしまうわけですよね。 とにかく、小学校低学年の子どもに教えたことなんかないですから、とりあえずどうしたもんかな、と悩みました。 子どもってあんなに集中力続かないもんなんだ、と初めて知りましたから。 と同時に、すぐ遊びを作り出しますよね。 素振りとか一通り終わって打ち込みを始めると、待ってるわずかの間

          家族で剣道

          息子が地元の剣道場に通い始め、それに合わせて私も剣道を再開、言いだしっぺの妻もサポートにまわり、家族3人で剣道漬けの生活が始まりました。 「剣道漬け、てまた大袈裟な」と思われるかもしれませんが、ホンマにそうだったんです。 今思い出しても、あんな生活ようやってたなと思いますね。 入会して1年目は基本組なので、遠征なんかはありませんから、通常のお稽古だけでした。 それでも、家では素振りや打ち込みを欠かさず、休みの日には体育館を借りて親子だけで稽古をしたりしましたね。 やらせて

          剣道を再開した訳②

          当時、年長だった我が息子、幼稚園のお誕生日会で「大きくなったら剣道の強い選手になる!」と宣言したわけですが、実は剣道を始めたのは小学4年生になってからです。 小学校入学からしばらく、習い事らしいことは特にやってなかったんですが、息子に変化があったのが3年生の時ですね。 ちょくちょく保健室で休むことが多くなり、担任の先生からも家庭内での様子を聞かれたりすることがありました。 低学年の割には変に意識が高かったため、友達の中でも薄っすら浮いていたようで、深刻な状態ではないものの、

          剣道を再開した訳①

          小学1年生の終わりごろから続けていた剣道ですが、27歳のときの転職を機会にいったん離れることとなりました。 正直その頃は、剣道が嫌いで仕方なかったです。 中学を卒業してから(そういえば卒業式の次の日から高校の稽古に参加してましたね)、ずっと勝つことにこだわった剣道を続けてました。 高校生の頃はそれが当たり前だったので、なんともなかったんですが、さすがに24歳を超えると「いつまでこんなことやってるんやろ?」と思うようになりまして、とにかく楽しくなかったですね。 転職の際には

          なぜ今でも剣道を続けているのか②

          高校は地元の工業高校に進学し、バスケット部に入部するつもりだった自分が、なぜ今でも剣道を続けているのか。 自己肯定感の低かった私は、剣道については試合に勝っても「相手が弱かっただけで、俺自体そんな大したことない。」と思ってました。 なので、中3の秋に剣道部顧問の先生から「お前〇〇(県内の剣道強豪校)に行かんか。」と声をかけられたときには「え?俺そんなとこ行っていいんですか⁉」と、それはそれは驚きました。 実際、1年生のときに手も足も出なかった先輩が在籍しており「俺なんかが

          なぜ今でも剣道を続けているのか②

          なぜ今でも剣道を続けているのか①

          私自身が、剣道を始めたのは小学1年生の終わりごろでした。 きっかけは、一緒に遊んでいた友達3人がみんな始めたからです。 なので、一番最後に始めたのは私なんですが、今も続けているのは私だけなんですよね。 なぜ、私は続けてきたんでしょう? やめる機会は何度かありました。 実際、20代後半から40代初めまでの約15年間は、剣道から離れてましたから。 再開のきっかけは、ひとり息子が地元の道場に通い始めたからですが、そこはまた別の機会に。 で、やめる機会が最初に訪れたのは、中学2

          なぜ今でも剣道を続けているのか①

          初めまして

           関西のとある剣道場で指導のお手伝いをしている、現在六段で50代後半のおじさんです。昨年、昇段の機会があったのですが、50肩がひどくて見送りました。最近になって、1年続いた痛みもようやく治まり、この春からお稽古を再開しましたので、秋には七段に挑戦するつもりです。  特に自慢できる実績があるわけではなく、立派な剣士を育てたわけでもないんですが、これまでに経験したことや、剣道について思うところなんかを書き綴っていこうと思っています。  なので、現役世代や偉い先生方に有益な情報