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剣道とダイエット

恥ずかしながら、私の現在の体重は80㎏の前半で維持されてます。
息子が生まれたころはちょうど100㎏でして、剣道を再開する1年前はおおむね90㎏でした。
それが、剣道を再開した当時は70㎏ちょうどという、1年ほど(実質5カ月程度)で約20㎏の減量を実施した状態だったんです。

別にダイエットに目覚めたわけではなく、剣道をするにあたり減量が必要だったわけでもありません。
血糖値が上がり過ぎ、知り合いのお医者さんに「ちょっと正座せえ」と怒られて、やむなく始めたものでした。

そんな時期に剣道を再開することになったもんですから、いろいろ戸惑いましたね。
まず、感覚は20代後半で止まってますから、自分ではバンバン跳べるつもりだったのが、年齢的な衰えに筋力低下も加わって、まあ動けませんでした。
ちょうど、マグネットコーティングを施す前のガンダムを操ってるアムロの心境ですね。

加えて筋力も落ちてますし、体幹もユルユルだったので中学生に当たり負けしてました。
こりゃいかん、というので筋トレしつつ10㎏ばかり戻しまして、今に至っております。

そんな体重の増減話が、道場のお母さん方に「剣道はダイエットに最適らしい」といった感じで、中途半端に間違って広まってしまい、いっとき『ママさんダイエットクラス』が流行ったことがありました。
まあ、すぐになくなりましたが。

実際のところ、剣道にダイエット効果はない、と思ってます。
有酸素運動ではないですし、筋トレのように一定の負荷で筋肉の伸縮を促すような動きもないですし。
そもそも、右手と右足を前に出しておきながら、身体は正面を向きなさいとか、人体の自然な姿勢というものを無視した態勢をとらせてますもんね。
大人になって始めるとなると、しっかりと基礎を身につけなければ、体幹がブレてしまい、大きなけがにつながりかねないと思ってます。

二の腕やふくらはぎなどの引き締め効果はあるかもしれませんが、どのスポーツにも望める程度の効果かと思います。
なので世のお母様方は、かつてのスリムな体を取り戻そう、と思うならば、まずはお菓子をやめましょう。

ちなみに私が5カ月で20㎏の減量に成功した方法ですが
①摂取カロリーの見直し(1日1,800㎉に設定しました)
②毎食の記録とカロリー計算
③お菓子や清涼飲料水をやめる
④適度な運動(約7㎞のジョギング)
⑤おいしいものを食べる
を徹底的に実行しました。

ですが、これだと脂肪が一気になくなり、皮膚がダルダルになってしまい、見た目病的な痩せ方になります。
また筋トレもしてないので、筋肉がなくなり代謝もあがらず、夏でも肌寒かったです。
秋以降は足先が冷えて冷えて眠れず、湯たんぽが離せなくなりました。
さすがにこれではいかんと思って、10㎏ほど戻した次第です。

ただ、最近また数値が上がってきたので、今度はゆっくりと痩せていこうかと思っています。


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